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市報うんなん2014年9月号

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うんなん日和

7月10日 三刀屋健康福祉センターに木質チップボイラー設備完成

三刀屋健康福祉センターで平成25年10月から行ってきた木質チップボイラー設置工事が完了し、7月からボイラーの稼働を開始しました。
このボイラーは、木質チップを燃料に発生した熱を使って、給湯設備と冷暖房の空調設備に利用しています。
こうしたチップボイラー施設は、すでに稼働中の波多温泉「満壽(まんじゅ)の湯」(掛合町)と、現在工事中のおろち湯ったり館(木次町)を加えた3施設となり、市民の皆さんにご協力いただいている「市民参加型収集運搬システム」で集めた林地残材の継続的な活用を図っていきます。

木質チップボイラー
▲木質チップボイラー

7月2日 雲南市東京ふるさと会開催

アルカディア市ヶ谷私学会館(東京都千代田区)で、雲南市東京ふるさと会第4回交流会が開催され、総勢89人が参加し親睦を深めました。
交流会に先立ち、雲南市制施行10周年記念として、市長よりこれまでの10年の振り返りとこれからの10年への抱負について講演がありました。
その後、交流会を行い、久しぶりに会う同郷の方々の交流の輪がそこかしこにできていました。
今年は、雲南市からの一般の参加者や新しい会員の加入もあり、大いに盛り上がりました。

参加者全員で記念撮影
▲参加者全員で記念撮影

7月19日 地域の防災力を高め、さらに安全・安心なまちづくりを~昭和39年山陰北陸豪雨災害復興50年記念式典開催~

昭和39年山陰北陸豪雨災害復興50年を記念し、加茂文化ホールラメールにおいて記念式典を開催し、340人が参加しました。
来場者全員で黙とうを捧げた後、市長が「復興から50年が経ち、市制施行10周年を迎えるにあたり、改めて39年の災害を教訓とし、雲南市の地域防災に取り組み、安全・安心なまちづくりを進めていくことを決意します」と式辞を述べました。
その後、記録映像上映や神戸大学名誉教授 室﨑益輝(むろさきよしてる)さんの講演なども行われました。また、「地域の防災力を高めるために」と題したイベントも同時開催され、カレーの炊き出しや災害救援車の展示、機関車を主人公にした「39水害フッキュー大作戦」の紙芝居など、多くの家族連れで賑わっていました。また、B&G加茂海洋センターでは、「防災訓練避難所宿泊体験」も開催され、11人の子どもたちが炊き出しや救急法を体験していました。

自衛隊員用ミニ制服を着る子どもたち
▲自衛隊員用ミニ制服を着る子どもたち

7月19日 第3回「幸雲南塾2014~若者チャレンジ講座~」開講

今回のテーマは「チャレンジプランを描く」。旧中野幼稚園に40人を超える参加者が集いました。ゲスト講師は一般社団法人つむぎや代表理事 友廣裕一(ともひろゆういち)さん。東日本大震災以降、石巻市に滞在し、牡鹿(おしか)漁協の女性達と共に、漁網の補修糸や鹿の角を使ったミサンガやアクセサリー作り、雑魚を使ったお弁当屋の開店などを通じた「コトおこし」について話されました。めざすのは、利益ではなく、地域住民の笑顔の最大化。人と人のつながりを大切にしながら、地域の人々の思いを形にして、国内外へも届けていく仕組みをわかりやすく丁寧に話していただきました。幸雲南塾講座も残すところあと2回、塾生同士のつながりも強まり、互いに協力しながら「コトおこし」にチャレンジします!

講師 友廣裕一さんの講演の様子
▲講師 友廣裕一さんの講演の様子
グループで議論を行う塾生たち
▲グループで議論を行う塾生たち

7月20日 第2回スペシャルオリンピックス日本・島根夏季地区大会 バスケットボール開催

スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がいのある人たちに日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である協議会を年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。このスポーツプログラムに参加しているアスリートたちが、日頃のトレーニング成果を競い合い、すべての参加者と交流を深める目的で開催された夏季地区大会バスケットボールが、三刀屋文化体育館アスパルで行われ、アスリート16人とボランティア60人が参加しました。
速水市長もスペシャルゲストとして参加し、アスリートたちと競技を楽しみました。

大会に参加したアスリートたち
▲大会に参加したアスリートたち

7月25~26日 レスリング全国大会で快挙!!

国立代々木体育館(東京都)で行われた、第31回全国少年少女レスリング選手権大会にYu-Gaku加茂スポーツクラブのレスリング教室から8人の子どもたちが出場しました。
結果は、28kg級の小野正之助(おのまさのすけ)さん(松江市・内中原小5年)、24kg級の小野こなみさん(松江市・内中原小2年)が見事に優勝し、小野正之助さんは4連覇、小野こなみさんは2連覇を達成しました。
また、32kg級の鳥目裕太(とりめゆうた)さん(加茂小5年)は準優勝、30㎏級の黒田佳吏夫(くろだかりふ)さん(加茂小5年)は3位と健闘しました。
(表紙右下に写真掲載)

左から鳥目裕太さん、小野正之助さん、小野こなみさん、黒田佳吏夫さん
▲左から鳥目裕太さん、小野正之助さん、小野こなみさん、黒田佳吏夫さん

7月25日 ストップ・ザ・交通死亡事故!!

