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市報うんなん2016年10月号

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うんなんの若チャレ

若者による地域課題解決をすすめる「若者チャレンジ」を紹介します。

幸雲南塾6期生 Joynt(じょいんと) 勝部 慧(かつべさとし)さん(写真左)、松崎大樹(まつざきだいき)さん(保育士)です。

じょいんとの2人

念願の雲南市民になって

○保育士になったきっかけは?

勝部)県外で営業の仕事をしていましたが、島根に帰ってきたタイミングで保育園での仕事の話をいただき、「自分の資格を地元雲南市で生かしたい!」と思い、保育士として働き始めました。
松崎)中学校の家庭科の授業で幼稚園に実習に行った際に、子どもたちが喜んでくれた上に、自分も楽しいという経験をしました。高校進学後、さまざまな進路を検討しましたが、実習の経験が忘れられず、高校の夏に今度は保育園のボランティアスタッフに志願し、そのまま保育士の道に進むことを決めました。

○現在、幸雲南塾で進めているプランに対する想いを教えてください。

私たちは、親子参加型の自然体験活動の場「じょいんとひろば」を大東町久野地区をはじめ、市内各地で開催しています。「じょいんとひろば」は子どもの「やりたい」、「思うようにやってみる」を大切にし、大人も子どもと一緒になって自然遊びを楽しむことをコンセプトにしています。自然の中では、大人が遊びを提示しなくても、子どもたちは自然物で遊びを創り出すことができます。過去のイベントでは、私たちが別の目的で用意していた竹を見つけた子どもたちが、竹を並べて竹渡りの遊びを始めました。しかも、その日に会ったばかりの子たちでしたが、すぐに打ち解け、野イチゴ摘みや草滑りなどの遊びを次々と発見していました。この経験を通じて、何気ない所が子どもたちの遊び場になると改めて実感しました。雲南市は至るところに自然が豊富にあるので、これを生かしていきたいと考えています。

○「じょいんとひろば」の参加者の反応はどうですか?

2歳児のお母さんからは、「ふだんは私のそばから離れて歩くことはなかったのに、『じょいんとひろば』では、自分一人でどんどん先に進んでいく姿が印象的でした」という声をいただきました。
また、自然の中で自由にのびのびと活動することで、子どもの顔もイキイキ、キラキラしていたと思います。

○今後の活動の展望を教えてください。

定期的に雲南のフィールドを使って自然体験を行っていき、子どもも親も育ち合う場を作っていきたいと思っています。そして、雲南市で「森のようちえん」を開設し、自然とたくさん触れ合える保育活動をしたいと思っています。興味のある人はぜひ一度、「じょいんとひろば」へご参加ください!


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