
雲南市キャリア教育「夢発見プログラム」雲南市キャリア教育「夢発見プログラム」の説明です
雲南市キャリア教育「夢発見プログラム」
『「夢」発見プログラム』では、キャリア教育を通じ子どもたちの将来の夢や希望を育み、勤労観や職業観を育てます。
■プログラム策定の背景
雲南市キャリア教育教育目標
ふるさと雲南への誇りと将来への夢や希望をもち、すすんで社会貢献していこうとする心豊かな子どもの育成
それが・・・
将来への夢・希望へ
現状
社会的背景
- 求人状況の変動や雇用システムの変化など雇用への不安
- 不安定な景気、将来への不透明感
雲南の子どもたちの実態
- 地域の歴史文化に関心がある。(小学生:全国17%、雲南市26%)
- 将来への夢や希望を持っている。(小学生:全国66%、雲南市61%)
- 手伝いをしますか。(小学生:全国28%、雲南市23%)
- 世の中の出来事に関心がありますか。(小学生:全国25%、雲南市18%)
若者をめぐる課題
- 若者の勤労観、職業観の未成熟
- 社会人、職業人としての資質
- 自己中心性による早期離職
- 健康の基礎となる食文化の乱れ 等
国・県の方針
- 初等中等教育におけるキャリア教育の推進
- キャリア・スタートウィーク
■目指すキャリア教育の方向性

- ◇勤労観・職業観を中心に生きる力を育成します。
- 地域での本物体験を通して、将来直面するであろう様々な問題に柔軟に、かつたくましく対応し、社会人、職業人として自立できる力をつけていきます。
- ◇ふるさとを愛する子どもを育てます。
- 雲南市教育目標「ふるさとを愛し 心豊かでたくましく 未来を切り拓く 雲南市の人づくり」をめざし、雲南市の豊富な教育資源を活用し、ふるさとのよさにふれ、子どもたちが「ふるさとで生きていこう」という気持ちを持てるようにします。
- ◇地域全体で子どもたちを育て、雲南市の将来を担う世代を育てます。
- 商工業、農林業、福祉、行政等、すべての分野において、将来を担うのは子どもたちです。子どもたちは地域の教育資源に直にふれ、学校ではできない体験を積み重ねることで、社会の仕組みを知り、魅力を感じ、社会に貢献する力をつけていきます。
キャリア教育推進の4つの柱

- ◇平和と人権
- 雲南市は、長崎で被爆され、自らの著書を通し世界に平和を訴えつづけた永井隆博士のふるさとです。博士の残された「如己愛人」の精神を受け継ぎ、「いのち」「生きること」の尊さを実感させることを通して、他者の個性を尊重し、自己理解を深め、夢や希望を持って将来の生き方を考えていこうとする態度を育てます。
- ◇世の中の仕組みと勤労
- 雲南市の豊富な自然の中での体験活動や、職場体験などの社会体験学習を通して、社会の一員としての自己の存在を理解し、社会での職業や学校での学習に積極的に関わろうとする意欲や態度を育てます。

- ◇歴史と文化
- 雲南市の歴史や文化を学ぶとともに、それを守り伝えようとする人々の努力する姿にふれる学習を通して、ふるさとに誇りをもち、人のため、社会のために役立つ生き方を考えようとする態度を育てます。
- ◇生活リズムと「食」
- 雲南市の豊富な自然の中での体験活動や、職場体験などの社会体験学習を通して、社会の一員としての自己の存在を理解し、社会での職業や学校での学習に積極的に関わろうとする意欲や態度を育てます。