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いじめ防止に向けて!

市報うんなん2012年10月号

 
 
学校教育課 電話0854-40-1072
 子どもたちを巡るいじめへの取り組みは学校だけでなく、家庭や地域のご支援・ご協力があればより効果的となり、子どもたちが安心して学べる学習環境に繋がります。そのため、教育委員会では保護者の皆様に下記の文書を2学期始めにお配りしました。つきましては、地域の皆様にもこうした状況をご認識いただくとともに、引き続き子どもたちの見守りやご指導・ご協力を重ねてお願いいたします。
 
市内小・中学校 保護者の皆様へ 
 例年にも増して暑かった夏は立秋を過ぎても衰えることなく、熱中症が心配される中での2学期の始まりとなりました。しかし、この夏休みは子どもたちが大きな事故や事案に巻き込まれることなく、過ごせたことを皆様とともに喜びたいと思います。
 さて、皆様ご存じのように7月13日に文部科学大臣からいじめに関する談話が出されました。この中でいじめはどこの学校でもどの子にも起こりうること。 不幸にして起こった時は学校、教育委員会が速やかに連携、協働して対応に当たり、何よりも子どもたちの命を守らなければならないこと等示されています。
 雲南市教育委員会におきましては、これまでも単に学校からの報告を待つばかりでなく、指導主事の学校訪問により各学校の実態を把握したり、必要によって支援・指導を行ってきたりしました。
 しかし、いじめへの対応は文部大臣談話が発せられる程の喫緊の課題であることから、急遽8月20日に教育委員、小・中学校管理職、教育委員会事務職員による合同の研修会を開催いたしました。
 この中では、いじめを出さない学校づくりのためには一人ひとりを大切にした学級作り、人間関係作りが第一であり、この人間関係は子どもだけでなく、大人同士の人間関係も重要であること。そして不幸にして、もしいじめが発生し、それを認知したら学級や学校だけで抱えないで、教育委員会や保護者と連携して対処すること等の重要性を確認しました。
 これを受け各学校には、これまでの実践を点検し、現在の喫緊の事態を踏まえての、 新たな取り組み策の作成をお願いしました。
 このように学校も、いじめを起こさせない、いじめを見逃さない、いじめを許さない学校作りに全力で努めますので、保護者の皆様にはいじめをはじめお子さんのことで心配なことがあれば、学校にまず相談してください。そして、教育委員会でも下記の窓口を設けておりますのでお気軽に相談いただきたいと思います。
 学校、家庭、地域、教育委員会がそれぞれの役割を果たし、力を合わせて雲南市の全ての子どもたちの健やかな成長に尽力しなければならないと考えておりますので、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 いじめに関する相談窓口
・雲南市教育委員会 学校教育課 指導支援グループ
 [主担当] 細木指導支援グループリーダー、須山主任指導主事
 TEL(0854)40ー1072 FAX(0854)40ー1029
平成24年8月28日
 雲南市教育委員会
 教育長 土江 博昭 
  
 
 
 

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