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平成24年度決算報告

市報うんなん2013年11月号

 
平成24年度決算報告
平成24年度の決算が9月議会で認定されましたので、お知らせします。
決算の問い合わせは、財政課:0854-40-1023
一般会計決算では、歳入決算額が293億5,585万円(対前年度0.01%減)、歳出決算額が289億4,279万円(同0.05%減)で、歳入歳出差引残額が4億1,306万円となりました。なお、翌年度に繰り越すべき財源は1億5,639万円であり、実質収支は2億5,667万円となりました。
 
一般会計
一般会計のグラフ
 
普通会計
 
特別会計
会計\区分 歳入決算額 歳出決算額 歳入歳出差引残額
  国民健康保険事業
(事業勘定)
46億6,151万円 45億3,927万円 1億2,224万円
  国民健康保険事業
(直営診療施設勘定)
1億1,799万円 1億1,667万円 132万円
  後期高齢者医療事業 10億2,910万円 10億2,113万円 797万円
(普) 農業労働災害共済事業 508万円 507万円 1万円
  簡易水道事業 4億6,124万円 4億5,996万円 128万円
  生活排水処理事業 23億5,219万円 23億4,895万円 324万円
  財産区 29万円 29万円 0万円
(普) 土地区画整理事業 2億9,000万円 2億8,956万円 44万円
(普) ダム対策事業 7,100万円 7,081万円 19万円
  清嵐荘事業 4,233万円 4,226万円 7万円
(普)は一般会計と合わせて普通会計に含まれる特別会計
 
財政指標
項目 数値 説明
財政力指数 0.245
(0.249)
財政基盤の強さを表す指標です。財政力指数が高いほど自主財源の割合が高く、財政力が強いことになります。
経常収支比率 87.6%
(88.1%)
毎年経常的に支払わなければならない経費の状況から、財政運営の弾力性を測定する指標で、低いほど財政運営に弾力性があり、高いほど財政運営が硬直化している状況を表しています。
地方債現在高比率 197.1%
(210.4%)
財政規模に対する地方債(長期に渡り返済する借金)の残高を表したもので、低いほど財政運営が安定しています。
健全化判断比率 実質赤字比率 該当なし
(該当なし)
一般会計等(普通会計)を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率です。雲南市の場合は、12.52%以上で財政健全化団体に、20%以上で財政再生団体となります。
連結実質赤字比率 該当なし
(該当なし)
全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率です。雲南市の場合は、17.52%以上で財政健全化団体に、30%以上で財政再生団体となります。
実質公債費比率 16.0%
(17.6%)
公債費の水準を測る指標です。一般会計等(普通会計)が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率であり、従来から用いられてきた「起債制限比率」を見直し、実態をより正確に把握するため、公営企業会計に対する繰出金のうち元利償還金相当分などが要素に加えられています。この比率が25%以上になると財政健全化団体に、35%以上で財政再生団体となります。
将来負担比率 107.1%
(129.7%)
地方債の残高をはじめ一般会計等(普通会計)が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率です。350%以上で財政健全化団体となります。
資金不足比率 該当なし
(該当なし)
公営企業会計の資金不足額の事業規模に対する比率です。比率は各公営企業会計毎に算定することとされており、20%以上で経営健全化団体となり、財政健全化団体と同じように、公営企業の経営の健全化を図る計画を策定しなければなりません。
下段()は平成23年度
 
平成24年度に実施した主な事業
新庁舎建設事業 1億211万円
公共施設解体撤去事業 1,875万円
雲南市・飯南町事務組合負担金(CATV事業) 12,732万円
移動通信不感地域解消事業 15,303万円
多根交流センター整備事業 13,550万円
地域づくり活動等交付金事業 17,784万円
公共交通対策事業 2863万円
介護保険事業(負担金) 67,300万円
乳幼児医療費助成事業 7,299万円
病院事業会計補助金 66,685万円
雲南市・飯南町事務組合負担金(清掃事業・火葬場事業) 78,226万円
バイオマス関連整備事業 5,305万円
林道開設事業 4,719万円
商工業振興補助金 5,285万円
道路維持・新設改良事業 49,590万円
高速道路整備関連事業 33,450万円
国道整備関連事業 12,921万円
小・中学校施設耐震化事業 22,036万円
菅谷たたら山内保存修理事業 7,400万円
災害復旧事業 44,104万円
など
 
