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水道事業、工業用水道事業および下水道事業の会計決算
令和6年度の水道事業、工業用水道事業および下水道事業の決算をお知らせします。
水道事業
収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
令和7年3月末時点の給水戸数は1万4,966件、令和6年度の総有収水量(料金収入の対象となった給水量)は326万1,815㎥でした。総有収水量を前年度と比較すると23万297㎥(7.6%)の増加となりました。(令和5年度は12月分の水道料金を免除しています。)
総収益は11億8,221万円、総費用は11億6,372万円で、純利益は1,849万円となりました。
総収益のうち水道料金は7億8,070万円で、総収益の66.0%を占めています。前年度と比較して総収益は7.8%減少、総費用は0.6%増加しています。
供給単価(有収水量1㎥当たりの給水収益)は239円34銭、給水原価(水道水1㎥当たりの経費)は315円89銭で、料金回収率は75.77%となりました。
資本的支出(建設改良工事など)
資本的支出総額は7億1,040万円で、うち建設改良費は2億7,042万円、企業債償還額は4億3,998万円でした。主な建設改良事業として、生活基盤施設耐震化等交付金などを活用し、老朽管路の更新や耐震化を行いました。
工業用水道事業
収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
総収益は3,909万円、総費用は2億9,460万円で、2億5,551万円の赤字となり、前年度までの繰越欠損金と合わせ、3億2,951万円の未処理欠損金を計上しました。
資本的支出
資本的支出の総額は4,500万円で、全額企業債償還金でした。
本事業は、平成7年度から工業用水を供給先企業へ給水してきましたが、令和6年1月に供給を停止したため、令和6年度末をもって本事業を廃止し、同会計を閉鎖しました。
下水道事業
令和6年度から農業集落排水や浄化槽など、全ての下水道事業に地方公営企業法を適用し、公共下水道などと合わせて「下水道事業」として経営を統合しています。
収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
令和6年度の総排水量は319万2,724㎥でした。
総収益は20億4,876万円、総費用は18億2,734万円で2億1,757万円の純利益を計上しました。
総収益のうち下水道使用料は5億2,847万円で、総収益の25.8%、一般会計からの繰入金が10億5,935万円で51.7%を占めています。
使用料単価(有収水量1㎥あたりの使用料収入)は182円10銭、汚水処理原価(汚水1㎥当たりの経費)は629円65銭で、経費回収率は28.9%となりました。
資本的支出(建設改良工事など)
資本的支出総額15億6,444万円で、うち建設改良費は3億3,092万円、企業債償還額は12億3,352万円でした。主な建設改良事業として、長寿命化を図るための施設更新工事を行いました。また、引き続き施設の統廃合事業に取り組み、農業集落排水施設の加茂北処理区、上熊谷処理区、大島引野処理区を公共下水道へ接続するための連絡管新設事業を行いました。新たな取り組みとして、雨天時浸入水発生の疑いがあるエリアの不明水対策調査を行いました。
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お問い合わせ先
- 上下水道局 総務課
- 〒699-1333
島根県雲南市木次町下熊谷1107 - Tel 0854-42-3473
- Fax 0854-42-5129
- suidou-soumu@city.unnan.shimane.jp
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