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「共創による雲南市の脱炭素・再生可能エネルギーの推進に関する連携協定」を締結しました。エネルギー地産地消・地域経済循環に向けて

連携協定の締結について

脱炭素・再生可能エネルギーの推進に関する連携協定 写真

雲南市、株式会社シグマクシス(東京都港区)、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(東京都新宿区)、株式会社リクロスエクスパンション(東京都新宿区)、特定非営利活動法人おっちラボ(雲南市)は、「共創による雲南市の脱炭素・再生可能エネルギーの推進に関する連携協定」を締結しました。
 

連携協定の締結背景

雲南市は、2022年6月に「雲南市脱炭素宣言」を表明、2024年に2050年における温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた「脱炭素社会実現計画」を策定し、地産地消の再生可能エネルギーの導入に向けた事業体制づくりを行うこととしております。市民、事業者、行政等の協働により、新たな挑戦としてエネルギーの地産地消・地域経済循環を目指し、ビジョンを共有し経験、知見、技術を有する組織や団体との共創を通じた脱炭素・再生可能エネルギー推進に関する連携協定を締結しました。

連携協定の目的

本協定は、当事者が緊密に連携しながら互いの資源を有効に活用し、協働による活動を推進することにより、地域の諸課題に迅速かつ的確に対応し、雲南市内の地域課題解決および市民の暮らしの豊かさの創造に資することを目的としています。

連携事項

(1)  雲南市における事業構想、事業スキームのあるべき姿の取りまとめに関すること
(2)  市民や市内事業者等との共創プロセス推進に関すること
(3)  その他雲南市の脱炭素・再生可能エネルギー推進に必要と認められる事項

雲南市、各法人代表メッセージ

■ 雲南市 市長 石飛 厚志
 当市は、2022年に脱炭素宣言を表明し、本年3月には雲南市脱炭素社会実現計画を策定したところです。その基本コンセプトは「生命(いのち)と神話が息づく 持続可能なまちづくり」で、暮らしの豊かさの向上 、適応力(レジリエンス)の向上 、地域経済循環の向上 の3つの柱を補完性の原則に基づいて展開していくこととしています。
 当市は、概ね小学校区ごとの地域自主組織など、住民自治力を基盤に据えた協働のまちづくりをまちづくりの基本に据えています。さらにチャレンジ推進条例に基づき、新たな価値の創造に向けた市内外からのチャレンジを積極的に推進しています。このたびの協定により、これまで培ってきた協働力を活かしながら再生可能エネルギーの地産地消を実現し、地域力の向上、そしてまちづくりに活かしてまいります。

■ 株式会社シグマクシス 代表取締役社長 太田 寛
 シグマクシス・グループは、「Create a Beautiful Tomorrow Together(美しい明日を共に創る)」を企業理念に掲げ、未来の社会や産業の姿を構想し、企業・組織をはじめとした多様なプレイヤーとの連携による価値創造に取り組んでいます。
 この度の連携協定のもとシグマクシスは、雲南市の新たなエネルギー事業創出に向け、市民の皆様、市内事業者の皆様との共創プロセス構築をはじめ、事業のあるべき姿の検討に参画いたします。当社の強みである事業開発、プロジェクトマネジメントおよびエコシステム形成・運営などの能力を発揮し、市民が主体的に地域運営に関わる体制・文化を育んでこられた雲南市ならではの新事業の実現に貢献してまいります。
 Webサイト:https://www.sigmaxyz.com/sx/

■ 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー 代表取締役社長 星野 理彰
 NTT-MEは、地域のみなさまとともに持続可能な循環型の地域社会を実現していきたいという想いから、NTT東日本グループのパーパスである「地域循環型社会の共創」のもと、「これからのつなぐを創る」をミッションと位置づけ、お客さまや地域社会へ安心・安全・信頼のサービスを提供する「総合エンジニアリング企業」です。
 今回の連携協定においては情報通信インフラを支えてきた経験値から、地域とともに持続可能なエネルギーインフラと事業運営の雲南市としての在り方について、共に考え具体的な行動へとつなげられるよう貢献したいと考えております。この取り組みを通じ、当社としましても地域とのつながりをさらに深め、地域課題解決のあるべき姿を学び、地域とともに成長する企業を目指してまいります。
 Webサイト: https://www.ntt-me.co.jp

■ 株式会社リクロスエクスパンション 代表取締役 中嶋 崇史
 RE-Xは、コンサルティング事業の枠を超え、必要に応じて自らが事業主体も担うスピンオフ事業を展開しています。代表的な事例として、熊本県球磨村で展開している地域新電力“株式会社球磨村森電力”があります。ここでは、地域課題解決型の電力ビジネスを展開しており、環境省の脱炭素先行地域(第1回)にも選定されています。
 今回の連携協定における弊社の役割は、雲南市の脱炭素・再生可能エネルギーの推進に対して、RE-Xが積み上げてきた地域課題解決型のビジネスの事業化アプローチの経験を提供するものです。こうした経験の提供という側面と同時に、この連携協定を通じて、すでに事業化している球磨村、あさぎり町、五木村にとって有益な経験を得ることもできるものと考えております。今回の連携協定をきっかけに、地域課題解決型のビジネスの事業化アプローチを高度化し、一つでも多くの地域に貢献していきたいと考えています。
 Webサイト:https://re-x-expansion.com/

■    特定非営利活動法人おっちラボ 代表理事 小俣 健三郎
 雲南市は合併以来、全国からも注目される地域自治の取り組みを進め、近年では全世代での人材育成および企業との連携による地域課題解決に力を注いできました。その中で当法人は、地域課題解決に自ら果敢にチャレンジする市民を応援してきました。
 この度の雲南市の地産地消の再生可能エネルギー推進は、地域自治のさらなる進展に資するものであり、また経済の地域内循環を向上させ、地域課題解決の土台を強化する絶好の機会だと考えています。雲南市の「自分たちで地域課題解決を担う」という精神に照らし、できる限り市民の力を発揮できるエネルギー地産地消の仕組みを構築できるよう、市民側の議論の場をつくりながら、本協定の目的に貢献してまいります。
 特定非営利活動法人おっちラボは、地域の未来を創る人を育成する中間支援組織です。 雲南市を中心に、地域の未来を切り拓いていく人の想い・可能性をカタチにするため、「地域を元気にしたい」「もっと住んでいて楽しいまちにしたい」「地域の課題解決を仕事にしたい」という方たちの、挑戦の機会と応援し合うコミュニティをつくっています。雲南市を中心とした200名以上のローカルチャレンジャーのみなさんの活動は、仲間や地域、企業と連携しながら、地域の課題解決につながる動きや起業に繋がっています。

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お問い合わせ先

市民環境部 環境政策課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1033
Fax 0854-40-1039
kankyouseisaku@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。

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