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市報うんなん2014年12月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-45-0300

学生が職場体験に来てくれました!

毎年、研究所では、職場体験の学生さんを受け入れています。今年の職場体験は、地域に出かけて“からだを動かすことの大切さ”を所員と一緒に伝えてもらいました。
中学生には、検診会場や商店街でチラシ配布を手伝ってもらいました。三刀屋中学校の柳田翔(やなぎだかける)くんは「チラシ配りはとても大変だったが、手渡すとお年寄りさんから優しく声をかけてもらい、嫌な顔せず笑顔で受け取ってもらうなど、とても嬉しかったのが印象に残った」と話してくれました。木次中学校の大森雄介(おおもりゆうすけ)くんは、「自分が思っていたよりも、お年寄りさんと関わる機会がたくさんあり、やりがいがあった。自分もこれからたくさんの人に役に立ちたい」と感想を語ってくれました。
三刀屋高校の職場体験では、多根地区でのポスター掲示や須賀延寿会(すがえんじゅかい)さんの運動教室へ出かけました。陶山裕可里(すやまゆかり)さんは、「お年寄りさんなどたくさんの方との触れ合いがあり、一緒にからだを動かして、地域の健康をそばで支える仕事が経験できた」と語り、板倉知香(いたくらちか)さんは、「地域での触れ合いを通じてコミュニケーションのあり方を考え実践する難しさを実感した」と語ってくれました。高校生二人は、「地域の課題や自分自身について考える機会になり、今後の進路に活かしていきたい」と感想を語ってくれました。
今回の職場体験を学生さんの進路選択に役立てていただくとともに、研究所にとっても、日頃の活動を振り返るよい機会となりました。

三刀屋のみなさんと(前列右から1、2番目)
▲三刀屋のみなさんと(前列右から1、2番目)
須賀延寿会のみなさんと(前列右から3、4番目)
▲須賀延寿会のみなさんと(前列右から3、4番目)

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、李在鎭(イジェジン)です。

先月は僕の誕生日でした。韓国でも誕生日にはケーキを食べますが、誕生日の朝、必ず食べるものがあります。それは「ミヨッグック(わかめのスープ)」です。韓国では、産後回復のために3週間ほど毎日わかめスープを飲みます。それで誕生日には、何歳になっても母親が作ったわかめスープを飲むのが習慣です。ただし、誕生日だとしても、重要な試験が控えている時は飲みません。わかめ=滑るをイメージさせるからです。

また、韓国では「誕生日の朝」が重要です。両親の誕生日には、朝一番に電話を入れます。僕の妻は日本人なので、出勤前に電話するというスタイルが身につかず、いつも夜思い出してはひぇぇと倒れこみ、怖々電話をしていました。(そんな時は母の電話の出方がいつもより少し怖いそうです。僕はもちろん朝さっさと電話します。)

さて、最近は出産後は産後調理院(サヌチョリウォン)という施設に1~2週間入るのが一般的です。少し前に、日本の女優さんが利用して話題になりましたが、赤ちゃんにミルクをあげること以外は全て施設がやってくれます。ヨガ教室サービスや美肌管理サービスなどもあり、至れり尽くせり。産後のむくみに良く効くとされている「鯉煮込みスープ」なども提供されます。もちろん費用はものすごく高いですよ。ピンきりですが、一週間で3万~60万円ほどです。

産後調理院のヨガ教室
▲産後調理院のヨガ教室
わかめスープ
▲わかめスープ

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