ここから本文です。

市報うんなん2014年5月号

ここから本文です。

うんなん日和

避難所・防災備蓄品等見学会

防災備品などの見学会の様子
▲防災備品などの見学会の様子

2月20日、雲南市は、掛合町多根周辺で大きな災害が発生及び予測される場合に、島根イーグル株式会社を指定避難所とする協定を結びました。また、島根イーグル株式会社では、災害発生時に備え400人の非常食3日分の備蓄と防災用品が整備され、有事には地域に提供いただけます。この度、防災備品等の整備が整い、3月11日の防災の日にあわせ、多根地区の皆さんや島根イーグル株式会社の従業員など60人が参加し、避難場所となる施設や防災備品などの見学会を行いました。

加茂子育て支援センターが竣工

竣工式の様子
▲竣工式の様子

旧保育所施設を利用し実施していました加茂子育て支援センターは、老朽化が進んだため、昨年9月から建て替え工事が行い、3月27日竣工式を行いました。乳幼児の保護者の子育て相談や情報提供の拠点である「子育て支援センター」と、仕事と子育ての両立支援や児童の健全育成を目的とした「放課後児童クラブ」を併せ持つ施設として4月からは、「社会福祉法人たんぽぽ」へ業務委託しスタートしています。

災害時における緊急用LPガスの調達に関する協定の締結

写真左から蔵元副会長、藤井副市長、井谷支部長
▲写真左から蔵元副会長、藤井副市長、井谷支部長

3月20日、市役所において一般社団法人島根県LPガス協会及び島根県LPガス協会雲南支部と、雲南市との「災害時における緊急用LPガスの調達に関する協定書」の締結調印式が行われ、島根県LPガス協会の副会長 蔵本章雅(くらもとあきまさ)さん、島根県LPガス協会雲南支部の支部長 井谷憲治(いだにけんじ)さんと藤井副市長が協定書に調印しました。
この協定は、雲南市内において地震・洪水等、自然現象による災害及びその他の重大な事故等が発生してライフラインが断たれた場合に、緊急的に燃料であるLPガス及びその他燃焼器具など、必要な用具を調達することを目的に行うものです。

松笠交流センターが竣工

松笠交流センター全景
▲松笠交流センター全景

掛合町の地域自主組織「松笠振興協議会」の活動拠点として整備が進められてきた「松笠交流センター」が完成。3月29日に、愛称を「松笠ご縁の館」と名づけられた同施設で竣工式が開催され、地元住民と関係者など約200人が盛大に完成を祝いました。
「松笠振興協議会」では、歌舞伎や縁結び地蔵、獅子舞など、地域の伝統文化継承に熱心に取り組まれています。
会長の 石橋健一(いしばしけんいち)さんは、竣工式のあいさつの中で、「お年寄りは財産、子どもは地域の宝。この宝に更なる磨きをかける場として、この施設を大いに活用していきたい」と抱負を述べられました。

「街道をゆく 砂鉄のみち」ツアー 80人が来市

ツアーの様子
▲ツアーの様子

3月14日から16日、司馬遼太郎(しばりょうたろう)記念館(東大阪市)友の会の交流ツアーとして全国から集まった80人が島根県を訪れました。このツアーは毎年、記念館友の会の交流ツアーとして企画され、故・司馬遼太郎さんが歩いた道を辿るコースで行われています。
今回のツアーは、司馬さんの著書「砂鉄のみち」をもとに計画され、2泊3日の行程で雲南市、安来市、奥出雲町をめぐりました。一行は、16日に、吉田町の菅谷たたら山内と加茂町の光明寺を訪れ、司馬さんがかつて見た光景を楽しみながら案内に聞き入っていました。

