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雲南市から愛と平和のメッセージを発信 第22回永井隆平和賞発表式典

市報うんなん2012年10月号

 
 
 
 9月9日、三刀屋文化体育館アスパルで、第22回永井隆平和賞発表式典が行われました。
 この永井隆平和賞は、「如己愛人」、「平和を」の願いを全世界に訴え続けた永井隆博士の精神を若い世代に伝え、人類普遍のテーマに取り組む機会と出会いの場を提供し、明るい日本の未来づくりに期するために、平成3年度から始まりました。今年は、35都道府県、ドイツやオーストラリアから合計1,993点の作文や小論文が寄せられました。
 式典では、まず、会場のみなさんが「長崎の鐘」を斉唱。続いて、部門ごとに入賞者の表彰の後、最優秀賞受賞者が作品を朗読し、雲南市から愛と平和のメッセージを発信しました。
 小学生低学年の部で最優秀賞を受賞した久野小学校3年の難波(なんば)由(より)圭(か)さんは、お母さんが一人で野菜作りをしていることや野菜づくりへの想いを紹介し、「わたしも自分の子どもたちにお母さんの気持ちをバトンタッチしたい」と発表しました。
 また、中学生の部で最優秀賞を受賞した木次中学校3年の若槻(わかつき)由(ゆ)衣(い)さんは、昨年、雲南市青少年海外派遣等交流事業で韓国を訪問した際の体験を紹介し、「人間の価値は不完全なこと。どこまでも正しい道を求め続ける人間であることに私は喜びを持って生きていきたい。そして、いつも人のぬくもりを感じて生きていきたい」と発表しました。
 記念イベントでは、広島平和記念公園にある「原爆の子」像のモデルで12歳で亡くなられた佐々木(ささき)禎子(さだこ)さんの甥の佐々木(ささき)祐(ゆう)滋(じ)さんによるコンサートが行われ、歌を通じて平和、命の尊さを訴えられました。 
  
中学生の部で最優秀賞を受賞した若槻由衣さん    小学生低学年の部で最優秀賞を受賞した難波由圭さん 
中学生の部で最優秀賞を受賞した若槻由衣さん    小学生低学年の部で最優秀賞を受賞した難波由圭さん 
 
第22回 永井隆平和賞入賞者(入賞作品全文を掲載しています。)
 
 
 
  
 
 
 

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