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市報うんなん2016年7月号

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平成28年度市政懇談会特集

今年度の市政懇談会は、各町地域自主組織との話し合いにより、下記の市内6会場で開催します。
今回は、「第2次総合計画および地方創生の平成27年度の取り組み結果と本年度の主な取り組み」について、市民の皆さんとの対話を行うことにしています。
多くの市民の皆さんの参加をお待ちしています。
市政懇談会で説明する「第2次総合計画と地方創生の主な取り組み」は、雲南夢ネットの番組で7月14日(木曜)、20日(水曜)、8月3日(水曜)に放送し、市民の皆さんに事前に情報提供しますので、是非ご覧ください。
また、子育て世代の皆さんにも安心して参加してもらえるよう各会場に臨時の託児所を開設します。
なお、託児所を利用される場合は、開催日の3日前までに開催町の総合センターへ申し込みください。

市政懇談会の日程(※開催日順)
開催町 会場 開催日時
三刀屋町 三刀屋交流センター 7月21日(木曜)19時~21時
大東町 大東地域交流センター 7月25日(月曜)19時~21時
吉田町 吉田健康福祉センター 7月29日(金曜)19時~21時
掛合町 掛合総合センター 8月2日(火曜)19時~21時
木次町 木次経済文化会館 チェリヴァホール 8月5日(金曜)19時~21時
加茂町 加茂文化ホール ラメール 8月8日(月曜)19時~21時

※どこの会場へ参加されても構いません。

平成28年度市政懇談会特集

着実に進む雲南市の地方創生の取り組み ~昨年の人口の社会動態は-92人~

雲南市は、20歳代、30歳代を中心とした子育て世代の流出抑制、移住・交流人口の拡大、さらに「人づくり」や「若者誘致」をすすめ、課題解決にチャレンジするまちをめざし、さまざまな目標を掲げています。その大きな目標に「人口の社会増」を掲げています。今月はその取り組み状況についてお知らせします。

1.人口の社会動態

本市では、合併後社会動態で1年平均で200人前後人口が減少していますが、これを総合計画の前期計画期間の平成31年度までに増加へと転換することとしています。
平成27年の社会動態は、92人の減少で、152人の減少目標に対し大幅に上回りました。市民の皆さんが、さまざまな場面で取り組みをすすめられた結果です。
今後も「人口の社会増」に向けて、より一層の取り組みが必要です。

  平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
社会動態目標 - - △152人 △97人 △43人
社会動態実績 △152人 △222人 △92人 - -

※下段は雲南市の人口の社会動態の動向(島根県人口移動調査による)

2.「人口の社会増」に向けた施策の取り組みの状況

(1)「定住基盤整備」と地域課題解決に向けた「人材の育成・確保」

雲南市では、「人口の社会増」に向け、行政が中心となってすすめる「定住基盤整備」と、学校・NPO・産業関連団体・地域自主組織などが、さまざまな場で地域課題解決に取り組む子ども・若者・大人チャレンジにより「人材の育成・確保」がすすめられています。
こうした「人口の社会増」に向けて、平成28年度当初予算では、27年度当初予算よりさらに約1億3千万円増額した約5億円の予算を確保し、取り組みを進めています。

(2)充実した「定住基盤整備」

流出の抑制と移住を促進するため、子育て世代の定住環境の充実を図ることにより、子育て・仕事・住まい等の事業拡充や新規事業を推進しています。

1)子育て分野

子育てに伴う経済的負担の軽減を図るとともに、安心して子育てできる環境づくりに取り組みます。

第3子以降保育料無料化(保育所・幼稚園)事業【継続】
 18歳未満の子どもが3人以上いる場合、第3子以降の保育所・幼稚園・認定こども園保育料を無料にします。
※平成27年度実績
 保育所対象児 244人(保育料軽減額 49,274千円)
 幼稚園対象児 61人(保育料軽減額 3,393千円)

第1子・第2子に係る保育所保育料軽減事業【新規】
 島根県が、平成28年度から3歳未満児の第1子・第2子に係る保育所保育料を軽減します。

子ども医療費助成事業【継続】
 0歳から中学校3年生までの医療費自己負担分を無料にします。
※平成27年度実績
 0歳~小学校6年生 3,843人
 中学1年生~3年生 1,065人
 (助成額 133,765千円)

