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ふるさとウォッチング

市報うんなん2012年10月号

 
 
 
8月14日 永井隆博士直筆の絵が発見されました
 「如己愛人」「平和を」の精神を世界に向かって訴え続けた永井隆博士直筆の絵が、埼玉県さいたま市在住の渡辺善郎(わたなべよしろう)さんから寄贈されました。この絵は、渡辺さんの父が所有され、亡くなられた際に遺品を整理していた時に発見し、さいたま市内のコーラス部に所属の三刀屋町出身の陶山(すやま)和良(かずよし永井隆博士直筆の絵を紹介する名原館長)さんと知り合い、陶山さんのふるさと雲南市を想う気持ちと、永井隆博士への想いに共感され、今回、雲南市の永井隆記念館へ贈られることになりました。この絵は、「おさな子は 母の口ぐせ そのままを こけし抱きしめ 云いきかせおり」と歌が書かれており、戦後に描かれたものと推測されます。永井隆記念館の名原久(なばらひさ)雄(お)館長は、渡辺さん、陶山さんに感謝をし、「貴重な絵を多くのみなさんに見ていただきたい」と語られました。現在、同記念館には、280点もの手紙、写真、掛け軸などが展示されています。
永井隆博士直筆の絵を紹介する名原館長
 
9月1日 ジャズの魅力を堪能しました 
国立音楽大学のニュータイドジャズオーケストラのみなさんの演奏
国立音楽大学のニュータイドジャズオーケストラのみなさんの演奏
 雲南市商工会青年部を中心とした実行委員会の主催による雲南ジャズフェスティバルが加茂中央公園野球場で行われ、2,500人の来場者が音楽、食を楽しみました。
 今年で3回目となる同フェスティバルは、2年に1度開催され、今回は装いを新たに、1部で六子(ろこ)、遊吟(ゆうぎん)などのゲストライブ、2部では地元で活動をしているラメールジャズオーケストラ、また、学生ジャズバンド・国立音楽大学のニュータイドジャズオーケストラなど6組が迫力ある演奏で会場を盛り上げてくれました。
 また、同フェスティバルは、音楽教育も一つの目的にあり、地元、加茂中学校吹奏楽部の部員たちは、国立音楽大学のみなさんに楽器の基礎奏法を教わったり、一緒に演奏をしたりして楽しんでいました。
 
9月3~9日 実業団陸上部がゴルフ場でトレーニング
ゴルフ場の特設コースで走り込む住友電工陸上部のみなさん
ゴルフ場の特設コースで走り込む住友電工陸上部のみなさん
 住友電気工業株式会社の陸上競技部 松本(まつもと)俊(とし)裕(ひろ)総監督以下12人が雲南市内で来年のニューイヤー駅伝への出場をめざし強化合宿が行われました。練習は、クラシック島根カントリークラブのゴルフ場コース内で営業前の朝6時から高低差約15mの起伏に富んだ特設コース(1周800m)や、午後からは大東ふれあい運動場の陸上競技場で行われました。藤山(ふじやま)哲(のり)隆(たか)キャプテンは、「ゴルフ場は、不整地で走りにくいが、日頃、使わない筋肉を使うので強化につながる。マラソンの代表、ニューイヤー駅伝の出場を目標に頑張ります」と抱負を語られました。また、9月8日には、雲南市陸上競技協会が主催する長距離記録会にも参加し、この合宿の成果を披露されました。
 
8月19日 練習の成果が発揮できました
水泳教室に参加したアスリートたちと保護者、コーチのみなさん
水泳教室に参加したアスリートたちと保護者、コーチのみなさん
 スペシャルオリンピックス日本は、知的障がいのある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を行う国際的なスポーツ組織です。今年4月まで島根県では休止状態でしたが、4月にスペシャルオリンピックス日本・島根設立準備委員会を加茂文化ホールラメール内に設立し、本年は水泳、バスケットボール、陸上のスポーツ教室を計画し、活動が再開されました。7月から水泳教室を4回行い、雲南市・松江市の小学3年生~18才までの9人のアスリートが参加し、8月19日に加茂B&G海洋センタープールで発表会が行われました。発表会では、9人それぞれが練習してきた成果を発表し、笑顔を浮かべていました。全員に修了証が手渡され水泳教室は終了しました。今後、陸上教室、バスケットボール教室が行われる予定です。
 
8月19日 幸雲南DAY ROCK FESTIVALが開催されました
ロックバンドの演奏に盛り上がる来場者のみなさん
ロックバンドの演奏に盛り上がる来場者のみなさん
 さくらおろち湖畔の自転車競技本部施設の芝生広場でアマチュアロックバンドの幸運南DAY ROCK FESTIVALが行われ、1,000人もの音楽ファンが演奏を堪能しました。
 今回のフェスティバルは、さくらおろち湖畔で活動をしているNPO法人さくらおろちが木次町のロックバンド「日登タイガース」と連携して企画されたもので、尾原ダム周辺の活性化を図るために開催されました。8組のバンド演奏のほかに、手作り屋台、地元特産物販売ブースなど18店の出店があり、子どもから大人まで「食べて・飲んで・騒いで」夏の野外音楽ライブを楽しんでいました。初の試みでしたが、斐伊川の流域住民を含め、多くの方が来場され、尾原ダムを介した新しい交流の場となりました。
 
8月15日 優雅な滝おどりを披露されました
地元松笠の方がお揃いの浴衣、笠で滝おどりを披露されました
地元松笠の方がお揃いの浴衣、笠で滝おどりを披露されました
 中国地方随一の名瀑と言われ、「日本の滝百選」に選定されている龍頭が滝で滝まつりが行われ、多くの観光客や帰省客で賑わっていました。まつりでは、神事の後、地元松笠の青年団のみなさんがお揃いの浴衣姿に笠をかぶり、優雅な滝おどりを披露され、観光客のほか多くのカメラマンは必死にシャッターを切って楽しんでいました。また、地元の特産品などの販売も行われ賑わいました。
 テレビで滝を紹介され、また、この夏の猛暑の影響もあり、滝まつりの日以外にも爽やかな涼を求め、多くの観光客で賑わっていました。
 
 

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