監査委員の審査意見書から
市税の収入率は98.00%で山陰12市の中で最も高く、横断的な滞納整理体制の強化が図られ、それによる成果が着実に現れてきている。今後も財源の確保と負担の公平を期するため、未収金の解消に向けて、引き続き関係部局間の連携を図り、総力を挙げて取り組まれることを望む。
財政健全化法に基づく財政指標である実質公債費比率、将来負担比率については、公債費負担適正化計画に基づく市債発行の抑制及び繰上償還の実施により、昨年度に引き続き数値の改善が見られたところであるが、依然として高く、今後もさらに比率の低減に努め、財政の弾力化を図っていく必要がある。
「財政非常事態宣言」が解除された最初の決算であるが、引き続き公債費の抑制や経常経費の削減の努力がみられた。しかし、庁舎建設、市立病院施設整備計画、平成27年度からの普通交付税の一本算定、そして少子・高齢化などの社会環境変化等により市の財政をとりまく課題が山積している。今後も財政健全化に向けて一層の努力を図られたい。
合併からの懸案事項であった公有財産台帳は、システムを導入したことにより整備された。今後、システム等を活用しながら、利用見込みがない普通財産や土地開発基金の土地と現金部分について恒久的利用、処分、または有効活用について引き続き検討されたい。
「道の駅たたらば壱番地」の完成は、多くの大型観光バスや自動車の中継地点となり周辺地域の経済に大きな役割を果たしている。中国横断道尾道松江線全線開通は来年度に控えているが、国道54号沿線の活性化を含め、観光面や産業集積拠点形成アクションプラン等今後の雲南市の産業発展、定住対策等に期待する。
 
平成24年度決算報告(公営企業会計)
雲南市議会9月議会で認定された平成24年度公営企業会計(水道事業会計、工業用水道事業会計及び病院事業会計)決算をお知らせします。
 
水道事業
水道局:0854-42-3473
収益的収入(料金収入等)及び支出(維持管理費等)
平成24年度3月末現在の水道使用戸数は10,102戸、年度末の総有収水量(料金収入のもとになった給水量)は3043,385㎥でした。
総収益は72,599万円、総費用は73,252万円で653万円の赤字となりました。
水道料金収入63,424万円を総有収水量で割った1㎥当たりの供給単価(有収水量1あたりの給水収益)は20840銭となりました。一方、水道を供給するためにかかる1㎥当たりの給水原価(有収水量1m3あたりの費用)は23991銭でした。給水原価から供給単価を差し引くと3151銭マイナスとなり原価を割って供給することになりますが、市からの営業補助により損失額の縮減を図っています。
資本的支出(建設改良工事等)

平成24年度の資本的支出総額は63,502万円でした。このうち建設改良費は44,252万円で、主な事業としては海潮地区簡易水道施設整備事業、下熊谷第1水源地整備事業などを行いました。
また企業債償還金は19,250万円でした。
 
工業用水道事業
水道局:0854-42-3473
収益的収入(料金収入等)及び支出(維持管理費等)
平成24年度3月末現在の工業用水道利用者は島根三洋電機株式会社とホシザキ電機株式会社の2事業所で、年度末の総給水量は1272,641㎥でした。
総収益は11,487万円、総費用は1548万円で、939万円の黒字となりました。
資本的支出(建設改良工事等)
平成24年度の資本的支出総額は4,360万円でした。このうち建設改良費は3,324万円で、第6取水井整備工事を行いました。また企業債償還金は1,036万円でした。
平成24年度雲南市水道事業会計損益計算書
(平成24年4月1日から平成25年3月31日まで)
営業利益 6億5,002万円
営業外利益 7,597万円
経常収益(1) 7億2,599万円
営業費用 6億2,075万円
営業外費用 1億1,075万円
経常費用(2) 7億3,150万円
特別損失(3) 102万円
当年度純利益(1)-(2)-(3) △653万円
前年度繰越利益剰余金 6,176万円
当年度未処分利益剰余金 5,523万円
(税抜き)
 
平成24年度雲南市水道事業会計貸借対照表
平成25年3月31日
有形固定資産 119億3,972万円
無形固定資産 603万円
現金預金 11億4,922万円
未収金 8,175万円
貯蔵品 709万円
資産合計 131億8,381万円
固定負債 9,206万円
未払金 8,442万円
預り金 508万円
その他流動負債 60万円
負債合計 1億8,216万円
自己資本金 29億9,068万円
借入資本金 49億7,251万円
資本剰余金 49億4,383万円
利益剰余金 9,463万円
資本合計 130億165万円
負債・資本合計 131億8,381万円
(税抜き)
 