子ども家庭支援センターの運営【継続】
 乳幼児期からの子どもの発達や虐待、不登校および就労の支援を行います。
※平成27年度実績 教育相談件数 355件

子育て支援センターの運営【継続】
 育児に関する相談業務や、同年代の子どもをもつ保護者相互の交流を促進します。
 特に平成27年度から木次子育て支援センターの土曜日開所時間を半日から1日に拡充しています。
※平成27年度実績
 木次子育て支援センター年間延利用者数 10、850人
 うち土曜日利用人数 1,835人(前年度の約1.7倍)

不妊治療費助成金事業【継続】
 不妊治療に要する費用の一部を助成します。
 平成27年度より一般不妊治療費助成の上限額を年間3万円から10万円に増額しています。
※平成27年度実績
 不妊治療費助成額(人数)  6,101,098円(延べ74人 実人数55人)
 内訳:
 一般不妊治療費助成額 2,930,478円(延べ34人 実人数31人)
 特定不妊治療費助成額 3,170,620円(延べ40人 実人数33人)

2)仕事分野

企業誘致や地域内での地場産業の振興等に加え、起業・事業承継の支援を行い、地域の活力を生み出す産業振興に取り組みます。

企業誘致推進事業【拡充】
 企業誘致専門員を配置し、藤が丘企業団地および神原企業団地等への立地に取り組みます。
※平成27年度実績
 企業立地認定(補助対象事業所)6件
 増加常用従業員数 20人

起業創業・経営支援事業【拡充】
 市内企業と若手起業家とのマッチングを促進し、地域内での第二創業や事業承継が活発化する企業経営の支援を行います。
※平成27年度実績
 創業・事業承継セミナー延参加者数 83人

雲南市産品販路拡大事業【拡充】
 専門人材を配置して雲南市産品の販路拡大に取り組みます。
※平成27年度実績
 産品販路拡大事業数 1件

UIターン介護人材確保事業【新規】
 県外から、市内の介護サービス事業所に就労しようとする人材に対して、事業所で実施される体験研修等に要する費用を助成します。

アグリキャンパス事業【新規】
 就農を希望される移住者や学生の短期農業体験の受入れを行います。

3)住まい分野

子育て世帯のマイホーム建設の促進やUIターン者の拡大、定住促進に向けて、住まいの建設や確保などに関する支援に取り組みます。

子育て世帯定住宅地貸付事業【継続】
 市内に住宅を建設し、定住しようとする子育て世帯に市有宅地を25年間貸与し、貸与期間満了後は無償譲渡します。
※平成27年度実績 0件

子育て世帯定住宅地購入支援事業【継続】
 市内に定住しようとする子育て世帯が住宅建築を目的に、民間売買により宅地を購入する場合、購入費に対し補助を行います。
※平成27年度実績 11件

定住促進住宅(木次東・加茂中団地)の入居者支援事業【継続】
 市外から、定住促進住宅(木次東・加茂中団地)に転入する子育て世帯について、子どもの人数に応じ家賃を減額します。
※平成27年度実績 2世帯

子育て世帯に対する固定資産税課税免除制度【継続】
 子育て世帯が住宅を新築または購入した場合、既存の免除制度を2年間延長し、5年~7年間固定資産税の課税を免除します。
 ※平成28年1月2日以降に新築等された方が対象で平成29年度課税分から免除

空き家改修補助事業【拡充】
 移住者の定住を目的として空き家バンク物件の改修を行う場合、その経費の一部を助成します。
※平成27年度実績 3件

空き家片付け助成事業【継続】
 空き家の片付けに要する費用の一部を助成します。
※平成27年度実績 16件

(3)全国から注目を浴びている人材の育成・確保に向けた「チャレンジプロジェクト」

子どもから大人まで、市民の皆さんのさまざまな「チャレンジ」がはじまり、雲南市の抱える課題を解決しようとする取り組みがたくさんうまれました。また、市民の皆さんと一緒に地域の課題解決に取り組みたい人たちが全国から集まってきています。

1)子どもチャレンジ

自立した大人になるためのキャリア教育を推進し、知徳体のバランスの向上を図りながら、学力の向上対策に積極的に取り組みます。

UNNAN(うんなん)学びサポート事業【新規】
 高い指導力を持つ教員等を招へいし、授業指導や示範授業などを実施するとともに、小中高一貫教育の取り組みを進めるため、教育監を2人配置します。さらに、放課後等に地域の方の参画を得ながら、ICT(タブレット端末)等を活用した学習支援を行います。

