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令和2年度当初予算編成方針令和2年度当初予算編成方針について説明します。

令和2年度当初予算編成方針について

1.国および県の情勢

 総務省の来年度概算要求は、令和元年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準が確保された。
 一方、島根県は、今後毎年度20億円前後収支を改善することが必要と見込んでおり、「中期財政運営方針(案)」において、スクラップ・アンド・ビルドの徹底、行政の効率化・最適化の推進、県有財産の売却などによる財源の確保、決算剰余金等を活用した財政基盤の強化を進め、健全な財政運営に取り組むこととされている。

2.雲南市の財政状況

 平成27年度からの地方交付税の減額の影響は甚大であり、歳入一般財源総額が減り続けている。これまでは、公債費の縮減や定員管理計画に基づく人件費総額の削減などにより、歳入減への対応をしてきたが、これらも限界に達している。また、歳出においては、新たな行政課題に対応するため新規事業や事業拡大を行っているが、既存事業の見直しが十分になされてないことが収支不足を拡大させる一因となっている。
 ついては、健全財政を維持するため、大胆な事業の見直しや徹底した歳出の削減を図ることが急務となっている。

3.予算編成の基本的な考え方

 市の財政状況を全庁的に認識し、中期財政計画やこれまで取り組んできた行政評価を踏まえ、事業の実績や効果を効率性、有効性等の観点から徹底した見直しを行い、健全財政の維持を基本として編成する。 

編成方針1

 歳入減に伴う一般財源不足に対応していくため、施策枠配分対象経費に対して一定のシーリングを設定する。シーリングを達成するため、歳出全般の見直しを行い、限られた財源のなかで最大の効果を生み出すよう、事業の選択や統合、廃止を徹底して行う。

編成方針2

 「雲南市第2次総合計画」「まち・ひと・しごと創生雲南市総合戦略」に基づき取り組んできた「人口の社会増」「地方創生」につながる事業についても、これまでの成果を踏まえた予算措置を行うこととし、新たな取り組みを予算化する際は、事業のスクラップ・アンド・ビルドを前提とする。

編成方針3

 投資的経費については、実施計画および財政計画との整合を図るとともに、財源としての地方債発行についても、将来の財政負担軽減を図るため計画的に発行する。

編成方針4

 一般会計予算の規模は296億円程度とし、歳入における地方債発行額は55億円以下とする。また、財政調整基金・減債基金の繰入については、中期財政計画で推計する収支不足額を拡大させないため、平成31年度当初予算における繰入額(8.15億円)を基本として編成を行う。


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総務部 財政課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
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