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雲南病院だより

市報うんなん2014年4月号

 
 
雲南病院だより
地域医療人育成センター 平成25年度実績報告
当院では、医療従事者の不足を解消するため、医師・看護師をはじめとする地域医療を担う医療職を自ら育成することを目的に、平成21年4月に「地域医療人育成センター」を開設し、毎年以下の事業に取り組んでいます。
地域医療人育成センターの主な事業は…
(1)初期研修医の指導*初期研修医(免許取得2年目までの医師)の研修科目「地域医療」を指導。
 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
 研修医数 2人 1人 2人 2人 2人 2人 2人 1人 1人 0人 0人 0人
*実人数:14名 *延べ研修月:15ヶ月
*協力病院:島根大学医学部附属病院、松江赤十字病院、島根県立中央病院、松江市立病院
   
▲指導を受ける研修医(左から2人目) ▲修了証を受け取る研修医
(2)医学生の実習
対象者 実習名 受け入れ期間 受け入れ人数
島根大学医学部医学科6年生 地域医療病院実習  4月1日~7月19日 12人 
島根大学医学部医学科5年生 地域医療病院実習 8月26日~11月1日 12人 
島根大学医学部医学科1年生 夏季地域医療実習 8月20日~8月22日 2人
自治医科大学3年生 1人
島根大学医学部医学科5年生 個別実習   8月2日~8月9日 1人
島根大学医学部医学科4年生 2月13日~2月21日 1人
島根大学医学部医学科5年生 2月24日~2月28日 1人
   
 ▲医師の指導を受ける医学生(右:医学生)  ▲訪問看護実習  ▲ホームステイ先での1枚(中央:医学生)
(3)高校生・中学生の職場体験
事業名 目的・内容 実施日及び
参加者数
高校生医療現場体験セミナー 将来、医師・看護師をはじめとする医療職を目指す学生を増やすことを目的に、看護現場や医療技術現場で見学・体験を行う。  7月30日、20人参加
3月27日、23人参加 
中学生一日医療現場体験 将来、医師・看護師をはじめとする医療職を目指す学生を増やすことを目的に、看護現場や医療技術現場で見学・体験を行う。 8月20日、1人参加
(中学校3年生)
三刀屋高校職場体験学習 体験を通じて自己のあり方、生き方の学習と、将来の進路意識、目的意識の高揚を目指した三刀屋高校の授業の一環。看護現場や医療技術現場で見学・体験を行う。 10月16日~10月18日、6人参加
中学校職場体験雲南市「夢」発見ウイーク 雲南市の3年生を対象に、将来目指したい職場を体験させ、社会の仕組みや現実を肌で感じることを目的に、雲南市教育委員会が主催。看護現場や医療技術現場・事務職・調理職の見学・体験を行う。 10月8日~10月10日、11人参加
(10月9日は台風の影響により中止)
     
▲高校生医療現場体験セミナー ▲三刀屋高校職場体験学習 ▲中学生一日医療現場体験
(4)その他
事業名 目的・内容 実施日及び
参加者数
地域医療学習
(阿用小学校)
小学生に医療について興味を持ってもらうこと、学んでもらうことを目的に、医師・看護師などが小学校で授業を実施。注射、縫合や手術などの模擬体験をとおし、医療を身近なものに感じてもらう。  10月31日、14人参加
“うんなん医療”見学ツアー 雲南市・NPO法人おっちラボとともに、地域医療に興味がある医療従事者・医学系学生を対象に地域住民との交流、雲南市立病院の見学などを行うツアーを実施し、雲南地域の魅力を伝えながら、地域医療に従事する人材の確保をめざす取り組みを行う。 9月28日、11人参加
▲地域医療学習(阿用小学校) ▲“うんなん医療”見学ツアー(龍頭が瀧散策)
 
QC活動発表大会を開催しました!
3月1日に4回目となる院内QC活動(※1)発表大会を開催しました。
当日は、益田地域医療センター医師会病院、雲南市議会、院内ボランティアの会の皆様など多くのご来賓にご来場いただき、盛大に開催することができました。
4回目となる今回は8部署(サークル)が、昨年9月のキックオフ大会以降、それぞれの職場の身近な問題や課題を取り上げ、その解決・改善に向けメンバーが知恵を出し合いこの半年間取り組んだ成果を分かりやすく発表しました。
また、日ごろ当院のボランティアの一員としてご尽力いただいているボランティアの会「てごっ人(と)」事務局長の矢壁敏弘(やかべとしひろ)さんより「医療機関と住民の関わりについて」と題し、講演をいただきました。
矢壁さんは各所でご講演されていますが、当院職員が直接お話しを聞く機会があまりありませんでしたので、参加した職員には大変参考となり、また、良い刺激となりました。
審査の結果、最優秀賞には「オプション検査利用を増やそう~もっと皆の健康のために勧めたい~」をテーマに取り組んだ保健推進課のポップコーンサークルが選ばれました。保健推進課では、今後もこの活動を継続し、働き盛りの年代の方が健康を維持できるように受検者の健康に対する意識を高めるとともに、それぞれに合ったオプション検査の進め方や新しいオプション検査設定などの取り組みをしていき、健康増進に努めていきたいと考えています。
当院のQC活動は今回で4回目と活動自体の経験はまだまだ浅く、十分な内容ではありません。個々のレベルアップ、発想力また、更なるチームワークの養成など課題を克服し、今後も「患者さま本位で質の高い仕事やサービスを提供する」を念頭に、職員一同がんばりたいと思います。
※1 QCサークル活動(Quality Control:品質管理)…製造業を中心に多くの企業が行ってきた改善活動。医療機関においては、医療の質の向上・医療安全・サービス改善の観点から行う。職場単位で少人数のサークルを作り、職場の問題点を見つけ、自分たちの力で解決していく改善活動。
   
▲会場の様子 ▲ボランティアの会・矢壁さんによる講演
   
▲サークル発表の様子 ▲最優秀賞のポップコーンサークル 

助産外来「ここまち」4月2日オープン
助産外来を始めます!
《対象者》
・妊娠20週と妊娠34週で、助産外来の趣旨に賛同し、理解と協力が得られる方。
・乳房マッサージ・育児相談等を希望される方。(当院以外でお産された方でも予約可能です。)
《ケア内容》
・妊娠健診
・乳房マッサージ
・保健指導
・育児相談 などを行います。
《日時》
毎週水曜日 13時~16時
《場所》
産婦人科外来 
※予約が必要です。
 
院内サロン ふれ愛
《4月・5月の開催日》4月11日(金曜)、25日(金曜)、5月9日(金曜)、23日(金曜)
《時間》午後1時30分~午後3時30分
《場所》雲南市立病院 南棟2階 ドック・検診室
お気軽に、お越しください。
病気についての不安を抱える患者さま・ご家族の交流の場であり、情報交換・学習の場です。参加費等は必要ありません。
どなたでも自由に参加できるサロンです。 
問い合わせは、雲南市立病院 保健推進課 電話0854-43-3602

展示コーナーのご紹介
   
内科外来前に展示している「阿用小学校 地域医療教育発表ポスター」の一部です。
来院の際は、ぜひご覧ください。
 

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