広島県のショッピングモールで桜フェア開催

店内の様子
▲店内の様子

雲南市は、雲南市PR大使を務める磯部幸枝(いそべゆきえ)さん(広島県)の協力により、広島県安芸郡のショッピングモールで雲南市桜まつりのPRを行いました。
磯部さんは、数年前に斐伊川堤防桜並木を見て雲南市のファンになったことから、毎年この時期に、自分が店長を勤めるワッフル専門店で「島根県雲南市コラボ企画 桜フェア」を自主的に開催しておられます。今年も3月1日から、季節限定商品を注文すると抽選で雲南市内の桜染め商品やワインなどの特産品をプレゼントする企画を開始。
3月17日には、店内で雲南市桜まつりのパンフレットを配布し、雲南市の観光PRを実施しました。

松江木次線バイパス2工区が開通

通り初めの様子
▲通り初めの様子

島根県では、大東町内で、主要地方道松江木次線のバイパスとなる道路建設工事を行っていますが、このたび大東総合センター南側の261メートルが完成し、3月26日より供用開始となりました。
当日は、現地において交通安全祈願祭と「通り初め」が行われ、関係者や大東保育園の園児たちと道路の完成を祝いました。

~ありがとう!!ふるさとの想い出~ 久野小学校閉校式

校歌を歌う久野小学校の児童たち
▲校歌を歌う久野小学校の児童たち

3月22日、久野小学校体育館で140年続いた久野小学校の閉校式が行われ、児童15人を含む400人が学び舎に別れを惜みました。
第1部の式典では、速水市長が「この小学校は教育の振興はもとより、地域文化の発展に貢献してきた学校。閉校後も引き続き地域の文化振興の拠点にならなければならない。地域の皆様にこの小学校をどう活かすか知恵と工夫を凝らし市に提案してほしい」と式辞を述べ、その後、渡部由起子(わたなべゆきこ)校長が校章を速水市長に返納しました。
第2部では、児童15人全員で歌や想い出などを群読。久野っ子はいつも元気いっぱい、それは地域のみなさん、保護者、友達のおかげとし、PTA会長さんや関係者のみなさんに「ありがとうのメッセージ」を付して感謝状を手渡しました。
児童たちは、最後に校歌を歌い、「ありがとう。ふるさとの想い出を胸に、大東小でも、大東中でも、久野っ子らしく頑張ります」と力強く決意を述べました。

~新しい温泉の始まり~ 温泉小学校・温泉幼稚園閉校閉園式

歌を歌う温泉小学校の児童と温泉幼稚園の園児たち
▲歌を歌う温泉小学校の児童と温泉幼稚園の園児たち

3月23日、温泉小学校体育館で140年続いた温泉小学校の閉校式、58年続いた温泉幼稚園の閉園式が行われました。
式典では、速水市長が式辞を述べた後、宮川稔(みやがわみのる)校長が「温泉地区から小学校、幼稚園はなくなるが、子どもたちや地域の方の心の中には永遠に存在し続け、ふるさと温泉の良さを語り続けられる」とあいさつされました。児童11人と園児3人が想い出を語ったり、歌を歌い、「今日で閉校、閉園します。でも今日は終わりではなく、新しい温泉の始まりの日です。今日のこの日を忘れずに、みんなで新しい一歩を踏み出しましょう」と決意を述べ、それぞれの歴史に幕を下しました。

「スペシャルオリンピックス日本・島根」設立

陸上競技の様子
▲陸上競技の様子

4月4日、木次経済文化会館チェリヴァホールにおいて、スペシャルオリンピックス日本・島根設立総会及び認証式が行われました。国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」は、知的障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供する団体です。現在、世界170ヵ国以上で400万人、国内では全国47都道府県で約8,000人のアスリートが参加しています。
地区組織認定式では、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本理事長 有森裕子(ありもりゆうこ)さんと島根会長の速水市長が協定書に調印。認定状と旗が有森理事長より手渡されました。バスケット、水泳、陸上競技の三種目で活動し、2015年に開催される夏季世界大会の国内選考会(本年11月、福岡県で開催)には、4人の選手を派遣する予定です。

