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新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和3年4月28日)

市長メッセージ

 本日(4月28日)、島根県より、県内で340~343例目(うち、341例目は松江市在住者)市内で12~14例目(市外在住者を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者4名が確認されたとの発表がありました。

 4名の方は、雲南市及び松江市在住で、年代・性別は非公表、症状は「軽症」または「症状なし」とされております。

 罹患されました方に、心よりお見舞い申し上げます。

 4名の患者さんは、4月27日(火)に陽性が発表された市内11例目の患者さんの接触者として4月27日(火)に検査を実施され陽性が判明したものです。このうち、3名は市内11例目の患者さんと同じ場所で勤務しておられます。4名の患者さんから、他の方に感染する可能性がある期間での仕事及び日常生活での接触者は特定されています。島根県では、接触があった方についてPCR検査など必要な検査を実施されています。

 雲南保健所において行動歴は把握されておりますので、市民の皆様におかれましては、不安を感じられる方もあると思われますが、島根県と連携し感染拡大防止に全力で取り組んでまいりますので、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、島根県が公表されている内容を超える内容は事実とは限りませんので、冷静な対応をお願いいたします。

 また、雲南市内の公共施設、保育所・幼稚園・こども園・児童クラブ・小中学校は通常どおりの対応とします。

 全国的に感染者の発生が増加しており、県内においても、感染事例が続いて確認されております。また、変異株であっても、基本的な感染予防策はこれまでと同様に有効であり、継続的な感染対策の実施が必要です。

 職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起している、「5つの場面(飲食を伴う懇親会等、大人数の長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、引き続き、「3つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」など、基本的な感染対策の実践と、島根県が、「往来を慎重に判断すること」として県民に要請されている地域については「知事からのメッセージ 令和3年4月28日 島根県からの県民の皆様へのお願い」に基づき行動をいただきますようお願いいたします。

 様々な検討して頂いた結果、県外から帰省して、実家等で生活を共にする場合にも、感染リスクが高まる「5つの場面」に注意するとともに「基本的な感染対策」を徹底してください。

 県外から帰省された方については、実家等では、家庭内でできる感染予防対策、具体的には、

(1) 会話をする時は自宅でもマスクを着用

(2) ドアノブや電気のスイッチなど手で触れる共用部分の消毒

(3) 石けんでのこまめな手洗いやアルコール消毒

(4) 窓を開けておくなど定期的な換気

(5) 寝室を分ける

(6) 洗面所等のタオルやコップを共有しない

(7) 大皿の料理を避け、食器や箸等を共有しない

などの徹底をお願いします。

 各職場におかれては、従業員の日々の健康状態の把握に留意し、発熱等の症状があった場合は、必ず申告するように呼びかけ、体調がすぐれない場合は速やかに医療機関への受診を促すなど、従業員の健康管理に努めるようお願いいたします。

 感染拡大防止のため、発熱等の症状があった場合は、まずは、かかりつけ医又は健康相談コールセンターにご連絡いただき、早めに受診していただきますよう、お願いいたします。

 なお、新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。感染された方の情報の憶測や偏見、差別などの行動は厳に慎んでいただきますよう、人権に配慮した思いやりのある行動を併せてお願いいたします。

 令和3年4月28日

 

雲南市長 石飛 厚志 


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