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市報うんなん2015年3月号

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特集「輝け!! スペシャルオリンピックス」

スペシャルオリンピックスの誕生

スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。活動は非営利で、運営はボランティアと善意の寄付によって行われています。

※スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障がいのある人たちをアスリートと呼んでいます。

1968年、故ケネディ大統領の妹ユニス・シュライバーは、当時スポーツを楽しむ機会が少なかった知的障がいのある人たちのスポーツを通じた社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス」を設立。
40年たった今、確実に社会を変える動きとして世界に広がっています。現在、世界170ヵ国以上で400万人のアスリートが参加しています。

スペシャルオリンピックス日本・島根の誕生

日本では、1994年国内本部組織「スペシャルオリンピックス日本」が国際本部より認証を受け発足しました。島根県内では昨年4月4日に地区組織(会長 速水雄一・事務局(株)キラキラ雲南)として認定を受け、認証式を行いました。
現在、国内では全国47都道府県で約8,000人のアスリートが参加しています。

▲認証式であいさつする速水会長 ▲認証式では、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本理事長有森裕子(ありもりゆうこ)さんから認定状と旗が手渡されました。

スペシャルオリンピックス日本・島根の活動2014 ~たくさんの笑顔と元気いっぱいのアスリートたち~

夏季地区大会(2014)

水泳 バスケットボール

▲7月6日松江市鹿島総合体育館プール

▲7月20日三刀屋文化体育館アスパル

第1回スペシャルオリンピックス日本・島根陸上競技会

陸上
11月23日大東ふれあい運動場陸上競技場
多くのボランティアの方々に協力をしていただきました。

第6回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・福岡

4年に一度行われる全国大会「スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム」は、11月1日から3日間福岡市を中心に開催され、全国から集まった1,568人のアスリートと、大会関係者、ボランティア、応援団を含め約1万人が参加し盛大に行われました。
島根県からは9人の選手団(団長、アスリート4人、コーチ4人)が参加し、陸上、水泳、バスケットボールの3種目に出場。雲南市から出場したアスリートたちも大活躍しました。

水泳50m自由形・《銀メダル》 陸上100m走・《銀メダル》
渡部愛美(わたなべめぐみ)さん(掛合町) 渡部亮(わたなべりょう)さん(掛合町)
全国大会という大きな大会に初めて参加しました。大きな会場だったので、スタート前は緊張して足が震え、涙が出そうになりましたが、がんばって良い記録が出せて嬉しかったです。部活の柔道でも、スペシャルオリンピックスで学んだことやメダルを獲った経験を活かして頑張りたいです。 社会人になり初めて全国大会に参加させてもらいました。開会式で島根県選手代表として旗手を務め、とても緊張しました。
陸上100m走で、銀メダルを獲ることができ良かったです。これからも社会人として、スペシャルオリンピックスに参加し頑張りたいです。

スペシャルオリンピックス日本・島根のスポーツプログラム以外の活動(2014)

JR下久野駅「花ももステーション春のまつり」で活動PR

5月25日、木次駅からトロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗車し、観光客で賑わう列車の中で速水会長とアスリートたちが活動を紹介しました。その後、乗客のみなさん一人ひとりへ活動チラシを配布し、下久野駅で下車した後は「花ももステーションまつり」の会場で、歌を披露し、活動をPRしました。


▲速水会長がトロッコ列車の車内で活動PR

▲イベント会資料配布

雲南×田舎ぐらし体験交流会

11月30日、大東町下久野で県内の大学生のみなさんと田舎ぐらし体験交流会を行いました。
5班にわかれて昼食を作り、みんなで一緒に食事をしました。みんあで和気あいあいとした交流を深め、たくさんの笑顔につつまれた会となりました。


▲大学生のみなさんと交流

▲記念写真

※写真提供:若槻和宏(わかつきかずひろ)さん(スペシャルオリンピックス日本・島根 広報委員)

※スペシャルオリンピックス日本・島根では、ボランティアを募集しています。
関心がある方は事務局(ラメール内 電話0854-49-8500)まで問い合わせください。

うんなんのスポーツ施策

平成24年に制定された「スポーツ基本法」ではスポーツは文化であり、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは人々の権利であると明記されています。高齢者も若者も幼児も、障がいのある人もない人も、だれでもスポーツや運動によって「体を動かす喜び」を感じることができるよう施策を進めています。
平成28年度には「さくらおろち湖(尾原ダム)」を会場として全国高等学校総合体育大会のボート競技が開催されます。教育委員会では、同大会の成功に向けて全市的な取り組みを行います。

全日本マスターズレガッタ

(公社)日本ボート協会が主催する「第8回全日本マスターズレガッタ」が5月16日(土曜)、17日(日曜)、さくらおろち湖(尾原ダム)で開催されます。
全国からおよそ1,000人のマスターズ選手が競漕レースを楽しむほか、交流と親睦を深め合います。
雲南市と奥出雲町ではこの大会を平成28年夏に開催する全国高等学校総合体育大会のリハーサルとして位置づけ、大会の開催を支援しています。

【問】教育委員会全国高校総体準備室 電話0854-40-1074


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