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市報うんなん2016年8月号

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市長コラム

平成18年大雨の様子
平成18年7月の大雨による被害の様子

大規模災害時の「逃げ遅れゼロ」、「社会経済被害の最小化」を

今年は空梅雨とも言われていますが、油断は禁物、いつゲリラ豪雨に見舞われるかもしれません。
雲南市では平成18年7月の大雨による災害がありましたが、この時期、昨年の鬼怒川決壊など毎年のように全国的に大きな災害が起きています。
こうした状況下、国は斐伊川と江の川水系で「千年に一度」の大雨が降った場合の「浸水想定区域図」を公表しました。3年前に公表した「150年に1度」の場合に比べ、被害世帯数、人口が2倍になっています。
この発表に合わせ、7月初め、国が開催した「第2回斐伊川水系大規模氾濫時の減災対策協議会」で「斐伊川流域での減災への取り組み方針」が示されました。
この方針では、斐伊川治水3点セットの内、残る大橋川拡幅事業の推進を図り、大規模水害に対しハード・ソフト対策を推進し、「逃げ遅れゼロ」、「社会経済被害の最小化」をめざす、とされています。
「津波てんでんこ」は、東日本大震災による津波の際に流布された言い伝えですが、家族や集落の全滅を防ぐために、「一人でも高台に走って逃げろ」との意味です。
千年に一度の大災害があったとしても、逃げ遅れることのない避難計画が必要です。


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