トップ > 健康・福祉 > 保健・医療 > インフルエンザ・感染症 > 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

ここから本文です。

新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和3年2月23日)

市長メッセージ

 本日(2月23日)、島根県より、県内で282例目、市内で8例目となる新型コロナウイルス感染症患者1名が確認されたとの発表がありました。

 この方は、雲南市在住で、年代・性別は非公表で症状は軽症であります。

 罹患されました方に、心よりお見舞い申し上げ、早期の回復をお祈り申し上げます。

 なお、この患者さんは雲南市立病院に勤務し、新型コロナウイルス感染症の入院患者さんを受け入れる病棟に勤務する方です。20日に倦怠感や頭痛の症状があり、22日にPCR検査を実施し、陽性が判明しました。これを受けて、同じ病棟に勤務する職員や接触がある職員及び当該病棟に入院中の患者さんへのPCR検査を実施し、今のところすべて陰性であることを確認しています。また、接触者は特定できており、接触があった方については、本日から検体を採取し、速やかにPCR検査など必要な検査を実施されます。

 雲南保健所において、行動歴は把握されておりますので、市民の皆様におかれましては、不安を感じられる方もあると思われますが、島根県と連携し感染拡大防止に全力で取り組んでまいりますので、過剰な心配をせず、冷静な対応をお願いいたします。

 なお、雲南市立病院においては、職員に対する感染防止対策の再教育を行うとともに、新型コロナウイルス感染症に対する管理体制を検証し、市民の皆様の信頼回復に努めて参ります。感染症病床は、いったん閉鎖しますが、

 〇感染した職員と接触があった方は特定できていること

 〇同じ病棟に勤務する職員や接触のあった職員、当該病棟に入院中の患者さんはすべて陰性であったこと

 〇この職員は他の部署での勤務実績はなく、当該病棟以外の患者さんとの接触もないことから、外来及び当該病棟以外での入院診療は通常通り行うこととします。

 また、雲南市内の公共施設、保育所・幼稚園・こども園・児童クラブ・小中学校は通常どおりの対応とします。

 市民の皆様には、引き続き、「3つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」など、基本的な感染対策の実践と、感染拡大地域への移動の際には、自分の身を守る対策に努めるなど、感染を防止する行動をお願いいたします。

 発熱・咳・鼻づまり・強い倦怠感など、風邪や花粉症のような症状は、新型コロナウイルス感染症との区別が難しいとされています。

 このような体調不良時には、仕事や学校を休んでいただくことが、感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。

 自己判断せず、まずはかかりつけ医や健康相談コールセンターに電話で相談のうえ、受診いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

 なお、新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。感染された方の情報の憶測や偏見、差別などの行動は厳に慎んでいただきますよう、人権に配慮した思いやりのある行動を併せてお願いいたします。

 令和3年2月23日

 

雲南市長 石飛 厚志 


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関