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市報うんなん2017年1月号

年頭のごあいさつ雲南市長、雲南市議会議長、雲南市副市長、雲南市教育長からのあいさつ

年頭のごあいさつ、就任のごあいさつ

年頭のごあいさつ(雲南市長)

雲南市長 速水雄一(はやみゆういち)

雲南市長

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
先の市長選挙におきまして、市民の皆様をはじめ、各方面から温かいご支援を賜り、引き続き4期目の市政を担当させていただくことになりました。市民の皆様の声にしっかりと耳を傾け、ふるさと雲南市の発展のため、全身全霊で市政運営に取り組んでまいる所存でございます。
雲南市は、誕生以来、市民の皆様の市政への積極的なご参加をいただき、財政基盤の確立や一体的なまちづくりを推進してまいりました。こうした経緯を踏まえ、雲南市が今後、大いなる飛躍を遂げるため、第2次総合計画で人口の社会増を大きな目標としているところでございます。そして、その対策として、子育て世代の流出抑制とUIターン人口の増加に向けた「定住基盤の整備」と、少子高齢化などに伴う地域課題の解決に挑戦する「人材の育成・確保」を掲げているところです。
この成果の一つとして、昨年10月26日には、プラチナ構想ネットワークが主催する「第4回プラチナ大賞最終審査発表会」において、「幸雲南塾(大人版)~若者チャレンジによる持続可能なまちづくりへの挑戦~」が最上位のプラチナ大賞・総務大臣賞を受賞し、私たちの取り組みを高く評価いただきましたことは大きな励みとなるところです。
これまで「定住基盤の整備」「人材の育成・確保」に取り組むにあたり、3つの課題として「安全・安心なまちづくり」「活力と賑わいのあるまちづくり」「健康長寿・生涯現役を全うできるまちづくり」を掲げてきたところであります。
そこで、これからの4年間、まず、「安全・安心なまちづくり」については、原子力発電の安全性を徹底的に検証し、将来、原発に頼らない社会をめざしてまいります。また、雲南地域の中核医療拠点として雲南市立病院の改築整備を進めるとともに、関係機関との連携により地域包括ケアシステムをつくりあげてまいります。
次に、「活力と賑わいのあるまちづくり」については、地域自主組織によるまちづくりを一層進めるとともに、更なる住民主体のまちづくりを進めてまいります。キャリア教育や若者チャレンジの更なる推進により、将来の雲南市の担い手となる人材育成・確保につなげ、「持続可能なまちづくり」に挑戦してまいります。更に、子育て環境の充実と教育の魅力化を一体的に進め、子育て世代の移住・定住につなげてまいります。
次に、「健康長寿・生涯現役を全うできるまちづくり」については、「寝たきり」や病気にならないための予防活動や健康づくり活動、認知症の早期発見・早期治療に取り組んでまいります。
また、本年は、JR西日本の豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の運行が6月に開始され、初夏には、市内で撮影された映画「たたら侍」が全国公開されます。「雲南市」の魅力を最大限に引き出したピーアールを行ってまいります。
このようなまちづくりの取り組みを市民の皆様とともに、一歩一歩、力強く進めてまいりますので、変わらぬご支援ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして年頭のごあいさつといたします。

年頭のごあいさつ(雲南市議会 議長)

雲南市議会 議長 藤原信宏(ふじはらのぶひろ)

雲南市議会 議長

新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、清々しく希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年、国内では、リオデジャネイロオリンピックで史上最多のメダル41個を獲得するなどの明るい出来事があった反面、4月に熊本地震、10月には鳥取県中部地震が発生し、多くの方々が被災されました。改めて心よりお見舞い申し上げます。平成23年の東日本大震災の復興もままならぬ中、新たに多くの国民が不安な毎日を送る状況となり、一日も早い復興を望むとともに、不測の自然災害への対応と備えをしっかりと学ぶ必要を痛感しています。
雲南市にあっては、昨年4月、鉄の道文化圏推進協議会を構成する雲南市と安来市、奥出雲町で申請した「出雲國(いずものくに)たたら風土記(ふどき)~鉄づくり千年が生んだ物語~」が、日本の文化・伝統を伝える文化庁の日本遺産に認定されました。
優れた鉄の生産だけでなく、砂鉄の採取跡地を棚田に再生し、燃料の木炭に使う山林を永続的に循環利用してきた、今も息づく文化や景観、先人達が刻んできた鉄づくり千年の歴史が評価されたものです。今後、国内で操業した高殿が唯一現存する日本遺産の地として、たたらに育まれたこの圏域の魅力を関係市町と連携して積極的に発信していかなければなりません。また、11月には中心市街地活性化基本計画が国に認定されました。雲南市のまちづくりに向けて、中心市街地の形成はもとより、各地域の有形・無形の財産を整備、活用し、交流人口の拡大や地域の活性化を図って、全市の均衡ある発展を期待するものであります。
昨年11月は市議会議員も改選でしたが、無投票に終わりました。この現状を深刻に受け止め、原因の究明と解決に努めたいと思いますが、地方分権の進展により自治体の自主決定・自己責任の範囲が拡大し、二元代表制の一翼を担う議決機関として、議会の役割がますます重大になっているのも事実です。雲南市議会では、活動原則や責任を謳った「議会基本条例」を定めましたが、今後もこれにのっとり、「開かれた議会、市民に信頼される議会」をめざして、議会改革に取り組み、研鑽努力して、分権時代に適応した責任ある役割を果たしていく所存です。一層のご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
酉年は希望に満ちた成功の年、雲南市の飛躍を願い、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈りし、年頭のごあいさつといたします。

就任のごあいさつ(雲南市副市長)

雲南市副市長 藤井 勤(ふじいつとむ)

雲南市副市長

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、ご家族お揃いで健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年11月28日、雲南市議会臨時会におきまして議員の皆様のご同意をいただき12月3日付でみたび副市長を拝命いたしました。
速水市長が4期目のスタートに当たり掲げられました「チームうんなん」で人口の社会増への対応など持続可能なまちづくりを積極的に進めていくとの方針をしっかりと受け止め、庁内的には関係部署間の円滑な連携と協力態勢の構築に更に努めますとともに、市議会の議員の皆様との適宜、適切な連携調整に努めてまいりたいと存じます。
そして各々の地域の市民の皆様の様々な思いや願い、声を真摯に受け止め、市民の皆様と一体となって市政の更なる発展と市民福祉の向上に誠心誠意、全力を傾注して取り組んでいく決意であります。
今後とも市民の皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げまして就任のごあいさつといたします。

就任のごあいさつ(雲南市教育長)

雲南市教育長 景山 明(かげやまあきら)

雲南市教育長

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、ご家族お揃いで健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
新教育委員会制度の施行に伴い、昨年12月9日、市長の任命を受けまして「新教育長」に就任いたしました。
新しい教育委員会制度における、はじめての教育長として、このたび、これまでの教育委員長と教育長が担ってきた職責を一身に引き受ける立場となり、改めてその重責を痛感しつつ、身の引き締まる思いです。
私はこれまで、34年間の学校現場はもとより、3年間の教育委員会での勤務においても一貫して子どもたちの教育に携わってまいりました。こうした経験と新教育委員会制度の趣旨を踏まえ、新市発足以来雲南市が推進してきた、学校教育と社会教育の協働、「夢」発見プログラムに基づくキャリア教育の推進をはじめとする教育行政の一層の充実のため尽力する覚悟でございます。
たいへん微力ではございますが、教育委員をはじめ、関係機関や地域の皆様と連携し、誠心誠意努力してまいる所存ですので、市民の皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げまして就任のごあいさつといたします。


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