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市報うんなん2014年12月号

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みんなで作ろう! 認知症になっても安心して暮らせる雲南市

認知症徘徊SOSネットワーク模擬訓練を行いました

11月7日加茂町内で、行方不明になった認知症の方をいち早く発見するための「認知症徘徊SOSネットワークシステム」模擬訓練を行いました。訓練では、ネットワークの協力会員にメールやファックスで行方不明の情報を連絡し、会員から情報を集めるほか、音声告知放送でも情報提供を呼びかけ、早期発見につなげる情報伝達の流れを確認しました。
また、訓練にあわせ、「認知症の人と家族の会」や加茂町内の加茂交流センター運営協議会、民生児童委員、事業所職員など18人が、町内でPR活動を行いました。
認知症の方をみんなで見守る安心なまちづくりをめざし、一人でも多くの方がこのネットワークの協力会員に登録いただきますようお願いいたします。
詳しくは地域包括支援センター(電話0854-40-1043)へ問い合わせください。

写真はAコープかも店前での啓発活動
▲写真はAコープかも店前での啓発活動

認知症で徘徊している人を見かけたら…

認知症の人は、強い不安を感じています。急に近づいたり、大声で声をかけたり、急がせたりすると、本人を驚かせてしまいます。
まずは優しく「こんにちは」とあいさつをして、顔見知りの人であれば、お茶でも飲んで休憩するよう勧め、その間にご家族に連絡してください。
見知らない人であれば、あいさつをした後で「お出かけですか?」「何かお手伝いをしましょうか?」「一休みされませんか?」など声をかけ、様子がおかしいと思ったら警察や地域包括支援センターにご相談ください。

認知症の方を介護しているご家族にも地域の温かいご支援を…

24時間介護をされているご家族の苦労は並大抵ではありません。
介護者の方の話を聴いたり、地域行事の負担軽減等について配慮したり、同じ地域に住む私たちにできる支援はたくさんあると思います。
介護者の方が1人でも頑張り過ぎないように、地域の皆さんがやさしく見守ってくださることで、認知症の方もご家族も住みなれた地域で1日にも長く安心して暮らすことができます。
家族が認知症になった場合に、気軽に近所に相談して協力を求められるような地域をみんなで一緒に作っていきましょう。


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