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新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和3年5月12日)

市長メッセージ

 本日(5月12日)、島根県より、県内で386例目、市内で18例目となる新型コロナウイルス感染症患者1名が確認されたとの発表がありました。

 この患者さんは、雲南市在住で、年代・性別は非公表、症状は「軽症」とされております。

 罹患されました方に、心よりお見舞い申し上げます。

 この患者は、343例目の患者さんの接触者で、健康観察中の5月10日(月)に症状がでたため、医療機関を受診し、「陽性」が確認されたものです。この患者さんは、4月29日以降、健康観察中のため自宅待機しておられ、不特定多数の方との接触はありません。

 島根県では、接触があった方についてPCR検査など必要な検査を実施されています。

 雲南保健所において行動歴は把握されておりますので、市民の皆様におかれましては、不安を感じられる方もあると思われますが、島根県と連携し感染拡大防止に全力で取り組んでまいりますので、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、島根県が公表されている内容を超える内容は事実とは限りませんので、冷静な対応をお願いいたします。

 また、雲南市内の公共施設、保育所・幼稚園・こども園・児童クラブ・小中学校は通常どおりの対応とします。

 全国的に感染者の発生が増加しており、県内においても、感染事例が続いて確認されております。また、変異株であっても、基本的な感染予防策はこれまでと同様に有効であり、継続的な感染対策の実施が必要です。

 職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起している、「5つの場面(飲食を伴う懇親会等、大人数の長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、引き続き、「3つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」など、基本的な感染対策の実践をお願いします。また、島根県が5月10日に県民の皆様にお願いされている「緊急事態措置を実施すべき区域との往来を控えること」「都道府県が住民に対して、不要不急の外出自粛や県境を越えた不要不急の移動の自粛を要請している地域との往来については、慎重に判断していただくこと」についてもお願いいたします。

 単身赴任中のご家族など、自宅等に県外から帰省された方がいる場合には、家庭でできる感染予防対策、具体的には、

(1) 会話をする時は自宅でもマスクを着用

(2) ドアノブや電気のスイッチなど手で触れる共用部分の消毒

(3) 石けんでのこまめな手洗いやアルコール消毒

(4) 窓を開けておくなど定期的な換気

(5) 寝室を分ける

(6) 洗面所等のタオルやコップを共有しない

(7) 大皿の料理を避け、食器や箸等を共有しない

などの徹底をお願いします。

 各職場におかれては、従業員の日々の健康状態の把握に留意し、発熱等の症状があった場合は、必ず申告するように呼びかけ、体調がすぐれない場合は速やかに医療機関への受診を促すなど、従業員の健康管理に努めるようお願いいたします。

 感染拡大防止のため、発熱等の症状があった場合は、まずは、かかりつけ医又は健康相談コールセンターにご連絡いただき、早めに受診していただきますよう、お願いいたします。

 なお、新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。感染された方の情報の憶測や偏見、差別などの行動は厳に慎んでいただきますよう、人権に配慮した思いやりのある行動を併せてお願いいたします。

 令和3年5月12日

 

雲南市長 石飛 厚志 


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