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市長コラム

市報うんなん2014年4月号

 
雲南市長のコラム
雲南市議会3月定例会で所信表明する速水市長(3月3日、議場)
雲南市議会3月定例会で所信表明する速水市長(3月3日、議場)
教育委員会制度改革にあたって

今、教育委員会制度の見直しが検討されようとしており、自民党による改革案の方向で決着する見通しです。
改革に当たっては、(1)教育の政治的中立性、(2)教育委員会の存在意義の2つの視点が重要と思います。改革案では、教育委員会が引き続き教育行政の最終責任者とされていることは歓迎しますが、教育の中立性が確保される教育委員会でなくてはなりません。
また、教育委員長と一体化した教育長を首長が任命すること、首長が主催する(仮称)「総合教育施策会議」の設置が(うた)われています。
前者は、首長の任命は可とするも、首長の考えが教育委員会に大きな影響を与え、教育の中立性を脅かす可能性があることから両者のポストはそれぞれ必要であると存じます。
後者は、教育基本計画の策定や教育条件整備等教育委員会との協議、調整の場とされていますが、教育が行政全体で進められるべきであることから、望ましい姿であると存じます。ちなみに、雲南市ではこれまでも教育委員会と市長部局は、都度、協議・調整の場を持っているところです。
 

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