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市報うんなん2015年5月号

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未来をつくる若者チャレンジ

今月から、市が毎年実施している若者チャレンジ支援『幸雲南塾』の塾生を紹介する「未来をつくる若者チャレンジ」を連載します。

第1回目は大東町出身の幸雲南塾2期、4期生 小山 望(こやまのぞみ)さんです。

小山望さん

~未来予想図がより鮮明に描けた~

――幸雲南塾に参加して何か変わりましたか。

市内での人脈ができ、自分の世界が広がりました。特に、人前で話すことは苦手でしたが、話すことで伝わる喜びを感じ、自分の思いを人前で話せるようになりました。周りの人も聞こうとしてくれるし、見守って待ってくれる。いい人たちに出会えました。「いつか育ったところでカフェをしたい」という夢があって、幸雲南塾で受講し夢を話すことで、手伝って共感してくれる人がいることがわかりました。そして、「幸雲南塾」の卒業生が中心となって設立された「NPOおっちラボ」に、昨年の5月1日正式に雇用されました。

――おっちラボでの1年を振り返ってどうですか。

めまぐるしく過ぎていきました。主に、幸雲南塾の運営のほか、地域自主組織の活動にも参加させていただきました。自分が動くことで、地域の未来を想像し、未来予想図をより鮮明に描けるようになった感じでしょうか。人生が変わりました。幸雲南塾に行かなかったら、うつうつとして、今でもカフェを手伝うだけだったと思いますが、今は自分でカフェを開きたいと考えています。

――どんなカフェにしますか。

生まれ育ったこの大東の町に目を向ける人が、もっとたくさんいるといいなと思っています。JR出雲大東駅舎内にある今のおっちラボの事務所をカフェにして、みんなが気軽に集える場所にしていく予定です。カフェの名前は「憩雲(いこう)」。雲が晴れた日に泳ぐみたいに、形が変わったり、集まったり自由なんだけど、雲のように集まっているイメージです。若い人たちが、帰ってきたときに、こういう場所があるんだよと発信し、つながっていったらいいなと考えています。何かやりたいけど、うつうつとしている人は、ぜひ、お話しに来てくださいね。


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