雲南市桜まつり2014開催

昭和30年代まで走っていた「花馬車」が復活
▲昭和30年代まで走っていた「花馬車」が復活

3月21日から4月21日までを雲南市桜まつり期間とし、4月5日、6日の2日間、JR木次駅周辺においてメインイベントを開催しました。郷土芸能ショーやこだわりの食の幸が楽しめる100メートルのロングテーブル「雲南食堂」、蒸気機関車の公開展示や花馬車復活、5日の夜は、花火大会やさくらフェスなど盛りだくさんの内容が繰り広げられました。今年は、中・高校生や大学生211人が参加し、アート・演劇、食、写真の部にわかれて行った「うんなん若者チャレンジプロジェクト」により、桜まつりを盛り上げてくれました。

~29年の活動に幕~ 尾原地区ダム対策同盟会解散

解散式の様子
▲解散式の様子

3月30日、木次町平田の雲南市尾原地域づくり支援センターで尾原ダム直下流の自治会で組織されている「尾原地区ダム対策同盟会(会長 亀山賢己(かめやままさみ)さん、会員17戸)の解散式が、国土交通省や島根県など関係者70人出席のもと行われました。
この同盟会は昭和60年10月に結成され、以来平成26年3月まで29年の長きにわたり、工事現場と隣合せで活動されてきました。また、当日は結成時より会長を務められた名誉会長 故 亀山利夫(かめやまとしお)さんへのご労苦に対し、雲南市より感謝状が贈呈されました。

~夢を持って楽しく過ごす「夢民谷」がスタート~ 民谷交流センター開所式

雲南市から交流センターの看板を贈呈(写真左から岩田会長と速水市長)
▲雲南市から交流センターの看板を贈呈(写真左から岩田会長と速水市長)

民谷交流センターの開所式が4月6日行われました。
吉田町民谷地区では、平成23年度末の民谷分校閉校後、地域のあり方と旧分校施設の利活用という課題に対し、民谷地域活性化委員会を組織され、アンケート調査や地区民ヒアリング、検討会などを通じて、民谷地区の将来を検討されてきました。このほど、民谷地区における地域自主組織の組織化とその活動拠点として旧民谷分校を交流センターとして活用するという地域のみなさんの想いが結実したものです。
民谷交流センターは、地区に集う皆さんが夢を持って楽しく過ごしていけるような地域をめざすことから、愛称として「夢民谷の楽校(むうみんだにのがっこう)」と名づけられました。

訪れる場所作り「佐世だんだん工房」しまね建築・住宅コンクール奨励賞受賞

地方をちょっぴり豊かに暮らすidea会議『佐世かふぇ』の様子
▲地方をちょっぴり豊かに暮らすidea会議『佐世かふぇ』の様子

3月5日、平成25年度しまね建築・住宅コンクールの活動部門で「佐世だんだん倶楽部」(代表:黒崎寿夫(くろさきひさお)さん)が奨励賞を受賞されました。この賞は県内での活力ある暮らしを支える住宅・建築物や様々な取り組みの事例を募集し、特に優れたものに対して贈られるものです。
4年前から、大東町西阿用地内にある空き家を活用し、人が集い賑わう場となるよう「佐世だんだん工房」がつくられました。
最近は、「大人生活充実企画『ままのためのかふぇ』」や「地方をちょっぴり豊かに暮らすidea会議『佐世かふぇ』」など様々な交流が行われています。

歌劇「ふることぶみ(古事記)」演劇によるまつづくりプロジェクト実行委員会が上演!!

