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團野八兵衛家伝来資料一式を雲南市指定有形文化財に指定しました

團野八兵衛家伝来資料一式

 木次町に所在する團野八兵衛家伝来資料一式を雲南市指定有形文化財に指定しました。
 指定対象は、團野家文書28点、用具類(加工具)10点、幟1点です。
 團野八兵衛は、近世出雲国の堅石(かたいし)加工職人の一人としてその名が知られています。
 初代の八兵衛は、和泉国に生まれた泉州石工で、木次に移り住み、享保16 年(1731)には松江藩主松平家墓所月照寺にある松江松平家5 代宣維の墓碑、墓石塔を製作しました。この功績によって、八兵衛は堅石加工の石工として藩から棟梁格を命じられます。それから、團野家では代々八兵衛を名乗り、6 代宗衍、7 代治郷、8 代齊恒、9 代齊齋(齊貴)の墓石塔を製作しました。
出雲国産の花崗岩類を利用した石造物は、初代石工八兵衛が活躍した享保年間頃より多く見られるようになりますが、八兵衛をはじめとした泉州石工らが出雲国の石造文化に与えた影響は大きいと考えられます。
 歴代の團野八兵衛が製作した作品は、ほかに松江市袖師町の袖師地蔵(弘化5年(1848)團野家七代八兵衛作)、雲南市大東町の狩山八幡宮灯籠(明治14年(1881)同家八代八兵衛)など数多く残されています。

今回の指定により、雲南市指定文化財の指定件数は64件(うち、有形文化財〈歴史資料〉は2件)となります。


覚え(棟梁格仰せ付け)

御隠居殿様(齊齋)宝塔仕上図面

幟(のぼり)
(写真:雲南市教育委員会)

お問い合わせ先

教育委員会 文化財課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1075
Fax 0854-40-1079
bunkazai@city.unnan.shimane.jp
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