
令和6年度雲南市戦没者追悼式を挙行しました令和6年度雲南市戦没者追悼式に関するお知らせです。
令和6年度雲南市戦没者追悼式
先の大戦において亡くなられた2,354柱の御霊を追悼するとともに、世界の恒久平和を祈念する雲南市戦没者追悼式を木次経済文化会館チェリヴァホールで、ご遺族の皆さんなど約230人の参列のもと厳かに執り行いました。
参列者全員で黙とうを捧げた後、石飛市長が「世界に目を向ければ、ウクライナ戦争も二年以上が経過し、イスラエル・パレスチナ戦争をはじめ、世界各地で紛争や内戦が続いている。国際情勢が対立を深めつつあるこうした時代においては、平和教育が重要となる。世界の恒久平和への願いが広く、末永く伝わっていくよう、平和への願いを言葉にして、世界へ発信し続ける」と追悼のことばを述べ、献花を行いました。
続けて、雲南市遺族会の難波幸夫会長が「ロシアによるウクライナ侵攻、中東の戦乱・紛争は、毎日報道されている現況である。私たち戦没者遺族は、戦争は遠い過去の歴史的出来事でなく今も身近にあることを再認識し、世界恒久平和実現に、戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継ぐ社会的責任を痛感している。雲南市とともに、核兵器の廃絶、世界平和実現のため、渾身の努力をしていく」と述べられたほか、遺族代表、来賓の方々の献花などが行われ、会場全体で平和への誓いを新たにしました。
また、平和学習の一環として参列した斐伊小学校と寺領小学校の6年生28人は、式典後「平和展示会」を見学し、雲南市遺族会の方から戦時中の人々の様子や硫黄島での戦い、戦後の遺骨収集の話などを聴きました。見学を終えた児童は、「昔の日本はたいへんだったと感じました」と話してくれました。

▲追悼のことばを述べる難波会長

▲遺族会の方から話を聴く児童
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