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雲南病院だより

市報うんなん2013年11月号

 
 
雲南病院だより
今年も病院祭を開催しました!!
9月28日、第3回雲南市立病院・病院祭を開催しました。
平成23年度の市立病院移行を契機に、地域の皆さんと病院との交流を深め、病院のことをもっと知ってもらおうと始めたこの病院祭、3回目の今年も朝からたくさんの方々が来場されました。
今年のテーマは「つながろう!ささえあおう!~地域とともに、ぬくもりのある病院をめざして~」。病院職員だけでなく、地域の皆さんにもたくさんお手伝いしていただき、まさにぬくもりいっぱい、手作りの祭りとなりました。
オープニングセレモニーでは、恒例となった院内保育所「ほたるキッズ」の子どもたちが登場し、個性豊かな子どもたちが元気なお遊戯を披露し、会場を盛り上げてくれました。
続く、基調講演は、尾道市立総合医療センター公立みつぎ総合病院の(はやし)拓男(たくお)院長先生に「高速道開通で見えてくる新しい医療~地域包括ケアの実際~」と題して講演していただきました。「寝たきりゼロ作戦」をきっかけに保健、医療、福祉の連携をはかり、30年以上にわたって試行錯誤を繰り返して作られた、地域住民や行政も含めた「地域包括ケアシステム」について話していただき、中でも「点や線だけでなく、地域全体での面での連携が重要」という言葉が、今後我々雲南市の地域づくりへのキーワードとして、とても印象に残りました。周囲の環境や高齢化率、人口規模など、雲南市と似た地域での先進的な取り組みに、来場された住民の皆さんも真剣に聞き入っておられ、今回の講演をきっかけに「雲南型地域包括ケアシステム」づくりに積極的に当院も参画していかなくては、と感じました。
林拓男院長先生による基調講演の写真
林拓男院長先生による基調講演
午後の部では、メイン会場は音楽イベントが目白押し。地元のたかはし音楽教室「M(エム)-kids(キッズ)」の子どもたちのかわいらしい歌と演奏の発表会。島根大学医学部ボランティアサークル「フローラ室内楽団」のぬくもりあふれる演奏が会場に響きわたっていました。あの「あまちゃん」のテーマ曲もありました。
またこの日は、県内外の医師や看護師、医学生による「うんなん医療見学ツアー」の一行も会場を訪れてくれました。ツアー参加者の一人、出雲市出身で、現在東京で活躍されている音楽療法士の方には、飛び入りで参加いただき、会場の皆さんと一緒に「月の砂漠」を合唱してもらいました。自ら電子ピアノを演奏して歌い、会場の皆さんをのせる技はさすが。いつか、雲南市民の皆さんを音楽で癒やしてくれる日が来ることを願っています。
たかはし音楽教室「M-Kids」の発表の様子の写真
たかはし音楽教室「M-Kids」の発表
「フローラ室内楽団」による演奏の様子の写真
「フローラ室内楽団」による演奏
催し物会場では、今年も院内各部署の職員が日頃の業務の特徴を活かしたイベントを企画しました。妊婦さん体験やお母さん体験、白衣体験、リハビリ体験、心肺蘇生体験をはじめ、脳年齢測定、肺年齢測定など、たくさんの体験型コーナーで楽しんでもらいました。屋外の救急車には子どもたちが列を作り、救急隊のベストを着てサイレンを鳴らし、スピーカーで「救急車が通ります!」と大喜びでした。診療局では今年も「縫合体験」と「腹腔鏡手術体験」などを用意し、実際にシュミレーターを使って治療の体験をしてもらいました。「縫合体験」された女性は「難しいね」といいながらも見事な手さばきで、指導した医師も驚いていました。「腹腔鏡体験コーナー」には今年もたくさんの子どもたちが列を作ってくれました。真剣な目で楽しんで参加してくれた子どもたち。この中から未来の雲南病院を支えるスーパー外科医が誕生してくれれば、と思います。
【展示・体験コーナー】
保健推進課・検診コーナーの写真
保健推進課・検診コーナー
展示・体験コーナーの様子の写真
展示・体験コーナーの様子
縫合体験コーナーの写真
縫合体験コーナー
ボランティア展示コーナーの写真
ボランティア展示コーナー
BLS(一次救命処置)体験コーナーの写真
BLS(一次救命処置)体験コーナー
救急車展示コーナーの写真
救急車展示コーナー
祭りのクライマックスは、これまた恒例となった「病院職員、ボランティアによる安来節ショー」。日頃病院を支えていただいている病院ボランティア「てごっ()」の石川さんによるユーモアあふれる軽妙な司会(見事な三味線も披露してくれました)と、当院勤務の中林看護師の美声で幕を開けました。また、今回は看護部長をはじめとする看護師と総務課長がこの日に向けて猛特訓した銭太鼓を披露しそして大トリは、恒例の「どじょうすくい」。今年も松井事業管理者、大谷院長、佐野副院長、森脇診療局次長、田中事務部長が、日頃の姿からは想像の出来ないユニークな腰つきと表情で会場を沸かせ、大盛り上がりの中、第3回の病院祭は幕を閉じました。
この病院祭は、病院職員だけでなく、地域の方々も一緒になって準備してきたものです。病院祭をきっかけにこれからも地域とのつながりをもっともっと深め、ぬくもりあふれる病院づくりに努めていきます。
看護師らによる「銭太鼓」の写真
看護師らによる「銭太鼓」
医師らによる「どじょうすくい」の写真
医師らによる「どじょうすくい」
 
◆展示コーナーのご紹介
展示コーナーのカエルの写真 展示コーナーのカエルの写真 展示コーナーのカエルの写真 展示コーナーのカエルの写真
展示者:野々村健司

 
展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真
展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真 展示コーナーのパッチワークの写真
展示者:雲南市人権センター教養文化教室
パッチワーク教室
 
 院内サロン ふれ愛
11月・12月の開催日:11月8日(金曜)・22日(金曜)、12月13日(金曜)
時間:午後1時30分から3時30分
場所:雲南市立病院 南棟2階ドック・検診室

なお、12月13日にはクリスマス会を行う予定としています。詳細は決まり次第お知らせいたします。

お気軽に、お越しください。 
問い合わせ先: 雲南市立病院 健康管理センター保健推進課電話0854-43-3602
 
 
 
 

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