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市報うんなん2015年12月号

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認知症徘徊SOSネットワーク

みんなで作ろう!認知症になっても安心して暮らせる雲南市

【問】地域包括支援センター 電話0854-40-1043

認知症徘徊SOSネットワーク模擬訓練

11月12日(木曜)、木次町を中心に、行方不明になった認知症の方をいち早く発見するための「認知症徘徊SOSネットワークシステム」模擬訓練を行いました。訓練では、ネットワークの協力会員にメールやファックスで行方不明者の情報を連絡し、会員から情報を集める他、音声告知放送でも情報提供を呼びかけ、早期発見につなげる情報伝達の流れを確認しました。
また、訓練にあわせ、実際に声のかけ方を体験するとともに、地域自主組織日登の郷や木次町内の民生児童委員、事業所職員など19人が、町内でPR活動を行いました。
認知症の方をみんなで見守る安心なまちづくりをめざし、一人でも多くの方がこのネットワークの協力会員に登録いただきますようお願いします。詳しくは地域包括支援センター(電話0854-40-1043)へ問い合わせください。なお、メールの登録は下記のQRコードからもできます。

偽徘徊者(左)に優しく声をかける市民
偽徘徊者(左)に優しく声をかける市民

認知症高齢者等徘徊SOSネットワークを活用した発見・保護システム

認知症徘徊SOSネットワークの流れ

1.あらかじめ登録された方法(ファックスまたはメール)で登録者に協力依頼を行います。
 ※迷惑メール対策をされている方は、次のドメインからのメールを受信できるよう設定をお願いします。
 @xpressmail.jp

2.情報提供は、雲南警察署(電話0854-45-110)へお願いします。

3.行方不明の方が発見された場合は、1と同じ方法で連絡します。

このネットワークは、あくまでも補助的なものです。ご負担にならない範囲でご協力ください。
※協力依頼と発見の連絡は、8時30分から17時まで行います。ファックスによる連絡は、市役所開庁日に限ります。

認知症で徘徊している人を見かけたら…

認知症の人は、強い不安を感じています。急に近づいたり、大声で声をかけたり、急がせたりすると、本人を驚かせてしまいます。
まずは優しく「こんにちは」とあいさつをして、顔見知りの人であれば、お茶でも飲んで休憩するよう勧め、その間にご家族に連絡をしてください。

見知らない人であれば、あいさつをした後で「お出掛けですか?」「何かお手伝いをしましょうか?」「一休みされませんか?」など声をかけ、様子がおかしいと思ったら警察や地域包括支援センターに相談ください。

認知症の方を介護しているご家族にも地域の温かいご支援を…

24時間介護をされているご家族の苦労は並大抵ではありません。
介護者の方の話を聴いたり、地域行事の負担軽減等について配慮したり、同じ地域に住む私たちにできる支援はたくさんあると思います。
介護者の方が1人で頑張り過ぎないように、地域の皆さんがやさしく見守ってくださることで、認知症の方もご家族も住みなれた地域で1日でも長く安心して暮らすことができます。
家族が認知症になった場合に、気軽に近所に相談して協力を求められるような地域をみんなで一緒に作っていきましょう。


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