第1回雲南市歴史文化講座を開催しました。

内容

6月7日（土）、三刀屋交流センターにて、「第1回雲南市歴史文化講座」を開催しました。講師は、島根大学教育学部教授の長谷川博史先生です。長谷川先生には「毛利氏の支配と禅定寺領打渡坪付」というテーマでご講演いただき、当日は約60名の方にご参加いただきました。

長谷川先生からは、「毛利氏が山陰地域を勢力下においた1560年代以降の40年間は、大原郡や飯石郡の勢力図が激変し続けた時代であること。」「毛利氏の出雲国支配は、中世から近世への時代の移り変わりを具体的に示し、禅定寺の打渡坪付は、その変遷の過程をうかがわせる重要な史料の一つである。」など、興味深いお話を聞くことができました。

参加者の皆さんからは、「戦国期の流れがよく分かった」「地元で検地が行われていたことを初めて知ることができた」など、たくさんのご感想をいただきました。