市報うんなん2015年12月号

保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー
こんにちは、保健師です。
健康推進課 電話0854-40-1045
朝ごはんを食べていますか?
皆さんは「食育」という言葉を聞いたことがありますか?食育とは“生きる上での基本であって、知育、徳育および体育の基礎となるべきもの”“様々な体験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得して、健全な食生活を実践することができる人間を育てること”をさします。市では市民500人を対象に食に関するアンケート調査を行った結果、「食育に関してもっと積極的なPRが必要」「どんなことを推進しているのかわかりにくい」といった声があり、市民の皆さんに取り組んでもらいたい内容をわかりやすく伝えるため“あいうえお”にまとめました。
うんなんの 食育あいうえお
あ 朝ごはんを食べよう
い 「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしよう
う 雲南市産の食材を使おう
え 栄養バランスを考えた食事をしよう
お おいしい食事はみんなで一緒に食べよう
朝ごはんを食べると「脳が目覚めて、頭がすっきりする」「集中力が高まり、仕事も勉強もはかどる」「成績があがる」といった嬉しい効果があります。市でも“バランスの良い朝ごはん”を食べている子は、食べていない子に比べて学力調査の平均点が15点も高いというデータが出ています。朝ごはんを食べて元気に1日をスタートさせましょう。
毎月19日は食育の日!
みんなで「食育あいうえお」を実践しましょう♪
こげなことしとーます 研究所うんなん
身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050
地域運動指導員の活動を紹介します(掛合町)
市では、市民の皆さんに身近なところで、からだを動かすことの楽しさや大切さを伝える「地域運動指導員」(以下、指導員)が活躍しています。今回は、掛合町の指導員の活動を紹介します。
住民を惹きつける指導員の声掛け
9月30日(水曜)、10月1日(木曜)に掛合町で集団特定健診が行われました。指導員は、受診者に健診にあわせてからだを動かす大切さを知っていただくために、当市が作成した「寝たきりは動いて防ごう!」のパンフレットの配布を行いました。希望者には、体力の指標となる握力測定も実施し、総勢200人の方に声を掛けることができました。また、からだを動かしすぎて膝や腰に痛みのある方には、作業の合間にできるストレッチングを紹介しました。
活動を通して、身近な立場の指導員からの声掛けだからこそ、受診者が耳を傾けたり、握力測定をやってみようという気持ちになったりしたのだと感じました。また、掛合町は集団健診の受診率が市内でも高いことから、多くの方にからだを動かすことや体力を維持する大切さを知っていただく機会になりました。
最後に指導員に感想を伺ったところ、「自分のからだの状態を知ってもらういい機会になったのではないか、この取り組みを続けていきたい」という声がありました。今後も引き続き、様々な場面で指導員と一緒にからだを動かすことの楽しさや大切さを伝えていきたいと思います。
![]() |
![]() |
国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう
こんにちは、ダニエルです。
もうすぐクリスマスですね!クリスマスは、宗教を問わず世界中の人々がお祝いをする日です。しかし、祝い方は世界各地で大きく異なります。
今回は、日本とアメリカのクリスマスの祝い方を比べてみましょう!
日本ではカップルのデートの日であり、家族でクリスマスケーキを食べる日です。といっても、24日に祝うことが多いと思います。一方、アメリカでは24日は確かに教会に行く家庭が少なくありませんが、主なお祝いは25日です。私は雲南市の子どもたちに「クリスマスはいつ?」と聞いてみたところ、「12月24日!」と元気よく答えてくれたことを思い出します。これにはアメリカ人はびっくりすることでしょう。アメリカでは12月25日は仕事や学校が休みで、家族でお祝いをする日です。クリスマスケーキはありませんが、豪華な晩ご飯を食べるのが普通です。私は朝早く起きて、兄弟と一緒に交互にプレゼントを開け、お父さんとお母さん、そしてサンタさんに感謝することが習慣でした。夜はおばあさんの家でいとこたちと一緒に遊んで、家族みんなで楽しく会話したり、ご飯を食べたりしました。
家庭によって伝統がいろいろありますが、それぞれ大切な思い出を作ってきたと思います。今年のクリスマスには皆さんも家族や恋人と大切な思い出を作ってください。メリークリスマス!