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市報うんなん2016年12月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

健康推進課 電話0854-40-1045

大腸がん検診を受けていますか?無症状のうちに「がん」を早期に発見し治療することが大切です。

大腸がんは島根県で1番多いがんです。特に雲南市の60歳代男性のがんによる死亡率は、県平均より高い状況です。郵送大腸がん検診(便潜血検査)は、便が腸内を移動する際にがんやポリープと擦れて出血したわずかな血液も検知が可能で、有効な検診として証明されています。図1にあるように、がんは自覚症状がないまま進行していくため、早く見つけるためには「定期的ながん検診」が大切です。検査は2日間採便し、ポストに投函するだけという手軽なものです。今年度未受診の方はぜひ受けましょう。

図1 がん発見時の進行度合と発見の経緯

~郵送大腸がん検診の手順~

(1)購入する(500円)
大腸がん検診容器をお渡しします。総合センター、交流センター、健康推進課にお越しください。
※70歳以上の方、無料クーポン券対象の方は無料です。

(2)2日分便を採る

(3)ポストに投函(12月14日までに)
提出用封筒に問診票と検査容器を入れ、投函してください。検診結果は後日郵送します。

※詳しくは成人健診のしおりをご覧ください。交流センターによって取扱期間等が異なる場合がありますので、詳細については健康推進課(電話0854-40-1045)へ問い合わせください。
※また、雲南市内の医療機関でも受けることができます。

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050

地域運動指導員の活動紹介

今秋も各町で市集団特定健診が開催されました。該当者の皆さんは忘れずに受診されましたか?
今年の特定健診では、緑色のポロシャツを着た「地域運動指導員(以下、指導員)」が健診のスタッフとして参加し、握力検査を担当しました(写真)。受診者の中には、顔見知りに会って話が弾んだ方もいらっしゃいました。

握力検査の様子
指導員(左)による握力検査の様子

握力は健康状態の目安

ところで、握力は全身の総合的な筋肉量を予測する指標で、気軽に測定できるため健診や調査でよく用いられます。最新の研究では、握力が低ければ低いほど、心筋梗塞や脳卒中となる危険性が高くなると言われており、体力低下だけでなく病気を予測する重要な指標でもあります。 こうした計測データを市民の皆さんの健康づくりに役立てるため、市では島根大学と協働で調査研究をすすめています。指導員も、皆さんの健康づくりを応援する身近な支援者として計測のお手伝いをしました。
現在の自分の握力を知ることは健康管理に役立ちます。このような機会のほかにも、地域の健康教室などを活用して握力を測ってみましょう。
指導員は、からだを動かす「楽しさ」と「大切さ」を広く市民の皆さんに伝えるため、地域のいきいきサロンなどで活動しています。
皆さんもぜひ指導員と一緒に楽しくからだを動かしましょう。指導員については研究所うんなんへ問い合わせください。

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、ダニエルです。

アメリカの年末年始は、日本のように家族で祝う習慣やおせち料理のように決まった食べ物はありません。ですが、多くの人が12月31日の夜にパーティーをします。
アメリカで最も有名な年末パーティーは毎年ニューヨークのタイムズスクエアで行われます。有名なミュージシャンによる演奏を背景にタイムズスクエア・ボールがゆっくりと落下するのを多くの人が待ちます。
今では最も有名な「タイムボール」ですが、その由来は1833年のイギリスのグリニッジ市です。毎日午後1時に落下するボールを見て、船長がクロノメーター(船の特殊な時計)を正確に調節したと言われています。そのシステムが世界中に導入され、合計150個が存在していました。今はほとんど使用されていませんが、タイムズスクエアではその伝統が守られています。
私が子どものときによく覚えているのは、12月31日にはずっと起きていてもよかったということです。友達の家でパーティーをしたり、または自分の家で家族とテレビを見て来年について語ったりしました。
毎年必ず見ていたのは、テレビに映るこの大きなボールでした。日本に来てからは見ていませんが、帰って見るのを楽しみにしています。

タイムズスクエア・ボール
Times Square Ball(タイムズスクエア・ボール)


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