成年年齢引き下げ後の雲南市成人式について令和4年度以降の式典開催に関するお知らせです

成年年齢引き下げ後の成人式について

平成30年に改正された民法が令和4年4月に施行され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
雲南市では成年年齢引き下げ後の成人式の、対象年齢および開催時期について検討を進めてきました。その結果、以下のとおり決定しましたのでお知らせします。

18歳を対象とした場合、対象者となる方の多くが進学や就職を控えているため、本人だけでなく家族にも大きな負担がかかることが懸念されます。

令和2年度に雲南市内の高校に通学する高校3年生（令和4年度に20歳となる学年）の皆さんを対象にアンケートを実施したところ、これまでどおり20歳を対象に式典を開催することを希望する回答が71.3％を占めました。

20歳を対象に式典を開催することが市民の皆さんに定着していることに加え、飲酒や喫煙等の法律上の制限がなくなる年齢はこれまでどおり20歳です。このことからも、20歳が区切りの年齢であり、大人としての自覚を改めて促す機会となります。

式典の名称は、参加者にとって節目の記念式典にふさわしい名称となるよう引き続き検討を行なってまいります。

雲南市では、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年12月26日に開催した令和2年度および令和3年度成人式を除き、毎年8月14日に成人式を開催してきました。これは、冬に式典を開催する場合、積雪の影響が心配されることや、衣装が華美になって金銭的な負担が大きくなることが懸念されること等が主な理由でした。

令和2年度に高校3年生の皆さんを対象に実施したアンケートでは、1月の開催を希望する回答が8月を希望する回答を17.2％上回りました。

一方で、今年度の12月に開催した令和2年度および令和3年度成人式の対象者の皆さんに、成人式に参加しやすい時期を伺ったところ、8月が参加しやすいとする回答が全体の48.0％を占めました。

雲南市としましては、積雪の心配、参加に伴う負担の大きさ、アンケートの結果を総合的に判断し、より多くの対象者の皆さんがふるさとに集うことができる式典の開催を目指し、令和4年度以降も8月14日に式典を開催することとします。