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リッチモンドサマースクール事業報告

「市報うんなん」2008年11月号

 
リッチモンドサマースクール参加者
 
アラーム大学を見学した団員。
後列:左から三島修治校長(木次中)、武田晃さん、渡部倫子さん、南場結貴さん、今岡祐子教諭(木次中)。
前列:左から堀江依知菜さん、岡﨑美佳さん、恩田禎子さん、狩野さくらさん、稲田千鶴さん。

 
 
8月11日から22日までの12日間、アメリカ・リッチモンド市に滞在するリッチモンド・サマースクールに8人の中学生が参加しました。中学生のレポートから一部を紹介します。
 
大東中3年 恩田禎子さん
最初ホストファミリーに思うように気持ちが伝えられず、とても悩みましたが、いろいろと心配してくれていることが伝わってきてうれしかったです。次第にお互いの心を開くことができ、言葉ではなかなか伝えられなかった気持ちも、表情で表現すれば伝えることができました。一生に一度の体験でたくさんの人に出会えてよかったです。
 
大東中3年 稲田千鶴さん
特に印象に残ったのは、学校訪問です。日本と違って自分の教室がなくて、休み時間がとても短かったです。生徒はとても積極的に挙手していました。アメリカの生徒はとてもフレンドリーでいろんな人が話しかけたり、手を振ったり、私達の名前を覚えようとしてくれました。日本の学校との違いもたくさん見つけられたし、たくさんの友達ができたので楽しかったです。
 
大東中2年 岡﨑美佳さん
食事の量が日本よりとても多くて驚きました。その他リーバイ・コフィンの家が一番印象に残りました。リーバイ・コフィンという人は奴隷解放のために力を尽くした人で、自分の家に奴隷として使われていた人たちをかくまってあげたそうです。お家にはいろんな隠れ場所があり、リーバイさんという人は素晴らしい人だと思いました。
 
大東中3年 狩野さくらさん
帰国する日はホストファミリーと離れてしまうのが本当に嫌でした。お世話になった人たちと会えなくなってしまうのがとても寂しい気がしました。
今まで習ってきた英語を使うことができたので良かったです。これから頑張って英語の勉強を続けて、何かの形で交流を続けて行きたいと思います。
 
大東中2年 南場結貴さん
アメリカと日本は生活習慣や文化すべてが違っていました。特に表現の違いで気がついたのは、英語では自分の考えを相手に伝える時に”Yes” “No” がはっきりしていて、遠慮などはありませんでした。文化も歴史も全く違う国へ訪れてみて、日本や雲南市の良いところや、自分がとても幸せに暮らしているということにも気づきました。
 
大東中2年 武田晃さん
ホストファミリーがメジャーリーグの試合を見に連れていってくれて感動しました。帰国の前夜にはホストファミリーの10歳の男の子が別れを惜しんで泣いてくれて胸が熱くなりました。ホストファミリーの温かい受け入れで、感動の体験をすることができました。もう一度に会いに行くことを約束しました。
 
三刀屋中2年 堀江依知菜さん
英語があまり得意ではないので、いろいろ不安に思うこともありましたが、このプログラムを通じて、言葉が通じなくても相手の思いや伝えたい気持ちは分かり合えると思いました。私に向かって一生懸命伝えてくれたホストファミリーのおかげで、逃げずにしっかり向き合うことができたこと、それが私の一番の大切な経験です。
 
木次中2年 渡部倫子さん
ホストファミリーは優しい方でたくさん話しかけてくれて、わからなければ何度も違う言葉で言ってくれて本当に嬉しかったです。行く前は「会話が通じなかったら・・」ととても心配でしたが、このホームステイを通じて言葉は関係ないと思いました。ある程度の言葉は必要かもしれません。でも伝えるよりも「伝えようとする気持ち」が大切だと思いました。その気持ちがあれば必ず伝わると思います。

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