令和5年度の戦没者追悼式の様子について令和5年度の式典の概要を掲載しています。
令和5年度雲南市戦没者追悼式
先の大戦において亡くなられた2,354柱の御霊を追悼するとともに、世界の恒久平和を祈念する雲南市戦没者追悼式を10月25日(水)に三刀屋文化体育館アスパルで、ご遺族の皆さんなど約180人の参列のもと厳かに執り行いました。
来場者全員で黙とうを捧げた後、石飛市長が「今日の日本の平和と繁栄は、戦没者の方々の尊い犠牲と、そのご遺族の皆さんのたゆまぬ努力の上に築かれていることを、私たちは改めて認識し、先人の方々に対する感謝と畏敬の念を抱き、未来永劫語り継いでいく責任があることを自覚しなければならない。平和への願いを言葉にして世界へ発信し続け、世界平和の実現に努める」と追悼のことばを述べ、献花を行いました。
また、雲南市遺族会の難波幸夫会長が「世界に目を向ければ、いまだに紛争は発生し、目を覆いたくなる報道が毎日されている。ここに私たち遺族は、戦争は遠い歴史的出来事でなく身近にあることを再認識し、世界恒久平和実現に向け、戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継がなければならない社会的責任を痛感している。雲南市とともに、核兵器の廃絶、世界平和の実現のため努力していく」と述べられたほか、遺族代表、来賓の方々の献花等が行われ、会場全体で平和への誓いを新たにしました。
式典終了後には、市遺族会の主催により、永年遺族会活動に尽力され会の発展に寄与された方々の功績を称える表彰式が行われました。
▲追悼のことばを述べる難波会長
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