教育魅力化推進事業【新規】
 魅力的な教育環境の創出に向けて「教育魅力化推進会議」を組織し、地域とともにある学校づくりを推進します。また、市内高校の寮・下宿費用に対して助成を行うほか、市民バスの増便等により通学環境の向上を図ります。

キャリア教育推進事業【継続】
 多様なキャリア教育プログラムの推進を図るとともに、不登校児童生徒への学習や体験活動を保障します。
※平成27年度実績
 不登校の児童生徒(教育支援センター利用者)のうち学校復帰および進路実現できた割合 92・8%

土曜日の教育支援事業【拡充】
 大学生、社会人、地域の大人が連携・協働して、小学生から高校生までの発達段階に応じた体験学習プログラムや学習支援、地域課題の発見や解決への取り組みなど多様な学習プログラムを提供します。
※平成27年度実績
 土曜学習の中高生参加者数 176人

幸雲南塾INさんべ事業【継続】
 市内中学3年生の希望者を対象に、将来の夢や目標を持ってがんばることの大切さを主体的に学ぶ宿泊型の人材育成講座を開講します。
※平成27年度実績
 将来について考えるようになった生徒の割合 80・0%〈対象者アンケートより〉

2)若者チャレンジ

地域課題解決に向け、課題解決人材の育成・確保をすすめるとともに、若者たちが課題解決にチャレンジしやすい環境づくりに取り組みます。

若者チャレンジ推進事業【継続】
 社会起業や地域貢献を志す若者の学びと実践をサポートする「幸雲南塾(大人版)」を開講し、地域課題解決の担い手の育成・確保と活動のビジネス展開への支援を行います。
※平成27年度実績
 課題解決ビジネス創出数 3件・従業員数 7人

ノウハウ移転推進事業【継続】
 地域課題解決に取り組む若者等に対し、ビジネスに必要となる知識等の習得支援を行います。
※平成27年度実績
 ノウハウを習得した若者 6件・団体数 18人

コミュニティキャンパス推進事業【拡充】
大学生に地域課題解決の現場を学ぶフィールドワークや職業実修等の学習プログラムを提供する「雲南コミュニティキャンパス(UCC)」を開校し、雲南市の地域課題解決の担い手の育成確保を図ります。
※平成27年度実績
 コミュニティキャンパス参加をきっかけに市内の地域活動に複数回参画した学生数 15人

3)大人チャレンジ

地域自主組織の法人化や人材育成など活動基盤の充実強化を図り、住民主体の地域づくり活動を促進します。

地域づくり応援人材配置事業【拡充】
 地域課題解決のため、市外からの人材を地域雇用で配置し定住につなげます。※4地域に1人ずつ、最長3年度間を基本に継続配置します。
※平成27年度実績
 地域づくり応援人材を配置した地域自主組織数 2組織

持続可能型地域推進事業【継続】
 地域課題解決人材を育成・確保するための講座を実施するほか、地域自主組織の法人制度を確立するため、小規模多機能自治推進ネットワーク会議を活かした活動を行います。
※平成27年度実績
 地区計画策定済・策定中の地域自主組織数 26組織

(4)移住定住のための情報発信・相談窓口の充実

雲南市では、地域自主組織やNPO等と連携した積極的な情報発信により、地域課題解決に関心の高いUIターン者や活動実践者の移住につなげています。

■平成27年度開設したサイト
○雲南市子育てポータルサイト 「ゆっくり、子育て。雲南市」 http://kosodate-unnan.jp/
○雲南市のこれからを楽しむサイト 「これから。Unnan」 http://hokkori-unnan.jp/korekara/

■平成27年度リニューアルしたサイト
○雲南市定住情報サイト 「ほっこり雲南」 http://hokkori-unnan.jp/

1)ソーシャルメディアを活用した情報発信の強化

20歳代~30歳代が情報収集に利用されている「フェイスブック」や「ユーチューブ」などのソーシャルメディアを活用し、情報発信を積極的に行いました。
※平成27年度実績
 雲南市公式フェイスブックページ いいね!数 6,198人
 投稿数 750件1投稿あたりの平均閲覧数 約13,000人
 動画配信数 20本・うち動画広告配信(2本)合計再生回数 約820,000回
 1本あたりの平均再生回数 約27,000回

