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【島根県雲南市】資源が循環するまちをつくりたい!「資源循環コーディネーター」募集!(環境政策課)地域おこし協力隊

募集要項

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募集について

現在、世界では二酸化炭素の増加に伴う地球温暖化が進み、気候変動による異常気象が発生しています。そうした中、雲南市も2021年に豪雨災害にあいました。このことをきっかけに、雲南市では2022年に脱炭素宣言を行っています。これは、2050年までの脱炭素社会の実現をめざすもので、市民・事業者・行政等関係者がお互いに学びあい協力連携を図ることで地域循環型社会を構築し、持続可能な地球環境づくりに挑戦しているものです。

今回募集する「資源循環コーディネーター」は、その中でも特にごみゼロをめざし、さまざまな資源が循環できるまちづくりの推進のため、地域の皆さんと一緒に資源循環に役立つものづくりをしたり、学びの場づくりをしていただきます。

募集の背景と想い

雲南市では、2022年に脱炭素のセクションを立ち上げ、市役所内で横断的なチームを組み、市長がトップの会議体を立ち上げ、6月に脱炭素宣言を、7月にキックオフフォーラムを開催し、市民・事業者・行政が共同でロードマップづくりを行っています。

脱炭素プロジェクトの基本方針は4つあります。
1.再生可能エネルギーの推進
2、省エネの推進
3、森林資源の活用
4、ごみゼロ社会の実現
それぞれに雲南市らしい取り組みとなるよう、先端技術も取り入れながら進めています。

今回「資源循環コーディネーター」に特に取り組んでいただくのは「ごみゼロ社会の実現」です。現在、「ごみゼロ社会の実現」に向けて生ゴミの減量化から始めています。雲南市では可燃ゴミのうち、生ごみが約40%を占めており、水分が多い生ゴミを燃焼させるために、年間504,000リットル(約4,500万円分)の灯油を費やしていることがわかったからです。

この課題に対し、2022年度から(公財)うんなんコミュニティ財団とともに勉強会とキエーロコンポスト製作をセットにした取り組みを実施しています。キエーロコンポストとは、もともと土の中にいるバクテリア(細菌)と太陽光を利用して生ごみを分解する生ごみ処理容器のことで、現在市内に200基程度設置しています。さらに2023年度は、ひとの移動で脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY」を活用し、行動変容を促す取組みを始めています。

こうした取り組みをやってみて実感したのは、地域の皆さんと一緒に手を動かし、話すことの大切さです。キエーロコンポストは使ってみると、とても便利でいいものだねと皆さんおっしゃられますが、自分一人で作ってみよう!とはなかなかなりづらいものです。また、「ごみを減らすこと」も、話してみると関心を持っている方が少なくないのですが、日常で話題になることは少ないです。資源循環を進めるために地域の皆さんと一緒に手を動かし、話す場を増やすことが重要であり、そのためには人が必要だと考えたのが募集の背景と想いです。

協力隊の活動について

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資源循環コーディネーターには、地域住民や関係団体、行政等と連携・協力し、次の業務を行っていただきたいと思います。
(1)学びの場づくり(脱炭素社会の実現に向けた啓発活動)
 市民・事業者に対し、勉強会やセミナーを開催し、普及啓発や情報発信を行う。
(2)ワークショップの実施(生ごみ処理のコンポスト製作など)
 コンポスト製作のワークショップを開催し、事後フォローアップ等を行う。
(3)脱炭素アプリの活用推進
 脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY」の活用を進め、行動変容を促す。
(4)雲南市内における資源循環の仕組みづくりの検討
(5)地域おこし協力隊としての業務
上記のメイン業務の他に、市や県、国の地域おこし協力隊員向けの研修会への出席、市の地域おこし協力隊についての情報発信のため、専用サイト等へ掲載する活動内容等に関する記事作成、市の業務(地方創生関係の業務、移住定住関係の業務等)に関するイベントへの出席等、地域おこし協力隊としての業務も適宜行っていただきます。

