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市報うんなん2015年6月号

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未来をつくる若者チャレンジ

市が毎年実施している若者チャレンジ支援『幸雲南塾』の塾生を紹介します。

第2回目は木次町出身の幸雲南塾3期生 陶山留美(すやまるみ)さんです。

~若い女性が心も体も元気になるカフェへ~

――幸雲南塾との出会いは?

事務の仕事に就きながら、日替わりでカフェを出す松江のイベント「みんなでつくるカフェ」に参加するうちに、友達に幸雲南塾に参加しないかと誘われて参加しました。これまで知り合えなかった人たちに知り合うことができて、本当によかったです。市役所の人も、同期生もとても仲が良く、今でも困ったときは助けてもらっています。

――オープンまでの道のりを教えてください。

2013年11月、幸雲南塾で発表したマイプランは、「地元の食材や名産を取り入れたカフェを地元でつくる」というプランでした。お店の設計やロゴのデザインも塾生にやってもらって、2014年5月にお店をオープンしました。ある意味、幸雲南塾のお店。「塾生の商品なんです」って、焼き菓子をお土産に使ってもらったり、食材を持ってきてくれて、商品開発につながったり。今、こうやって取り上げてもらっていることも含めてプラスになっています。一人だったら、お店を始める勇気がなくて、始めてなかったかもしれません。

――どんなお店をめざしていますか?

一人でも、何人かでも、ゆっくりくつろいでもらえるようなカフェでありたいです。ランチやデザートは季節ごとに旬の食材で、地元のものを使っています。もっともっと、若い人が来て、利用してほしいと思っています。気軽に立ち寄れて、女性が心も体も元気になれるようなカフェにしていきたいです。自分がその年代のときに、求めていた場所をつくったつもりですが、まだ、十分に浸透しきれていないように感じています。若い人が雲南市内外から来てくれたら雲南市も活気づきますよね。これからは、焼き菓子の卸売販売に力を入れていくつもりです。出張イベントにも参加して、もっともっと知ってもらいたいので、気軽に声をかけていただけるとうれしいです。


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