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市報うんなん2016年1月号

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市長コラム

福島視察での意見交換の様子
福島視察での意見交換の様子

市民と行政の信頼の絆を

明けましておめでとうございます。市民の皆様にはご健勝で新しい年を迎えられたことと心からお慶びを申し上げます。
昨年10月には新庁舎が完成しました。安全・安心な行政推進の拠点として、新たな年を雲南市の飛躍の10年に向っての歩みを更に加速する年にしなければなりません。
そうした施策を進めるにあたり、昨年11月末に、島根原子力発電所の周辺5市長(雲南市、安来市、出雲市、米子市、境港市)が、福島第一原子力発電所などを視察しました。原発の安全性の大切さをあらためて再認識すると共に、視察先の一つである楢原(ならは)町では、普段の避難訓練によって、約7000人の全住民が1日で避難できたとのことでした。
避難に際しての説明を聞きながら、「津波てんでんこ」の教訓が頭に浮かびました。津波の際には各自てんでんばらばらに一刻も早く高台に逃げて自分の命を守れ、という意味と聞いています。その教訓は、親が子を子が親を心配しながらも必ず逃げているとの信頼があってこそ成り立ちます。
そうした信頼の絆は、まちづくりにあたって、まさに市民と行政の信頼の絆の強さでもなくてはならないことを、新たな年を迎え、あらためて強く思っています。


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