■サポート
①活動のサポート
資源循環の知識がなくても、環境や資源に興味があれば、専門家である錦織さん等、すでに取り組んでいる方々のサポートで知識や技術を学んで身につけていくことができます。地域とのつながりも、最初は市役所の担当者とともに動きながら徐々につくっていくことができます。

②暮らしのサポート
住まいのこと、買い物環境や暮らしの必需品など日常の暮らしのこと、子育て世帯には子育て環境のことなどの雲南市での暮らしの相談を、移住定住の専門スタッフ4名がサポートをしています。また、移住後は、UIターン者同士の交流会があり、仲間づくりや情報交換等できる環境があります。

③総合的なサポート
雲南市では「地域おこし協力隊マネージャー」を配置しています。隊員や地域の関係者、市役所の関係者をサポートし、三者のより良い関係構築とお互いを活かしあった活動推進に努めています。マネージャーの三瓶裕美さんは、雲南市の地域おこし協力隊OGであり、全国や島根県の地域おこし協力隊のサポートにも携わっています。
■業務のイメージ
【1年目〜2年目】
1年目は基本的に市の担当職員とともに下記の業務を行いながら、現在の状況を把握することと、地域の関係者との信頼構築をします。
・地域自主組織へのヒアリング
・脱炭素に関する学習会やキエーロコンポスト製作のワークショップを実施
・脱炭素アプリを活用した啓発活動
・取組みについての情報発信
【2年目〜3年目】
上記業務にプラスして
・資源循環に関する検証や新たな対策の提案
・任期終了後に向けた取組み
※メインの業務の他に、市や県、国の地域おこし協力隊員向けの研修会への出席、市の地域おこし協力隊についての情報発信のため、専用サイト等への掲載する活動内容等に関する記事作成、市の業務(地方創生関係の業務、移住定住関係の業務等)に関連するイベントへの出席等、地域おこし協力隊員としての業務も行っていただきます。

■こんな人に向いています
・いろいろなところに出かけて、人と話すことが好きな人
・一緒に手を動かして、つくることが好きな人
・環境に優しい暮らしや、人とのつながりを大切にする暮らしをしたい人

業務概要

(1)脱炭素社会の実現に向けた啓発活動
(2)生ごみ処理のコンポスト製作
(3)脱炭素アプリの活用
(4)雲南市内における資源循環の仕組みづくりの検討
(5)地域おこし協力隊としての業務

募集対象

【応募資格】

(1)現在、3大都市圏や政令指定都市をはじめとする都市地域等に居住し、採用決定後、雲南市に生活拠点を移し、併せて住民票を異動できる方
(2)地域の活性化に興味があり、地域住民など関係者と協力して活動に取り組むことができる方
(3)協力隊の任期後、雲南市に定住・定着する意欲のある方

募集人数

1名

勤務地

島根県雲南市内

勤務時間

毎月17日、1日あたり7時間45分勤務。

雇用形態・期間

会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
副業可能:要相談
令和6年7月1日(予定)〜令和7年3月31日
※着任から1ヶ月の間は試用期間となります。(試用期間中の労働条件は同条件)※着任の日から令和7年3月31日までを一区切りとし、年度更新により最大3年まで延長可(実績により更新)

給与・賃金等

月額175,100円(@10,300円/日×17日)、賞与あり、通勤手当(片道2km以上の場合)

待遇・福利厚生

休日等:週休2日制(土・日・祝日)、年末年始休暇、各種有給休暇制度あり
加入保険:雇用、公災、健康、厚生

申込受付期間

随時募集(1名)決まり次第終了します。

審査方法

【提出書類】
1.指定の応募用紙
2.地域おこし協力隊として採用された場合の活動企画案(※A4用紙1枚にまとめてください)
3.住民票
上記を下記住所まで郵送または持参してください。
【一次選考】書類審査
書類審査の上、結果を応募者全員に文書またはメールで通知します。
【二次選考】一次選考合格者を対象に、二次選考試験(面接試験等)を雲南市役所で行います。

活動内容や移住に関しての相談は個別に承ります。
お気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:kankyouseisaku@city.unnan.shimane.jp 担当:松蔭、加本

お問い合わせ先

市民環境部 環境政策課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1033
Fax 0854-40-1039
kankyouseisaku@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。

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