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新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和2年8月4日)

市長メッセージ

 すでにご承知のとおり、7月に雲南市職員3名が新型コロナウイルスに感染しました。

 市民の皆様に大変なご心配とご不便、そして事業者の皆様の多大なるご心労に対しまして、重く受け止めているところでございます。

 このことを受け、本庁舎に勤務する職員、関係機関等の皆様、濃厚接触者を含む接触者及び市役所3階に来庁され不安を感じられた方についても島根県により検査が実施され、全員が陰性であるとの報告を受けているところであります。

 感染者の情報、行動歴については、市民の皆様からもっと詳しく情報の開示をすべきだとの声がありますが、このことについては、「感染症に関する法律」に基づき、島根県が発生の状況、動向及び原因の調査を行われるものであり、市としてはその調査に協力を行って参りました。

 報道発表される内容につきましては、島根県が感染拡大防止のために県民に伝える必要があると判断された内容を公表されており、本人の特定につながる可能性がある情報は非公表とされております。

 これは、共同記者会見の中でも知事が発言されておりますが、「個人を特定する行為や、真実に基づかない誹謗中傷が広がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念される。」ことからであります。

 したがいまして、感染者の勤務先である市役所としても、島根県の調査に積極的に協力をして参りましたが、感染者にかかる公表される情報については島根県が発表されるもの以上のものを公表してはならないことになっていることをご理解頂きますようお願いいたします。

 市役所におきましては、市民の皆様に安心して来庁いただけるよう、今後も継続して、毎日の健康管理や消毒、間仕切りの設置などの感染リスクを抑えるための取り組みを徹底し、感染防止対策に全力で取り組んで参ります。

 申し上げるまでもなく、コロナの感染はいつどこで誰が感染するかわかりません。したがって、この度の感染は、感染者本人には責任がないことをご理解いただきますようお願いいたします。

 今後とも市民の皆様には、県及び市が発信する正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いするとともに、個人情報の詮索や誹謗中傷などの行為を行わないようにお願いいたします。

 令和2年8月4日

 

雲南市長 速水 雄一 


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