
食中毒の予防について食中毒の予防のためには「つけない(洗う・分ける)」、「増やさない(低温で保存する)」、「やっつける(加熱調理)」が大切です。
食中毒の予防について
【食中毒注意報・食中毒警報の発表状況】
<食中毒注意報及びの警報発表>
発表はありません。
※令和7年度
夏季の食中毒注意報(0回)
夏季の食中毒警報(0回)
冬季の食中毒注意報(0回)
冬季の食中毒警報(0回)
※令和6年度
夏季の食中毒注意報(8回)
夏季の食中毒警報(0回)
冬季の食中毒注意報(1回)
冬季の食中毒警報(0回)
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島根県:夏季の食中毒注意報・警報について(トップ / くらし / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 食中毒) (shimane.lg.jp)
島根県:冬季の食中毒注意報・警報(トップ / くらし / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 食中毒) (shimane.lg.jp)
1 食中毒予防のための三原則
・食中毒の原因の90%以上は、細菌やウイルスです。(このほかに、アニサキス、きのこ、ふぐなどがあります。)なかでも、ノロウイルス、ボツリヌス菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、病原性大腸菌、腸炎ビブリオ菌などは、特に注意が必要です。
・食中毒を予防するためには、細菌などを「つけない」、「増やさない」、「やっつける」の三原則が大切です。
「食中毒予防のための三原則」
1 つけない=洗う・分ける
2 増やさない=低温で保存する
3 やっつける=加熱調理
2 食中毒を防ぐ6つのポイント
(1)買い物
・消費期限を確認する
・肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う
・肉や魚などは汁が他の食品につかないようにビニール袋に入れる
・寄り道しないで、すぐに帰る
(2)家庭での保存
・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する
・肉や魚はビニール袋や容器に入れ、他の食品に肉汁などがかからないようにする
・肉、魚、卵などを取り扱う前と後に手指を洗う
・冷蔵庫は10度以下、冷凍庫はマイナス15度以下に保つ
・冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎない
(3)下準備
・調理の前に石鹸で手を洗う
・野菜などの食材を流水で洗う
・生肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べるものや調理の済んだものにかからないようにする
・生肉や魚、卵を洗ったら手を洗う
・包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と使い分けると安全
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫や電子レンジを使用し、自然解凍は避ける
・冷凍食品は使うだけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない
・使用後のふきんやタオルは熱湯で煮沸し、しっかり乾燥させる
・使用後の調理器具はよく洗い、熱湯をかけて殺菌する
(4)調理
・調理の前に手を洗う
・肉や魚は十分に加熱し、中心部を75度以上1分間以上の過熱が目安
(5)食事
・食べる前に石鹸で手を洗う
・清潔な食器を使う
・作った料理は長時間室温に放置しない
(6)残った食品
・残った食品を扱う前にも手を洗う
・清潔な陽気に保存する
・温めなおすときも十分に加熱
・時間が経ち過ぎたものは思い切って捨てる
・ちょっとでもあやしいと思ったら食べずに捨てる
3 エコバッグを清潔に
・定期的に洗いましょう
・肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう
・エコバックに入れる順番に気を付けましょう
・食品と日用品を入れるエコバックを区別しましょう
・エコバックの持ち運びは、短時間にしましょう
4 ノロウイルスに注意
・ノロウイルスによる食中毒・感染性胃腸炎など、ご家庭等における食中毒や感染症を予防しましょう。
(1)ノロウイルスとは
・ノロウイルスはヒトの小腸の粘膜で増殖するウイルスです。
・75℃1分の加熱では病原性を失わず、消毒用アルコールに対しても抵抗性があります。
・ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、発熱です。
(2)ノロウイルスによる食中毒の予防方法
・食中毒予防の基本は、手洗いです。
・調理前、食事前、トイレの後などには、石けんを用いて、よく泡立てて洗い、流水で十分すすぎましょう。
・ノロウイルスを除去するために「2度洗い」がより効果的です。
・加熱する食品は、中心部まで十分加熱してから食べましょう。
・ノロウイルス対策の加熱条件は、中心部が85度から90度で90秒間以上が目安です。
・調理器具の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を希釈して用いましょう。熱湯消毒も効果があります。消毒用アルコールや逆性石けんはあまり効果がありません。
・タオルは、清潔なもの又はペーパータオルを使いましょう。
(3)ノロウイルスの主な感染経路
・感染したヒトが、用便後の手洗が不十分なまま調理をすると、食品がウイルスに汚染され、その食品を食べることにより感染します。
・ノロウイルスに汚染された二枚貝を生のまま、又は加熱不十分のままで食べることにより感染します。
・ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分なまま飲むことにより感染します。
(4)ノロウイルスの症状
・ウイルスが体に取り込まれてから24~48時間で発症します。
・主な症状は、下痢・吐き気・嘔吐・腹痛・発熱など風邪に似た症状です。
・10個から100個程度のウイルス粒子を摂取することで発症することもあり、感染力が極めて強い。
・感染しても全員が発症するわけではありません。
・症状が治まってからも便からウイルスが排出され、3週間程度続きます。
5 食中毒かなと思ったら
・医療機関を受診しましょう。
・症状をチェックし、家族など同時に同じ食品を食べた人の様子も見ましょう。
・嘔吐や下痢があるときは、脱水症状を防ぐため、水分補給をしましょう。ただし、医師の診察を受けるまでは、勝手に下痢止めや胃腸薬を飲むのは控えましょう。
・うつらない、うつさないために、トイレの後、便や吐いた物にさわった後には、よく手洗いと消毒をしましょう。
・食中毒にかかっているおそれのある人が使った食器や調理器具は、洗剤で洗うだけでなく、熱湯をかけて消毒をしましょう。また、下着・衣類は別に洗いましょう。
・布団等は、天日干しをしたり、シーツ・カバーなどはこまめに洗濯しましょう。
・食中毒にかかっているおそれのある人は、家族の後にお風呂に入るようにしましょう。また、湯船のお湯は毎日変え、残り湯を洗濯に使うのはやめましょう。
6 食中毒注意報・警報
・島根県では、食中毒の発生しやすい気象条件が続くことが予測される場合には、「食中毒注意報」、「食中毒警報」を発表しています。
・「食中毒注意報」、「食中毒警報」には、夏季と冬季があり、それぞれ発表の基準等が異なります。
7 その他の食中毒(毒キノコなど)
毎年、全国で毒キノコによる食中毒が発生しており、生命にかかわるような案件も発生しています。
正しい知識を身に着けて、毒キノコによる食中毒を防止しましょう。
(啓発リーフレット)島根県提供
【1】リーフレット(毒キノコに要注意!)(195KB)
【2】リーフレット(それ、毒キノコかも)(218KB)
8 リンク先
・厚生労働省 食中毒|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
毒キノコによる食中毒に注意しましょう|厚生労働省
・島根県 島根県:食中毒(トップ / 防災・安全 / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 食中毒) (shimane.lg.jp)
島根県:夏季の食中毒注意報・警報について(トップ / くらし / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 食中毒) (shimane.lg.jp)
島根県:冬季の食中毒注意報・警報(トップ / くらし / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 食中毒) (shimane.lg.jp)
島根県:きのこによる食中毒に注意しましょう!
・雲南保健所 島根県:雲南保健所(トップ / 雲南保健所) (shimane.lg.jp)
お問い合わせ先
- 健康福祉部 健康推進課
- 〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1 - Tel 0854-40-1045
- Fax 0854-40-1049
- kenkousuishin@city.unnan.shimane.jp
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