5月から7月までの間に、市内で4件の交通死亡事故が発生し、雲南市は2回目の交通死亡事故多発警報を発令しました。このような事態を受け、雲南警察署による「ストップ・ザ・交通死亡事故」雲南市総決起集会が、三刀屋農村環境改善メインセンターで開催されました。
総決起集会には、雲南地区交通安全協会や雲南市老人クラブ連合会等から約150人が参加し、
●スピードダウンの徹底
●夜光反射材の着用
●前方注視・左右の安全確認の徹底
●過労・居眠り運転の防止
●道路横断時の安全確認の徹底
の緊急アピールを宣言し、より一層交通安全に対する意識の向上を図りました。

緊急アピール宣言をする雲南市老人クラブ連合会内田弘一副会長
▲緊急アピール宣言をする雲南市老人クラブ連合会内田弘一(うちだひろかず)副会長

7月27 大東中学校野球部、島根県中学野球大会で2年ぶりの優勝!

浜田市野球場など4会場で開催された第68回島根県中学校優勝野球大会において、大東中学校野球部が見事2年ぶり3回目の優勝を飾りました。
また、この大会には地元雲南市から、加茂中学校、三刀屋中学校も出場し、いずれもベスト8に勝ち残り、あらためて雲南市のレベルの高さを証明する結果となりました。
なお、大東中学校野球部は、8月7日~8日に山口県下関市で開催された中国大会に出場し、3位と健闘しました。

大東中学校野球部の選手のみなさん
▲大東中学校野球部の選手のみなさん

7月31日 たたら&ヤマタノオロチ伝説ツアー開催

雲南市教育委員会が、ふるさと教育プログラムの一環として、市内の小・中学生を対象に毎年開催している「ヤマタノオロチ伝説ツアー」。小学生やガイド役の高校生、大学生も参加して、市内のヤマタノオロチ伝承地を巡りました。初めに、「日本初之宮」といわれる「須我神社」を訪れ、高校生による紙芝居「やまたのおろち」の読み語りを聴き、神社をお参りしました。午後からは、現在保存修理工事中の「菅谷たたら山内高殿(さんないたかどの)」の見学も行いました。

紙芝居「やまたのおろち」の読み語りの様子
▲紙芝居「やまたのおろち」の読み語りの様子

8月2日 菅谷たたら山内高殿(さんないたかどの)左官工事見学会開催

国の重要有形民俗文化財に指定されている「菅谷たたら山内高殿」(吉田町)は、老朽化に伴い平成24年度から保存修理工事を行っています。
この見学会は、教育委員会が実施し、午前と午後のグループに分かれ、一般参加者40人と地元の自治会のみなさんが参加されました。中には、東京や広島から参加された方もありました。
保存修理工事の設計管理業務にあたる株式会社文化財保存計画協会研究員の木本泰二郎(きもとたいじろう)さんから工事の概要や特徴などを聞いた後、保存修理現場を見学し、すでに完成している「こけら葺き」や、現在行われている左官工事の様子を見学しました。その後参加者は、左官職人の宮本秀二(みやもとしゅうじ)さんの指導のもと、こてを使ってわらを混ぜた土を塗る「壁土塗り」を体験しました。高殿は今年11月末完成予定です。

壁土塗り体験をする参加者たち
▲壁土塗り体験をする参加者たち

8月4日 第58回島根県消防操法大会 ~安全、迅速、確実な操法を披露~

松江市東出雲町錦浜ふれあい広場で行われた第58回島根県消防操法大会に、島根県内の消防団からポンプ車の部に13チーム、小型ポンプの部に18チームが参加しました。この大会は、消防団員の技術の向上と士気の高揚を図り、消防活動の進歩充実に寄与するために行われています。
雲南市消防団からは、掛合方面隊掛合上(かみ)分団がポンプ車の部に、大東方面隊春殖分団及び吉田方面隊吉田分団が小型ポンプの部に出場しました。
成績は、ポンプ車の部で、掛合上分団が5位入賞、小型ポンプの部では春殖分団が6位、吉田分団が10位という結果でした。
出場された各方面隊の選手の皆さん、選手を支えてこられた消防団員の皆さん、本当にお疲れさまでした。

ポンプ車の部に出場した掛合方面隊掛合上分団の消防操法
▲ポンプ車の部に出場した掛合方面隊掛合上分団の消防操法
小型ポンプの部に出場した大東方面隊春殖分団の消防操法
▲小型ポンプの部に出場した大東方面隊春殖分団の消防操法

8月14日 雲南市成人式~成人としての自覚を持ち、精進する~

三刀屋文化体育館アスパルで平成26年度雲南市成人式が行われ、330人(平成6年度生まれの新成人は440人)の新成人が出席し、人生の節目に誓いを新たにしました。
式典で藤井副市長は、「様々な交流を通し芽生えるご縁や、人のつながりは、雲南の持つ何にも代えがたい魅力であり、新しい動きを生み出す力になることは間違いありません。今後より多くの方に「雲南に住んでみたい」と思っていただける魅力的なまちを創造していくためには、若いみなさんの情熱や発想力が必要です。雲南市のよりよい未来のために、共に力をあわせていきましょう。」とお祝いのことばを新成人に贈りました。
また、新成人を代表し三刀屋町の船木優子(ふなきゆうこ)さんが、「私たちが生まれ育った雲南市は、空気や水がきれいで緑豊かな土地です。また、いつもやさしく声をかけてくださる地域の皆様をはじめ、心温かい人たちがたくさんいらっしゃいます。成人となった私たちは今後、社会の一員としてふるさと雲南を大切にし、よりよい雲南市になるよう努めていきます」と誓いのことばを述べました。
新成人たちは、久しぶりに会った友人と写真を撮ったり、近況を報告しあったりしていました。

掛合町出身の新成人のみなさん
▲掛合町出身の新成人のみなさん
新成人を代表しあいさつする船木優子さん
▲新成人を代表しあいさつする船木優子さん
式典後、記念行事として六子さんのコンサートも行われました
▲式典後、記念行事として六子さんのコンサートも行われました
成人式の様子 成人式の様子
成人式の様子 成人式の様子
成人式の様子 成人式の様子
成人式の様子  

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