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雲南ニュース

市報うんなん2014年4月号

 
雲南ニュース
 
新庁舎建設工事に係る施工者が決定しました
市では、市議会を始め、新庁舎建設市民検討委員会、市民ワークショップなど市民の皆様からご意見をいただき進めてきました新庁舎建設事業の施工者選定について、昨年12月24日に入札公告を行い、2月10日に落札者を決定し、仮契約を締結しました。
今後、市議会での議決を経て、本契約締結後、4月に着工し、平成27年8月に完成の予定です。
■建築主体工事
 鴻池組・都間土建・スヤマ産業 特別共同企業体
■電気設備工事
 島根電工・内村電機工務店 特別共同企業体
■機械設備工事
 新和設備・山陰クボタ 特別共同企業体

この間、新庁舎建設予定地周辺では、国道54号拡幅工事及びそれに伴う県道、市道において関連道路の整備も行われる予定となっており、皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力を頂きますようよろしくお願いします。
 
菅谷たたら山内工事見学会を行いました
朝日さんの説明を聞く参加者のみなさん
朝日さんの説明を聞く参加者のみなさん
2月22日、菅谷たたら山内の高殿で行われているこけら葺きの工事の見学会が行われました。見学会は、午前と午後のグループに別れ、一般の参加者約60人と地元自治会の皆さんが参加されましたが、中には広島市や大田市から参加された方もありました。
見学会では、保存修理工事に当たる設計監理者の株式会社文化財保存計画協会研究員の木本(きもと)泰二郎(たいじろう)さんから文化財保存修理工事の概要や特徴などを聞いたあと、屋根の近くに組まれている足場を上って栗材を使ったこけら葺きの様子を見学しました。
その後、教育委員会埋蔵文化財専門員の坂本から操業当時の高殿内部の配置や発掘調査で明らかになった送風分岐部及び押立柱の礎石について説明がありました。また、見学会のあとは、三番屋敷に移って山内の3Dビデオの上映や、鉄の歴史村地域振興事業団施設長の朝日(あさひ)光男(みつお)さんから軽妙な語り口で説明があり、有意義な見学会となりました。
※菅谷たたら山内については、雲南市ブランドサイト(http://www.co-unnan.jp/このリンクは別ウィンドウで開きます)「歴史」のコーナーで情報発信しています。
(表紙に写真掲載)
 
うんなん食の起業家養成講座最終成果報告会~半カフェ半Xのススメ~
食の起業家をめざし、講座を受講したみなさん
食の起業家をめざし、講座を受講したみなさん
たたらの里山再生雇用創造推進協議会では、今年度、厚生労働省の「実践型地域雇用創造事業」の採択を受け、地域の食材を活かし新たな賑わい拠点、雇用機会の創出を担う人材を育成することを目的に、求職者向けの人材育成セミナーとして「うんなん食の起業家養成講座~半カフェ半(エックス)のススメ~」を開講しました。
講座は、10月にスタートし、アンテナカフェ・ハレの日代表の和田(わだ)裕子(ゆうこ)さんをメイン講師に、全6回開催し、毎回カフェやレストランなどを開業している実践者をゲスト講師に招き、食の起業に向けた事業計画の立案方法やカフェの開店に必要な知識やノウハウを学びました。 
3月1日、雲南市木次町寺領の食の杜で、講座の最終成果発表会として、受講者が自らの特技・資格等を活かした発想で、これまで半年間練り上げた事業プランを発表しました。発表者には、ゲスト講師と新たな連携が生まれたり、本年5月の開業を見込むなど、具体的な動きが始まっている方もいました。今後「食」に関する新たなビジネスや、起業家が生まれることを期待しています。
 
