避難所におけるペットの同行避難について避難所は、一時的に多くの皆さんが共同生活を送る場所です。ルールを守って共同生活を送っていただくようお願いします。

はじめに

　災害時には、大切な家族の一員であるペットも一緒に避難できます（同行避難）。ただし、避難所においては飼い主にとって気にならないことでも、臭い、排せつ物、鳴き声など、他の避難されている方にとって過度のストレスとなる場合があります。
　避難所での生活にあたっては一定のルールを設け、避難者どうしのトラブルとならないように配慮することが大切です。
※なお、身体障がい者の補助犬である盲導犬、介助犬、聴導犬などはペットではなく、「身体障害者補助犬法」により、公共的施設での同伴を認められています。ただし、避難所内に同行することにより、他の避難者がアレルギー症状を引き起こす可能性がある場合は、身体障がい者と補助犬に別室を準備する必要があります。

1.避難所の居住スペース部分には、原則としてペットの持ち込みを禁止します。
2.ペットには迷子札を装着し、避難所敷地内の屋外部分や指示された場所にペットスペースを設け、ケージやキャリーケース等を使用して飼育します。
※避難の際に用意・持参してください。
3.校庭等での放し飼いを禁止します。
4.ペットの飼育場所の清掃を定期的に行ってください。また、散歩時の排泄物の管理も同様です。
5.大型動物・危険動物・蛇などの爬虫類の同行は禁止します。

持ち物・・・ペットの餌、キャリーケース、その他
※いざというときに慌てないように、ペットに基本的なしつけをし、備えておきましょう。避難するときは、ペットと一緒に避難（同行避難）できるよう、日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに慣れさせておくことも必要です。