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市報うんなん2014年9月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

健康推進課 電話0854-40-1045

こんにちは、保健師です。

ひとりで悩まないで一人ひとりの大切ないのち

9月10日は世界自殺予防デーです。この日を含む1週間は、「自死や精神疾患についての正しい知識を普及し、偏見をなくし、命の大切さや危険を示すサイン、危険に気づいた時の対応方法について、理解の促進を図ること」を目的とした自殺予防週間です。
全国の自死者数は、15年ぶりに3万人を下回った平成24年からさらに減少しました。島根県の自死者数も減少傾向にありますが、全国と比較して自死率が高く、年間160人の方が亡くなられています。
雲南市では平成21年度から、「自死防止総合対策検討委員会」を立ち上げ、自死防止を目的とした啓発や人材育成、研修会など様々な活動を関係機関が連携して取り組んでいます。昨年は地域の皆さんと「自死の少ないまちづくり」について考える研修会を開催しました。
「あなた自身の心は大丈夫ですか?」「あなたの周りで苦しんでいる人はいませんか?」誰もが心のバランスを崩す可能性があります。大切な人の命を救う3つのポイントは、
(1)悩みに気づき、耳を傾ける
(2)専門家に相談するよう促す
(3)寄り添い、じっくり見守る
ことだと言われています。
もしもあなたの周りにつらそうな人がいたら、まずはやさしく声をかけ、ゆっくり話を聴いてみてください。

※「自殺」と「自死」について
雲南市では昨年から、公文書、市報、啓発資料などは「自死」を表記の基本とし、固有名詞や統計用語、法令や法律等で用いられるものに関しては「自殺」を用いることとし、2つの言葉を状況に応じて使用することになりました。

【心の健康相談】
雲南市では、心の健康相談を次の日程で開催します。
ご相談は健康推進課まで電話でご連絡いただき、「保健師に替わって」とお伝えください。
9月10日(水曜)午前9時から午後5時まで
相談窓口:雲南市役所健康推進課 電話0854-40-1045

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-45-0300

地域運動指導員のみなさんを紹介します(吉田町)

雲南市では、市民のみなさんに身近なところで、からだを動かすことの楽しさや大切さを伝える「地域運動指導員」のみなさんが活躍されています。今回は、吉田町で活躍されている6名(全8名)の指導員にお話を聞きましたので紹介します。


▲吉田町の地域運動指導員さん
左上より 堀江良子(ほりえよしこ)さん、若槻勉(わかつきつとむ)さん、堀江三重子(ほりえみえこ)さん
左下より 岡田清野(おかだきよの)さん、渡部悦子(わたなべえつこ)さん、錦織弘子(にしこおりひろこ)さん
他2名(長羅稔子(ながらとしこ)さん、大家眞木子(おおえまきこ)さん)

地域運動指導員のみなさんの声

―やっていて良かったこと
運動教室参加者にスーパーなどで「運動を続けて頑張っとるよ」と声を掛けてもらうと、とても嬉しい気持ちになる。同時に、“自分も運動して元気でいないと”と思い、自分自身の健康意識が高まった。

―大切に思っていること
吉田町には高齢者総合福祉施設「ケアポートよしだ」がある。そこで長年地元の高齢者の健康・体力づくりを支えてきた、先輩指導員のみなさんの活動・思いを引き継ぎ、私たちも得意分野を活かして、自分たちなりに出来ることを考えて地域へ貢献していきたい。

―地域運動指導員をもっと知ってもらいたい
今はまだ知名度が低い。どんどん活動をPRして、いつか「あの人達はあんなことしてごさいけん来てもらうか」と言ってもらえるように努力していきたい。
地域のサロンや老人クラブ、自主グループなどでの運動あそびや体操紹介、近所での声かけ活動などで、健康づくりのお手伝いをされています。ぜひ、みなさんも地域運動指導員と一緒にからだを動かしてみませんか?

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、ダニエルです。

6月から8月まではアメリカの夏休みです。毎年8月の最後の週に、家族みんなでインディアナ州から国を横切って、サウスカロライナ州の海へ車で旅行します。
とにかく運転時間が長いです。1日目は朝6時ごろに出て、夜10時まで、昼食以外休憩せずに車に乗っています。子どもの頃は気づいていませんでしたが、運転する父はすごい体力を持っていたと思います。そして、一晩ホテルで泊まった後、2日目は6時間かけてようやく海に到着し、いよいよ休みの始まりです。
家族全員が疲れはてているにもかかわらず、すぐ水着に着替え、海で泳いだり、砂の城を築いたりします。父と一緒にカタマラン(双胴船(そうどうせん))に乗って、猛スピードで海上を航行するのも毎年の楽しみです。夕方になると、潮が満ちて砂の城が徐々に崩れていきますが、その出来事が夕ご飯の時間を告げてくれるので、意気込んで水浴びした後はコンドミニアム(マンションタイプの宿泊施設)に戻って食べる準備をします。毎晩、家族みんなでおばさんの美味しい料理を食べて本当に幸せです。
先月、一年ぶりに家族に会いに帰国しました。自分がどこへ行っても家族はいつも待っていてくれます。家族は大切な存在ですね。


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