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市報うんなん2017年1月号

保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー保健師・研究所うんなん・国際交流員からのお知らせページです。

保健師・研究所うんなん・国際交流員からのお知らせ

こんにちは、保健師です。

健康推進課 電話0854-40-1045

雲南市には、地域で健康づくり活動に取り組むボランティア組織がたくさんあります。今回は、「食生活改善推進協議会」について紹介します!

皆さんは、「食生活改善推進員=(通称)食改さん」をご存知ですか?“私たちの健康は私たちの手で〞をスローガンに、食を通した健康づくりを推進している組織です。現在164人の推進員さんが大東・加茂・木次・三刀屋・吉田・掛合支部で、減塩活動・親子の食育・食生活習慣病予防の推進や食文化の継承など様々な場面で活躍中です!目印は、ピンクのエプロンです。

「平成28年度栄養関係功労者厚生労働大臣表彰」受賞!

先日、その中の雲南市食生活改善推進協議会木次支部が、「平成28年度栄養関係功労者厚生労働大臣表彰」(地区組織部門)を受賞されました。
この表彰は、地区住民の健康を保持増進するため食生活改善を積極的に推進し、顕著な成果をあげられた地区組織を讃えるものです。10月28日に静岡県で表彰式があり、代表として小村洋美(おむらひろみ)さん(雲南市食生活改善推進協議会 会長兼木次支部長)が出席されました。
木次支部は昭和61年の設立後、30年の長きにわたり地域に根付いた取り組みをされ、食生活はもとより、地域全体の健康づくりの推進に関わってこられました。こうした功績が今回の表彰に繋がりました。
雲南市食生活改善推進協議会のますますのご活躍を期待しています。

表彰状を手にした小村洋美さんと市長

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050

身体活動とゲーム

テレビやゲームが普及してから、屋外での遊びが減り、身体的な運動量が減少していると言われています。また、テレビゲームを長時間行うことによる悪影響についてもさまざまなことが言われています。
しかし、昨今のゲーム産業の発展に伴い、さまざまなスタイルのゲームが登場しています。スマートフォン向けゲームでは、身体活動(からだを動かすこと)を促進するゲームの人気に火がつき、社会的な関心が高まっています。

学会が声明を発表

国民の運動や身体活動と健康に関する研究・促進活動を行っている日本運動疫学会は、こうしたゲームを前向きに評価するとともに、現存する事故等を予防するための研究の実施を推奨しています。
学会は声明の中で、運動不足による健康への悪影響は喫煙と同じ程度であるという研究論文を紹介しています。体を動かすことを促進するゲームが、さまざまな世代の運動量を大幅に増やす可能性があると評価しました。一方で、スマートフォン画面を見ながら歩いたり、運転したりする「ながらスマホ」を危険な行為として、行わないよう注意喚起しています。

からだを動かす大切さ

動機や手段は何であれ、からだを動かすことは生活習慣病の予防につながるなどのさまざまな効果が期待できます。冬場は特に、家の中に閉じこもりがちで不活動になりやすい時期です。ゲームが簡単に楽しめる時代だからこそあえて、昔ながらの遊び(こま回しや凧揚げなど)で体を動かし、運動不足を解消してみてはいかがでしょうか。

国際交流員(CIR)の迷言コーナー こんにちわ。韓国

こんにちは、李在鎭(イジェジン)です。

日本の病院体験の巻

韓国から島根に来てから、健診、花粉症、妻の出産などで県内の病院に行きました。今回はその感想を紹介します。
まず、病院内にマスクをした人が多かったのが印象的でした。もちろん韓国人もマスクはしますが、日本は圧倒的に多いです。「マスクすることが面倒くさい」、「周りを心配させる」、「重症に思われるのが恥ずかしい」などふだんあまりマスクをしない韓国人には不思議な光景です。また、病院内にマスク自販機があるのも驚きでした。とても気になるのでいつか買ってみようと思っています。やはり学校や家庭内での教育の表れでしょう。これはぜひ韓国人が見習うところだと思います。
また、病室に患者を常に介護してくれる人がいないのも不思議でした。韓国は特に親を大事にする儒教文化の国です。その影響なのか患者の食事、お風呂、トイレの手伝いは家族の役割という意識が強いです。家族の誰かが交代で簡易ベッドで病室に泊まるのもしばしばです。しかし、実際にずっと患者に付き添うのは家族には無理なので、昼間や夜間に介護をしてくれる方を雇い、家族は仕事終わりなどにお見舞いに行くことが一般的です。そうなると今度は家族に大きな経済的な負荷がかかります。このような問題を解決しようと今、韓国政府は医療制度改革の真っ最中です。後から知ったのですが、日本はすでに平成6年に「新看護体系」が創設されたそうですね。20年も先に進んでいる日本の医療現場を自分の目で見て「日本はすごいなぁ~」と思いました。
最後に、何より感心したことは、どこの病院も医師の説明が親切で詳しいということです。はじめて診察を受けたときは、あまりにも長く説明してもらって次の患者さんに申し訳ない気持ちでした。また、看護師の方々が忙しい中でも笑顔で対応してくださり、今も親切に対応してくださった看護師の方には感謝しています。僕が外国人だからかもしれませんが、それにしても医師や看護師の方の笑顔には外国人はとても安心できます。不安を抱えて訪れた病院ですが、帰るときはなぜか安心して帰れる日本の病院が僕は好きです。

家族用の簡易ベッド

家族用の簡易ベッド


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