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市報うんなん2015年8月号

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市長のコラム

ほ場整備事業竣工式で祝辞を述べる速水市長
▲ほ場整備事業竣工式で祝辞を述べる速水市長

中山間地域農業を支える農政の推進を

6月末に市内大東町養賀原(ようかばら)の28.8ヘクタールのほ場整備工事が竣工しました。ここに至るまでの関係者の皆様のご努力に深く敬意を表し、万雷の拍手をお送りいたします。
今回整備された水田に続く赤川下流域の加茂町分の整備済みの水田を合わせると約180ヘクタールの大田園地帯が実現しました。
ほ場整備の目的は、担い手確保対策や効率的な耕作実現にあります。しかしながら、昨今の米価の下落は米作り農家に大きな打撃を与えており、分けて中山間地域の農家にとってはなおさらです。
また、平成26年度は農地中間管理機構の設置、日本型直払い制度の実施、生産調整の平成30年から廃止の考えが国から示されるなど農政改革元年とされていますが、全国一律の農政ではなく棚田の保全など中山間地域の農業を支える農政も併せ推進されることが重要です。
この度のまとまりのあるほ場面積の実現が、担い手の連携や特色のある米作りに繋がることを期待すると共に、決して農地の集積や担い手の集約化が裏目に出る国の米政策であってはなりません。


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