2)定住支援スタッフを増員

移住定住の相談や定住後の生活サポートを充実させるため、専属の定住支援スタッフを2人増員し5人で、情報提供や相談対応などを行っています。

定住支援スタッフが対応した移住定住実績(H17-H27)
移住定住実績

課題解決人材の移住実績(平成27年度)
 雲南市が抱える課題を解決し、挑戦しようと雲南市へ移住された方の人数
 〔移住前の圏域/東北1人、関東13人、関西2人、中国4人(うち県内2人)、九州2人〕
 合計22人

3)空き家バンクの活用

雲南市が市内にある空き家物件の情報提供を行う制度です。どなたでも気軽に利用できます。毎年平均約30世帯100人が、空き家バンクを利用して雲南市に定住されています。

空き家バンクの利用の流れ
・空き家バンク利用申し込み
・空き家情報の閲覧
 うんなん暮らし推進課(電話0854-40-1014)に問い合わせいただくか、市ホームページをご覧ください。
・相談
 専門スタッフが空き家物件に関する相談を受け付けます。電話、FAX、メールでも可能です。
・現地見学
 専門スタッフが現地を案内します。
・物件の交渉・契約
 所有者と面談をし、双方間で交渉や契約を行います。

3.交流人口の拡大へ

(1) 交流人口の拡大

雲南市では、交流人口の拡大に向けた取り組みを進めており、特に、観光入込客を増やすために次のような施策に取り組みます。

雲南市の観光入込客数の推移
平成25年 平成26年 平成27年
144万人 138万人 148万人

(2)交流人口の増加策

従来の観光施策に加え、たたらに関する日本遺産認定、映画「たたら侍」のオープンセットを活用するイベントの開催、JR西日本の豪華列車「瑞風(みずかぜ)」の立寄り観光など、雲南市が全国から注目を浴びる好機が訪れています。情報発信を強化すると共に、来訪者に満足いただけるよう施設の整備を進めます。さらに、「国民宿舎清嵐荘」の改築や中心市街地の整備などにも取り組み、にぎわい創出をめざします。

1)日本遺産「出雲國(いずものくに)たたら風土記」

鉄の道文化圏推進協議会(雲南市・安来市・奥出雲町で構成)で申請していた「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」が文化庁から日本遺産に認定されました。たたら製鉄とそれによって育まれた当圏域の景観や文化を国内外に発信していきます。

2)映画「たたら侍」セットを活用したイベント

昨年夏から秋にかけて撮影された映画「たたら侍」では、市内に大規模な映画セットが築造されました。このセットを活用して、映画の世界観を楽しむとともに地元産品を味わうイベントを計画しています。全国から多くの来訪者が予想されます。雲南市や島根県のファンを増やすことができるよう、ご協力をお願いします。

3)JR西日本「トワイライトエクスプレス『瑞風』」

「トワイライトエクスプレス『瑞風』」は、JR西日本が平成29年春から運行を予定している豪華寝台特急です。中国地方をめぐる列車で、1日1回は下車をして立ち寄り観光されることになっています。この立ち寄り地として、雲南市の『菅谷(すがや)たたら山内(さんない)』、食の杜『室山(むろやま)農園』、『須我(すが)神社』・『神楽の宿』が選定されました。地域の皆さんとともに受け入れ体制を整え、雲南地域の魅力を最大限に引き出せるよう取り組みます。また、この『瑞風』の立ち寄り観光を機会に観光地としての質を高め、さらなる観光誘客をめざします。

おわりに‥

私たちは、「人と自然と歴史と食の幸」を受け継いできたことに感謝し、大切にしていきます。
私たちは、その幸を活かし、市民力を結集し、課題に立ち向かいます。
私たちは、挑戦を通し交流を生み出し、世界につながります。 (これは、第二次総合計画に掲げているまちづくりの理念です。)
地方創生は、市民の皆様と地域、市外の応援団、そして行政の総働による推進が必要です。
今後とも、力を合わせ課題解決に向け歩みをすすめましょう。
 雲南市長 速水雄一


もしもに備えて

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