平成24年度雲南市工業用水道事業会計損益計算書
(平成24年4月1日から平成25年3月31日まで)
営業収益 8,477万円
営業外収益 3,010万円
経常収益(1) 1億1,487万円
営業費用 9,158万円
営業外費用 1,390万円
経常収益(2) 1億548万円
当年度純利益(1)-(2) 939万円
前年度繰越利益剰余金 972万円
当年度未処分利益剰余金 1,911万円
(税抜き)
 
平成24年度雲南市工業用水道事業会計貸借対照表
平成25年3月31日
有形固定資産 6億2,354万円
現金預金 1億9,259万円
未収金 3,327万円
貯蔵品 75万円
資産合計 8億5,015万円
固定負債 2,222万円
未払金 1,901万円
負債合計 4,123万円
自己資本金 8,878万円
借入資本金 6億6,440万円
資本剰余金 324万円
利益剰余金 5,250万円
資本合計 8億892万円
負債・資本合計 8億5,015万円
(税抜き)
 
病院事業
雲南市立病院総務課財政係:電話0854-43-2442
平成24年度は、常勤医師体制において前年同月比2名減の18名体制でスタートし、年度中に皮膚科及び眼科医師の常勤化が図れた一方、整形外科医師1名の退職により19名となりました。この様な中、外科医師による総合診療科の充実が図れ、医師数減の内科診療のカバーが図れたことにより、病床利用率は89.7%(一般病床88.7%、回復期リハビリテーション病床92.7%、介護療養病床91.9%)と、高い病床利用率を維持し、入院収益の増収が図れました。一方、給与費や材料費などの費用の削減にも努め、経常収支では前年度に対し1,702万円の改善が図れ、16年振りに770万円の黒字となりました。当期純損益は、140万円の特別損失計上があり、630万円の純利益となりました。内部留保資金は、単年度で1億8,793万円の蓄積を図ることができ、繰越内部留保資金は7億1,717万円となりました。
資本的支出総額は3億5,549万円で、このうち建設改良費は7,752万円で、主なものとして眼科用手術機器、患者監視システム、救急搬送車など、経年劣化による医療機器の更新を行いました。
また、企業債償還金は2億5,382万円でした。
業務量
1、病床数:281床
(一般病床 203床(うち感染症病床:4床)、回復期リハビリ病床:30床、介護療養病床:48床)
2、延患者数、1日平均患者数、病床利用率
区分 延患者数(人) 1日平均患者数(人) 病床利用率(%)
前年度 本年度 増減 前年度 本年度 増減 前年度 本年度 増減
入院 一般病床 65,992 65,755 △237 180.3 180.2 △0.1 88.8 88.7 △0.1
回復リハ 10,181 10,154 △27 27.8 27.8 0.0 92.7 92.7 0.0
介護療養 16,292 16,094 △198 44.5 44.1 △0.4 92.7 91.9 △0.8
入院計 92,465 92,003 △462 252.6 252.1 △0.5 89.9 89.7 △0.2
外来 98,987 98,728 △259 405.7 403.0 △2.7
 
財務諸表
平成24年度南市病院事業会計損益計算書
(平成24年4月1日から平成25年3月31日まで)
医業収益 33億1,378万円
医業外収益 4億2,872万円
訪問看護収益 4,616万円
療養病床収益 2億4,891万円
総収益(経常収益) 40億3,757万円
医業費用 36億1,520万円
医業外費用 1億9,735万円
訪問看護費用 4,591万円
療養病床費用 1億7,141万円
総費用(経常費用) 40億2,987万円
特別損失 140万円
当年度純利益 630万円
前年度繰越欠損金 933万円
当年度未処理欠損金 303万円
(税抜き)
 
平成24年度雲南市病院事業会計貸借対照表
(平成25年3月31日)
有形固定資産 29億61万円
投資 964万円
現金預金 3億5,841万円
未収金 5億8,469万円
貯蔵品 2,030万円
繰延勘定 8,863万円
資産合計 39億6,228万円
未払金 1億3,015万円
その他流動負債 2,014万円
負債合計 1億5,029万円
自己資本金 4億4,168万円
借入資本金 30億8,068万円
資本剰余金 2億9,265万円
利益剰余金 △303万円
資本合計 38億1,199万円
負債・資本合計 39億6,228万円
(税抜き)
 
 
 
 
 
 

もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関