しまね定住の郷づくりシンポジウムが開催されました
パネルディスカッションで石橋会長が話される様子
パネルディスカッションで石橋会長が話される様子
3月1日、島根県主催の「しまね定住の郷づくりシンポジウム」が、市内外から200人の参加のもと、雲南市大東町の古代鉄歌謡館で盛大に行われました。
島根県でも、雲南市の地域自主組織のように、公民館等の範囲を基本とした中山間地域の活性化に向けた対策を進めており、今回のシンポジウムは、地域振興、定住対策、生涯学習等の分野に携わる地域の皆様や行政担当者を対象に、県内の特徴的な取り組みを進める地区に学び、今後の活動に活かしていくことを目的に開催されました。
雲南市からは、掛合町の松笠振興協議会会長の石橋(いしばし)健一(けんいち)さんが「地域自主組織による縁結び活動」と題し事例発表者として登壇され、「地区内の若い世代が活躍できる場が多くあることが地域活性化に繋がっている」など、松笠振興協議会の取り組みの紹介に併せ、それにより生まれてきている成果を発表されました。
いずれの地域の事例も特徴的であり、参加者にとって多くの学びの場となりました。
 
さくらおろち湖シンポジウムが開催されました
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
3月9日、木次町平田の温泉交流センターで、『さくらおろち湖シンポジウム~さくらおろち湖の魅力~』がNPO法人さくらおろちとさくらおろち田舎ツーリズム協議会の共催で開催されました。
さくらおろち湖周辺は、レガッタ、シーカヤック、自転車、ウォーキング、マラソン、トレイルランなどのスポーツイベントや、「食の縁結び物語」、自然環境に触れる「里山ボランティア」などの上下流域交流イベントなど、多くのイベントに来場者が急増しています。今回、その仕掛けの中心となっている行政や地域づくり団体が、地域のみんなが主役となってさくらおろち湖周辺を盛り上げていこうという趣旨でシンポジウムが開催されました。
基調講演では、「あなたが動けば地域が変わる」と題して、株式会社サイクルポートプランニング取締役の本東(もとひがし)千恵(ちえ)さんが地域おこしの実践例を交えながら語られました。
パネルディスカッションでは、ダム見学を取り入れた旅を企画したトラベルクリエイトの岩崎(いわさき)恵子(けいこ)さん、さくらおろち湖アウトドアスポーツ天国に取り組むしまねシーカヤックスクールの森山(もりやま)(ひさし)さん、子どもたちと「布勢っ子河太郎日記」で河川の環境に取り組む布施公民館の石原(いしはら)晴代(はるよ)さん、要害山麓の「みざわの館」で「おもてなし」に取り組むとんぼの会の景山(かげやま)咲子(さきこ)さんが取り組み内容、スキルアップしたいこと、今後の夢などを語っていただきました。
参加者からは、「もっと賑わうように自分も役に立ちたい」等の感想が寄せられました。
 
特別養護老人ホームみとやの郷竣工
竣工式を終え、参加者全員で記念撮影
竣工式を終え、参加者全員で記念撮影
2月22日、雲南市三刀屋町乙加宮地内で建設されていた特別養護老人ホームみとやの郷が完成し、関係者60人が参加し、修祓(しゅばつ)式及び竣工式が行われました。
この施設は、社会福祉法人萌友(ほうゆう)福祉会(理事長:山根(やまね)昊一郎(こういちろう)さん)が5億5千万円をかけ整備。本年4月から全室ユニット型個室の定員50人、短期入所施設10床の施設として開所されます。
竣工式で萌友福祉会理事長の山根さんは、「ゼロからの出発であるが、介護福祉の推進に貢献したい」と、また、速水市長は、「現在、市で施設への待機者が550人いる。この度の施設整備により施設待機者の解消が進むことを期待している。今後、一層、社会福祉事業に力をいれる」とあいさつしました。
 
雲南神楽フェスティバル 伝統を受け継ぎ、舞を披露
上多根神楽保存会の「山の神」
上多根神楽保存会の「山の神」
南加茂貴船神楽社中の「国譲」
南加茂貴船神楽社中の「国譲」
奥出雲神代神社社中の「簸の川大蛇退治」
奥出雲神代神社社中の「簸の川大蛇退治」
3月9日、加茂文化ホールラメールで第9回雲南神楽フェスティバル兼第6回出雲の國伝統芸能交流大会が行われ、市内外から8団体が出演し、舞を披露し、来場者400人は伝統芸能として継承されている舞を堪能していました。
今回は、出雲の國・斐伊川サミット(構成市町:出雲市・雲南市・奥出雲町・飯南町)との共催で、市外からもそれぞれ1団体が出演し、共演することで神楽を伝承する仲間のみなさんとの交流や連携を深めることができました。
 

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