歌劇「ふることぶみ(古事記)」総勢100人による合唱
▲歌劇「ふることぶみ(古事記)」総勢100人による合唱

3月15日、16日の2日間、木次経済文化会館チェリヴァホールにおいて、歌劇「ふることぶみ(古事記)」が上演されました。雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会(委員長 吾郷康子(あごうやすこ)さん)によるこの歌劇は、創作市民演劇「桜並木の物語」「異伝ヤマタノオロチ」「水底平家」に続く第4弾。
今回は、古事記編さんに尽力した稗田阿礼(ひえだのあれ)のふるさと、大和郡山市との共同で制作され、大和編を劇団カムカムミニキーナ主宰・松村武(まつむらたけし)さん、出雲編を三刀屋高校演劇部を何度も全国大会に導いた亀尾佳宏(かめおよしひろ)さんがそれぞれ脚本・演出を担当。世界的なノコギリ奏者、作・編曲家のサキタハヂメさんが全編音楽を担当され、出演者・スタッフ総勢100人余による大合唱に、2日間合わせて850人の観客から、拍手の嵐が会場を包みました。

佐世野球スポーツ少年団30周年

大東町内のスポーツ少年団集合写真
▲大東町内のスポーツ少年団集合写真

大東町の佐世野球スポーツ少年団は、今年で30周年を迎えました。
3月16日は、記念事業として、大東町内3チームによる親善野球大会が佐世小学校グラウンドで行われ、子どもたちの元気なプレーが見られました。
また、佐世交流センターでは、歴代の監督などスポ少関係者ら約70人を迎え、記念式典及び祝賀会が行われました。

たたらば壱番地来場者50万人突破

記念のくす玉割の様子
▲記念のくす玉割の様子

平成25年3月のオープン以来、約1年で当初予想を大きく上回るペースで来場者50万人を突破した「たたらば壱番地」(吉田町)で、3月24日、記念のイベントが催されました。記念すべき50万人目の来場者は、広島県東広島市在住の林さんご家族。
会場では、しまねsuper大使吉田くんが見守るなか、たたらば壱番地へ出店する4業者が用意した雲南市の特選品が、記念品として速水市長から手渡されました。

交通事故ゼロ雲南関所開設

ちびっ子おまわりさん
▲ちびっ子おまわりさん

春の全国交通安全運動期間が4月6日から始まり、5日に雲南警察署、雲南市交通安全対策協議会主催の「交通事故ゼロ雲南関所」(テント村)が、大東町大東地内で開設されました。当日はちびっ子おまわりさんが「僕たち、私たちは、ルールを守って事故に遭わないよう気をつけます」と誓いを述べ、参加者の皆さんがドライバーにチラシやティッシュを手渡し、交通安全を呼びかけました。

近畿ふるさと会の想いを込め桜の苗木を植樹

雲南市近畿ふるさと会のみなさんと記念撮影
▲雲南市近畿ふるさと会のみなさんと記念撮影

雲南市近畿ふるさと会より桜の苗木100本が贈られ、4月5日に明石緑ヶ丘公園にて苗木の贈呈式と、この桜の一部を植樹する式典が行われました。
雲南市近畿ふるさと会会長 須山篤志(すやまあつし)さんは、「市制の10周年をお祝いして贈らせていただきます」とあいさつされ、速水市長は「故郷を大切に想っていただきありがとうございます。この苗木は市民活動団体として市の桜を守っていただいている雲南市さくらの会にお願いし、末永くきれいな花を咲かせるように管理していただきます」とお礼を述べました。
残りの苗木は今後、桜の植え替えなどの際に活用される予定です。

実業団陸上部が市長を表敬訪問

住友電気工業株式会社の陸上競技部のみなさん
▲住友電気工業株式会社の陸上競技部のみなさん

市内で合宿を行っている住友電気工業株式会社の陸上競技部・松本俊裕(まつもととしひろ)総監督、部員7人が、4月9日雲南市長を表敬訪問されました。
住友電気工業株式会社陸上競技部の皆さんは、一昨年に初めて市内で合宿を行って以来、昨年は3回、今年は5回の合宿を計画。
この日は、島根県観光協会から選手の皆さんに、県の企業局が島根の水をろ過して作られた「しまね神話の国の水」48本が贈られました。


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関