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市報うんなん2016年7月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

こんにちは、保健師です。

健康推進課 電話0854-40-1045

平成28年度も受けましょう
年に1度は「特定健康診査(特定健診)」! 無料で受けられる検査が増えました!

雲南市の特定健診では、病気や体の異常の早期発見を行い、生活習慣病と言われる糖尿病、高血圧、慢性腎疾患等の発症・重症化を予防するために、無料でさまざまな検査を受けることができます!
対象は、40歳から74歳までの雲南市国民健康保険加入の方です。
これまで有料で行っていた貧血、尿酸、クレアチニン検査も今年度より無料で受けられるようになりました。

Q.貧血検査って?
A.血液中の赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリットを調べます。女性の半数は貧血といわれるほど貧血は女性に多いトラブルです。

Q.尿酸検査って?
A.尿酸が高くなると、関節に沈着して炎症を起こし、痛風発作がみられ、腎臓に徐々に沈着して腎障害を起こします。腎機能検査の1つです。

Q.クレアチニン検査って?
A.クレアチニンの正体は、体内の老廃物です。血液中のクレアチニン値を調べることで、腎臓のろ過機能の状態を知ることができ、したがって腎臓病の早期発見をすることができるのです。

さらに、雲南市の特定健診では、検査後必要に応じて健康づくりのアドバイスを受けることもできます。
健診によって体の状態を知り、生活習慣病の予防、改善に役立てましょう。
詳しくは、「雲南市成人健診のしおり」をご覧いただくか、健康推進課(電話0854-40-1045)へお尋ねください。

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050

地域ぐるみで取り組む健康づくり

日常生活で体を動かすことが良いことは多くの方がご存知だと思います。ただ、自分一人ではなかなか思うように行動できないことが多いのではないでしょうか。そんな時は、だれかと一緒に取り組んでみることも効果的です。
今月は、地域ぐるみで体を動かすことに取り組んでいる、掛合町松笠地区の『松笠まめなリレー(以下、まめなリレー)』を紹介します。
まめなリレーは、自治会内で回覧板を回すように、歩数計をリレーするイベントです。地区住民の約半数が参加するこのイベントは、日常生活で『歩く』ことの意識づけを目的として毎年行われています。歩数計をつけたら、付属のノートに日付や感想、次の人への応援メッセージなどを記入し、回します。このようにして期間中は歩数計が地区内を駆け回ります。そして、参加者の歩数を距離に換算し、松笠地区から日本を一周しようというものです。


まめなリレーの様子

自分に合った方法で、まずは楽しみながら!

参加者からは、「仕事の日は多く歩くが、休みの日はあまり歩かないことがわかったので休みの日も努めて歩くようになった」、「歩くことは、大変だけど歩けるありがたさを感じた」というような声もあげられています。松笠地区は、無理なく行える健康づくりを地域の既存の仕組みやつながりで行っていることがわかります。一人で取り組むことが難しい場合でも、身近な人に声をかけるなどし、自分に合った方法でまずは楽しく、無理なく体を動かしましょう。

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、李在鎭(イジェジン)です。

初夏の雲南市、今年も市内で行われる伝統ある素晴らしい行事に参加しました!

~花傘船屋台(はながさふなやたい)奉納祭~

大東町上久野の生山(いくやま)神社で行われる5年に1度のこのお祭りは、なんと1085年に始まったそうです!! 神事の後、3自治会がそれぞれ準備した船屋台と花傘を激しくぶつけ合いました。地元の方に「これから花笠をぶつけあって花を落とすよ」と聞いたときは「え~もったいないなぁ。なんでそんなことを!」と思いましたが、拾った花を持って帰って家の中に飾っておくと縁起がいいということで、いっぱい拾って帰りました。青空に映える色とりどりの花笠は本当にきれいでした。

花傘船屋台

~殿居敷(とのいしき)自治会の純米原酒「殿居敷」完成披露会!~

大東町殿居敷自治会の皆さんが地元でとれたコシヒカリで作ったお酒が完成しました!皆さんの思いのこもったお酒の味は格別で、自治会館が幸せの空気に包まれていました。突然中締めを頼まれて緊張しましたが、何とか日本語でこなすことができました。殿居敷自治会の取り組みがこれからさらに発展して行くことを祈願します。

殿居敷

~いるま花田植え~

地域の皆さんのご厚意で、毎年僕とダニエルさん、外国語指導助手(ALT)で参加させてもらっています。技能実習生の皆さんも加わり、今年も日本・アメリカ・中国・アイルランド・ジャマイカの早乙女と囃はや子しの国際色豊かな花田植えになりました。田植えの後は地域の皆さんと体育館でワイワイ。この直会(なおらい)だけでもとても楽しいですよ。
田植えについては、韓国も高齢化で人手が足りないのは日本と同じです。韓国では何十年も前から都市の大学生たちが夏休み中、農村の田植えのお手伝いをする「農活(ノンファル)」という農村奉仕活動が盛んで、「農活」が学科の伝統になっている大学も多いです。

農活

韓国は日本ほど地域の伝統的な行事が多くありません。日本の「祭り」は韓国でも有名で、関心を持つ人も多くいます。このような地域の行事に呼んでいただいて皆さんと交流する時間は本当に幸せです。雲南市に来られて良かったなと思う瞬間です。


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