トップ > 暮らし・手続き > 環境・ごみ・脱炭素 > 環境保全 > 3月15~16日雲南市環境会議【バイオ炭編part2】を開催しました。

ここから本文です。

3月15~16日雲南市環境会議【バイオ炭編part2】を開催しました。脱炭素に向けて

開催概要

市では、6月23日に「雲南市脱炭素宣言」を表明し、この宣言を具体的な行動につなげていくため、テーマを設け市民・事業者のみなさまと意見交換を行う場として環境会議を開催しています。
今回のテーマであるバイオ炭とは、バイオマス材を不完全燃焼(無酸素または酸素制限した条件の熱反応、熱分解)させて得た固形物です。できた固形物は炭素を多く含んでいるため土壌に埋めると長期にわたって炭素が貯留されCO2 削減に貢献することができます。
【概要】
1.会議名:雲南市環境会議【バイオ炭編part2】
2.日時:2023年3月15日(水)14時~16時、2023年3月16日(木)10時~12時
3.場所:下熊谷交流センター(1日目)、吉田町民谷651周辺(2日目)
4.発表者: 立命館大学カーボンマイナス研究室長、一般社団法人クルベジ協会代表理事 柴田 晃さん
一般社団法人クルベジ協会 主幹 小澤 史弘さん
島根県立大学地域政策学部准教授伊藤 豊さん 
株式会社ジャパンバイオファーム 代表取締役会長 小祝 政明さん
5.参加者:農業事業者および林業事業者約55名
6.内容:1日目は、土壌改良資材として「バイオ炭」を使用することについて意見交換を行いました。
「バイオ炭」を使用することで温室効果ガスを削減し、気候変動対策に貢献できる取組みについて、柴田さんに話を伺いました。Jクレジット制度※1の詳しい内容については、小澤さんにお話していただきました。
実際に大田市で「バイオ炭」を実証されている伊藤さんより、どのように地域の人と取り組んでいるのか発表していただきました。
また、農業で需要な土について必要な栄養素が数値としてわかるシステムとして、BLOFwareサービスについて小祝さんに紹介していただきました。
2日目には、無煙炭化器を2基使用して竹の炭化を実際に行いました。今回は152.6kgの竹を炭化しました。
2日間通してバイオ炭に触れて意見交換のできるよい機会となりました。
※1
J-クレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を売買可能な「クレジット」として認証する制度です。

バイオ炭について話し合う様子

2日目無煙炭化器に竹を入れる様子

無煙炭化器からできた竹炭


お問い合わせ先

市民環境部 環境政策課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1033
Fax 0854-40-1039
kankyouseisaku@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。

もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関