
令和7年度の雲南市戦没者追悼式の様子について令和7年度雲南市戦没者追悼式に関するお知らせです。
令和7年度雲南市戦没者追悼式
戦後80年の節目にあたり、先の大戦において亡くなられた2,354柱の御霊を追悼するとともに、世界の恒久平和を祈念する雲南市戦没者追悼式を木次経済文化会館チェリヴァホールで、ご遺族の皆さんなど約240人の参列のもと厳かに執り行いました。
参列者全員で黙とうを捧げた後、石飛市長が「世界に目を向ければ、ロシアによるウクライナ侵攻は三年以上が経過し、中東での戦火拡大をはじめ、世界各地で紛争や内戦が続いている。国際情勢が対立を深めつつあるこうした時代においては、平和教育が重要となる。世界の恒久平和への願いが広く、末永く伝わっていくよう、平和への願いを言葉にして、世界へ発信し続ける」と追悼のことばを述べ、献花を行いました。
続けて、雲南市遺族会の難波幸夫会長が「ロシア・ウクライナ、イラン等の中東情勢では戦火が繰り返され、連日報道されるなど、世界情勢は刻々と変化している。私たちは、戦争は遠い過去の歴史的出来事でなく身近にあることを再認識し、平和の尊さを語り継ぐ社会的責任を痛感している。雲南市とともに、核兵器の廃絶と世界平和実現のため、努力していく」と述べられたほか、遺族代表、来賓の方々の献花などが行われ、会場全体で世界の恒久平和を祈念しました。
また、平和学習の一環として参列した木次小学校、西日登小学校、田井小学校の6年生47人は、式典後、戦後80年記念事業として開催された「平和講演会」を聴講したり、「平和展示会」を見学したりしました。児童からは、「今はふつうに授業を受けられているけど、戦争中は学校でも訓練をして、戦場に行くということに怖さを感じた。」などと話してくれました。
▲追悼のことばを述べる石飛市長

▲平和講演会の様子(講師 知覧特攻平和会館 語り部 川床 剛 氏)

▲平和展を見学する児童
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