
第2回雲南市歴史文化講座を開催しました。
内容
9月6日(土)、加茂交流センターにて、「第2回雲南市歴史文化講座」を開催しました。講師は、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム館長の松下孝幸さんです。
松下さんには「人骨からみた弥生人と縄文人」というテーマでご講演いただき、当日は約40名の方にご参加いただきました。
松下さんからは、「弥生人の形質(顔・かたち)は遺跡間で違いがみられるが、古墳人は遺跡内で多様性がみられるようになること。」「雲南市加茂町の宇治西Ⅲ横穴墓から見つかった人骨は古墳時代終末期のもので、被葬者は四肢骨が大きく、屈強な20歳前後の男性である。」など、貴重なお話を聞くことができました。
参加者の皆さんからは、「弥生人と古墳人の違いがわかり勉強になった」「人骨から、人の移動・交通・流通を知ることが印象に残った」など、たくさんのご感想をいただきました。
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