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市報うんなん2014年9月号

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市長コラム

パネルディスカッションの様子
▲パネルディスカッションの様子

~中山間地域の農業を守るために~

7月半ばに、中山間地域の農業振興についての研究会(ルーラル・ミーティング)が、雲南市で開催されました。
島根県農業農村整備推進協議会が主催し、国の農政改革に中山間地域の農業の実態等を反映させるため、該当地域である雲南市内での現地調査を踏まえて国との意見交換等が行われました。
この研究会は平成17年度から毎年県内各地で開催され、今回が10回目となりますが、雲南市では平成20年にも開催されています。
前回は、平野部にはない中山間地域ならではの「ため池」の状況が視察され、その多くが老朽化している実態を理解した国の農政を引き出すためでした。その結果、国、県の補助事業が実現しました。
そして今回は、農地中間管理機構の設置、米の生産調整の見直し、日本型直接支払制度※の創設など農政改革元年と言われる今年、今までにも増して地域の実情を見渡し、全国一律でない農政の推進を強く求めるための開催でした。
国も地方の声に耳を傾ける機会を求めています。農政に限らず、地方はそうした機会を積極的に創ることが大切だと思います。

※農業の多面的機能の維持・発揮のための地域活動(維持管理等)や営農活動に対して支援する制度


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