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市報うんなん2016年10月号

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リッチモンド・サマースクール

今年度は、中高生8人と随行3人の計11人でアメリカ合衆国リッチモンド市を訪問しました。
航空会社の事情により、2時間遅れでの到着となりましたが、8月7日に出雲空港を飛び立ち、約15時間を掛けて無事リッチモンド市に到着しました。到着後は、早速ホームステイ開始です!!

アメリカ合衆国インディアナ州リッチモンド市は、プロの歌劇団と交響楽団がある全米でもっとも小さい都市であると言われています。また、リッチモンドは歴史的建造物が多くあることでも知られています。
リッチモンド市にあるアーラム大学は、日本語教育に熱心で、毎年2~3月にかけて雲南市で受け入れする「早稲田大学留学生ホームステイ事業」にはアーラム大学の学生も多く参加します。

インディアナ大学
インディアナ大学東キャンパス
(リッチモンド姉妹都市協会スタッフのキム・ラッドさんの勤務先を見学)

リッチモンドハイスクール
リッチモンドハイスクール

ウェルカムセンターウェルカムセンター
ウェルカムセンター(ウェイン郡観光案内所)

リヴァイ・コフィンの家リヴァイ・コフィンの家
リヴァイ・コフィンの家
(逃げ出した奴隷たちをかくまって自由に導いたリヴァイ・コフィンの功績や奴隷制度を学ぶ施設)

ペイント・ザ・タウン
ペイント・ザ・タウン(陶芸着色体験施設)

リッチモンド市長を表敬訪問 ~新市長とはじめての交流~

8月8日(月曜)、リッチモンド市役所で、デビット・スノー市長への表敬訪問を行い、雲南市長からの手紙とお土産を渡し、友好関係の継続・発展を約束しました。
リッチモンド市との交流は、平成7年に旧大東町において姉妹都市提携を結んだことに始まり、平成11年度より始まった青少年海外派遣等交流事業・リッチモンドサマースクール事業は、雲南市発足後もこれを引継ぎ、本年度で12回目となりました。
こうした状況の中、リッチモンド市より、姉妹都市提携の申し入れがあり、雲南市としても、長年にわたり多くの学生を受け入れていただいていることに感謝し、今後の両市の青少年の交流を一層深めるため、前回の訪問時(平成26年)に姉妹都市提携を締結したところです。
姉妹都市としての連携を更に深め、有意義な派遣事業の継続を期待しています。

リッチモンド市役所市長室
リッチモンド市役所の市長室で記念撮影

記念樹
雲南市とリッチモンド市友好の証である記念樹の前で1枚。

手紙
速水雄一市長からの手紙をリッチモンド市デビット・スノー市長に手渡しました。

両市の旗
両市の旗を市役所内で発見。

インディアナポリス ~アメリカの州都~

モニュメント
州都の中心部にあるモニュメントの前で。
州議事堂では、手荷物検査も…。

リード病院 ~日本と違う雰囲気の病院を見学~

リード病院
利用者の気持ちを考え、いかに快適な環境を提供するかを命題とした病院は、日本の病院とは異なる雰囲気でした。

ウェイン郡歴史博物館 ~リッチモンドの歴史を学ぶ~

ウェイン郡歴史博物館
リッチモンド市を含むウェイン郡の歴史を学びました。

日本文化紹介の夕べ ~英語で日本の文化を紹介~

8月12日(金曜)の夜には、「日本文化紹介の夕べ」と題し、英語で日本文化を紹介するイベントを開催し、ホストファミリーやリッチモンド市長、その他関係者の方々およそ40 人に集まっていただきました。
まずは日本料理として「お好み焼き」、「そうめん」、「おにぎり」、「ぜんざい」を作り、お茶を入れて振舞いました。スノー市長をはじめ参加者の皆さんに喜んで食べていただき、中には家に持ち帰る家庭もありました。
続いて文化の紹介です。雲南市の位置から説明し、「書道」「浴衣」「じゃんけん(あっちむいてほい)」「折り紙」について、いずれも実演を含めた説明を行い、書道の実演中は会場が静まり返って全員が注目していました。また、折り紙は全員が実際に作ってみて、記念に完成品を持ち帰っていました。
こうした文化の交流を含めたアメリカ各所の見学・体験は、12日間と長期間の研修でしたが、学ぶことが多く、あっという間に過ぎていきました。
言葉の壁にぶつかることもありましたが、ホストファミリーや現地の方々と親交を深めたこの期間は、参加者全員にとって有意義なものになったでしょう。
これからはこの経験をそれぞれの視点で活かしていってくれることが期待されます。

スノー市長と記念撮影
スノー市長と記念撮影。ネクタイは表敬訪問の際にプレゼントした桜染めのネクタイです。似合っています。

書道の実演
書道の実演をしました。

夕べの料理夕べテーブル
料理も頑張りました。

参加者
たくさんの参加者。

感想

田本さん 大東中学校3年 田本寧々(たもとねね)さん
今回はじめての海外で不安もありましたが、一日一日を楽しく過ごすことができました。また、リッチモンドの歴史や、たくさんの場所で自分の知らなかったことを学べて、いい体験ができました。
倉内さん 三刀屋中学校3年 倉内孝仁(くらうちこうじ)さん
今回一番感じたことは、文化の違いでした。 文化が違うとやっぱりほかのいろいろなことも違ってきました。また、英語があまり話せなくてもどうにかなるという部分も感じました。
内藤さん 三刀屋高校3年 内藤 舞(ないとうまい)さん
毎日が刺激的で視野が広がりました。本当によい経験になったと思います。アメリカでの経験をいかし、今後の進路実現にむけて頑張りたいです。
黒目さん 三刀屋高校3年 黒目麻友(くろめまゆ)さん
毎日、新しく学んだり、経験することが多く、夏休み家で過ごすのとはまったく違う有意義な夏休みになりました。興味を持ったことや経験したことをむだにしないようにこれからの活動につなげていきたいです。
大井さん 三刀屋高校3年 大井理彩子(おおいりさこ)さん
言葉の壁にぶつかることもありましたが、とても楽しくあっという間の研修でした。ホストファミリーや現地の方々が皆優しくて、充実した日々を送れました。今後の糧となることを多く吸収できました。
小林さん 三刀屋高校3年 小林大子(こばやしひろこ)さん
今回の研修では、国外に出たことによって、改めて故郷の良さを発見することができました。思いを伝えられないもどかしさも感じましたが、これを機に、故郷をもっと知り、英語をもっと学び、故郷の良さを伝えたいという気持ちが強くなりました。素敵な人々と出会え、貴重な体験、発見をできたすばらしい研修でした。
永瀬さん 三刀屋高校掛合分校1年 永瀬未空(ながせみく)さん
今回、私がアメリカで学んだことは、Yes.No をはっきり言う事、自分から積極的に行動すること、あまり英語がしゃべれなくてもとにかく伝えようとすることが大切だということです。ホストファミリーは私の言っていることを理解しようとしてくれましたし、少しゆっくりめに話してくれたりと、とても親切な方たちでした。 今回の貴重な経験をむだにしないようにこれから様々なことに挑戦し、何ごとにも前向きに取り組んでいきたいと思っています。

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