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9月26日環境会議【バイオ炭】を開催しました。脱炭素に向けて

開催概要

市では、6月23日に「雲南市脱炭素宣言」を表明し、この宣言を具体的な行動につなげていくため、テーマを設け市民・事業者のみなさまと意見交換を行う場として環境会議を開催しています。
今回のテーマであるバイオ炭とは、バイオマス材を不完全燃焼(無酸素または酸素制限した条件の熱反応、熱分解)させて得た固形物です。できた固形物は炭素を多く含んでいるため土壌に埋めると長期にわたって炭素が貯留されCO2 削減に貢献することができます。
今回は、バイオ炭について農業従事者、林業従事者の皆さんと環境会議を開催しました。

【概要】
1.会議名:雲南市環境会議【バイオ炭編】
2.日時:2022年9月26日(月)14時~16時
3.場所:雲南市役所2階205会議室(オンライン併用)
4.発表者: 立命館大学カーボンマイナス研究室長、一般社団法人クルベジ協会代表理事 柴田 晃(しばた あきら)さん
農研機構 農業環境部門 上級研究員 岸本 文紅(きしもと あやか)さん
島根県立大学 伊藤 豊(いとう ゆたか)さん
5.参加者:約20名
6.内容:土壌改良資材として「バイオ炭」を使用することについて意見交換を行いました。
「バイオ炭」を使用することで温室効果ガスを削減し、気候変動対策に貢献できる取組みについて、柴田晃さんと岸本文紅さんに話を伺いました。
実際に大田市で「バイオ炭」を実証されている伊藤豊さんより、炭づくりの工程やバイオ炭品質認証取得のことに併せて、今後の展望についてもお話しいただきました。
その後、参加者から、J-クレジット※1や炭の効能、実際に取組みを進める上での懸念点等、意見交換を行いました。
その中で「環境にもよく、土壌改良にもなるので参加してみたいと思う農家はいると思う。」、「こういう仕組みをわかるようPRしてほしい。」との声が寄せられました。
※1
J-クレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を売買可能な「クレジット」として認証する制度です。


お問い合わせ先

市民環境部 環境政策課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1033
Fax 0854-40-1039
kankyouseisaku@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。

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